寝てる所にこっそり…
そろそろ寝てる頃かな…?
おじゃましま~す…
わ、真っ暗…!
足元見えないけど、何も置いてないよね…?
んしょ…んっしょ…
よーし、ちゃんと寝てるみたいだね
あとは気づかれないようにそーっと布団の中に入って…
もぞ…もぞ…もぞ、もぞ…
ん…ぅん
んー…
お布団に潜るとこの子の匂いがする…
んぅ…こんなの久し振りだなぁ
ふふ、ここまで入っても気づかないなんて、熟睡してるのかな?
よしよし…よしよし…
今日はお姉ちゃんが朝まで添い寝してあげるからね~…
ねんね、ねんね…ねんね、ねんね…
ん…ぅん
んん…んー…
ふふ、可愛い寝顔…♪
身体は成長してても、こういう所は変わってないよね
ずっと見てても飽きないくらい…
この柔らかそうなほっぺだって…
つん、つん…つん、つん…
あぁ~、この触り心地最高~♪
指に食い込む感触が堪らないのよね
ぷにぷに~…ぷにぷにぷに~…
ん?あれ…もしかして起こしちゃった?
ご、ごめんね
可愛くてついつい、イタズラしたくなっちゃって…
もう~、お姉ちゃんがここにいる事は気にしなくていいのっ
君はただ眠る事だけを考えて?
今日だってもう眠くて仕方がないでしょ?
ほら、目をつぶって…
お姉ちゃんがこうやって添い寝してあげるから…
そしたら、自然と夢の世界に戻ることが出来るよ
ねんね~…ねんね~…
ん…ぅん
昔みたいに身体をとんとんって叩きながら、寝かしつけてあげる…
おやすみなさ~い…
今日も一日お疲れさま…明日は休みだし、一緒に息抜きしようね…?
うーん…そうだなぁ
そろそろ新しいお洋服欲しいし、君にも見繕って欲しいかな
ふふ、君の好みの服も着ておしゃれしてみたいしね
弟色(おとうといろ)に染まったお姉ちゃん…っていうのも、何だかいいと思わない?
…なーんて言ったら、また逃げられちゃいそう
でも、お姉ちゃんはからかってるんじゃなくて、本心で言ってるんだからね
その事は分かって欲しいかな…
ん…んんっ
んぅ…
明日は駅前のデパートでお買い物…♪
いろんなお店まわろうね…
だから、今日はもうおやすみ…
おりこうさんだから…
ねーんねっ…ねーんねっ…
ん…んぅ
んん…ぅ、ん…
このまま、お姉ちゃんも一緒に横になってぇ…
んしょ…手を貸して?
ん…あったかい
君の体温が私の手の平にも伝わってくる…
ぎゅー…ん
こうしてると落ち着くなぁ…
とん、とん…とん、とん…
静かだから、時計の針の音も聞こえてくるね
かちこち…かちこち…
一定の早さの音が私たちを夢の世界へ連れて行ってくれるみたい…
ん…ぅ、ん
んー…
ふわ、ぁ…私も何だか眠くなってきちゃった…
もう君も寝ちゃってる…よね…?
うん…この落ち着いた寝息なら大丈夫そう…
これで安心してお姉ちゃんも眠れるよ~…
んんぅ…
おやすみ…大好きだよ…?
あんまりお姉ちゃんから…離れすぎないでね…?
これからも…ずっといっしょぉ…
すぅ…すぅ…