Track 1

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暗示 硬直 深化 のゆりかご

ふぁー… おはよう。 あ、寝に来たの? ようこそー… 楽にしていいからね… ふぁー えーっと… きょおは… 暗示の力を使って… あなたの眠りをサポートするよ むにゃむにゃ…まずー お布団か ベットに 横になって貰いたいんだ。 毛布被ってー 楽な姿勢で 目も閉じて。 ゆっくり休んで貰いたいからね… お手洗いとかも、今のうちにね ふぁー 準備出来たら教えて?   (目安8秒程) … ふぁー… … あ、もう準備出来てる?… 寝起きで、うとうとしちゃって… そうそう。寝起きって 何だかうとうとしちゃうよねー… 頭働かなくて、お布団暖かくて 布団と肌がふれる感触が心地よくてー… 体もあまり動かないし 目がとろーんと閉じてぇ、背筋も首筋も 伸ばせて気持ちいい ゆったーり、リラックス出来るよねー もうちょっと寝てたいなー…。 はぁぁーー…… ふふっ きもちいーい お布団 すごく気持ちいい。 人肌に包まれる 安心感 包容されてるみたいで 胸が ぽかぽかする 心が やすらぐ、優しい空間。 あったかーい… 脱力感、やさしーい… 幸福感 色んな感情を、お布団は包み込んでくれる。 あったかーい、あったかーい。 体があったかーい ふぁー… 6:33 それじゃあそろそろ あなたも…力を抜いて お布団に 体を預けていくよ 眠くなったらそのまま 眠っていいからね ふぁー… 7:17            (1 深呼吸しよっかー) 深呼吸しよっか 合わせられるなら 私に合わせてね? まずおおきくー 鼻から吸ってー すー…  口から 吐いて― は―… (3秒 6秒) すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… すってー… はいてー… うん、自分の呼吸に戻して ふぁー 9:32             (2 力、抜いていくよー) 右手の指先から 力を抜いていくよ 右手の指先から。力が抜けていく… だらーんと、重くなる。 右手から 力が抜けていく… だらーん、重くなる。 右腕から力が抜けていく…。 だらーんと、重くなる。 右肩の 力が抜ける… だらーん、重くなる。 だらーんと、重くなる。 左手に意識を向けて。 左手の先から、力を抜けていくよ 指先から力が抜けていく… だらーんと、重くなる。 左手から 力が抜けていく 重い、重くなる。 左腕から 力が抜けていく… だらーんと、重くなる。 左肩の 力が抜ける… 重い、重くなる。 おもーーい。両腕が重い。 ベットに密着する。 かゆい所掻くいがいー、もう動かしたくない。 次に両足の力を抜いていくよ 足先の 力が抜けていく 足裏の 力が抜けていく すーっと抜けていく ふくらはぎから 力が抜けていく 太ももから 力が抜けていく すーっと抜けていく 両腰の力が抜けていく 背筋に沿って 力が抜けていく すーっと抜けていく 肩の力が抜けていく 首筋の力が抜けていく あたまの力が抜けていく 重ーい 重くなる 15:30             (3 心地いい風にゆれる)               (4 風にゆれて、ピタッと止まるー) すーっと心地いい風が あたまに通り過ぎる ひゅーっ…と、草原をかけぬける、自然の音色 風の音。 風に揺られて、体が揺れる。 まえにー  うしろにー まえにー  うしろにー まえにー … うしろにー まえにー … うしろにー 風にー … 揺られてー シーソーのようにー … 動き出す。 それが 心地いい まえー  うしろー まえー  うしろー まえー  うしろー まえー  うしろー… 風は 吹き続ける。 まるで ゆりかご。 赤ちゃんを あやすみたいに。 うとうと。 眠くなるごとに 意識も落ちていく。 まえー  うしろー まえー  うしろー まえー  うしろー まえー  うしろー…。 うとうと… うとうと… ゆりかごに揺られて … 心地いい 意識が 落ちる 眠くなる ふぁー… 19:25             (5 暗示かけるよー) それじゃあ 最初の暗示。かけるよ 風がやむと、あなたの体はー… ピタっ と動かなくなる。 ほら いくよ? 3 2 1… ぜろ(指パッチン) (早く) とまる 風がやむ。風がやむと 体の揺れが収まっていく。 そしていつしか、あなたの体は 動かなくなる…。止まる…止まる。 …。 えへへ。よく出来たねー ふぁー… 20:51            (6 あなたはもっと眠くなる) 私の声、聞こえる? 私の声 あなたの中。耳を通じて 心に響く。 うとうと…うとうと… 心やすらぐ 癒しの音色 意識が 薄れて 体が ほてる うとうと…うとうと… 深い 呼吸が 気持ちいい 私の 声で 眠りにつく うとうと…うとうと… うとうと…… ふぁー… これから あなたに、暗示を掛けます。 私の声を 聞く度に あなたはもっと 眠くなる。 意識せずとも 心に響く。 3 2 1  … ぜろ フッ 意識が と消える。 意識の海に… 消えていく 深い、深ーい 意識の底 私の声だけ あたまに響く。 ねむーい ねむーくなる… 24:05            (7 眠る事以外忘れるー) 私の声は 自然の音色 意識しなくても 聞き取れる うとり うとうと ゆらゆらり ここは あなたの ゆりかご。 ゆらり、ゆらり、気ままに… ゆらり、ゆらり、さまよう 頭がぽーっとする、 また、 フッ と 意識が消える ゆらり、ゆらり、ゆりかごに包まれる 意識が 消えると 無意識が 出てくる 無意識の中の 記憶を さぐる 体を 休める 布団に 入る 眠りに 付く ここに来た理由を 思い出す このゆりかごは その為の場所 思い出すと 眠気が増す 眠くて、頭がぴりぴりする ふわふわー ふわふわー…。 お布団の感触 うとうとー うとうとー…。 肌に伝わる 感触が 心地いい ふあー… ふあー… ふぁー もう一つあなたに 暗示を掛けます 私の言ってる事 覚えていられなくなる 3 2 1 ぜろ 消える。…もう何も 考えられない。 あなたの目的は 眠りに付くこと。忘れる。 忘れても 大事な事は無意識が 覚えてくれる。 だから、安心して…ぜんぶ、忘れる。 ゆれる ゆれる ゆりかごが ゆれる あなたの心地いい具合に ゆりかごがゆれる 29:21             (8 10カウント沢山暗示) これから重ねて 暗示を掛けてくよ  眠りながら 聞き流してね 私の声を聞くと 安心する。 私のあくびを聞くと 心がやすらぐ 私の寝息を聞くと 眠くなる 私の吐息が掛かると 体がほてる うとうとするたび 目覚めが良くなる 揺れると 心地いい いつもより ワクワクする ゆりかごに来るということは 暗示に入るということ。 次に私がカウントすると、全ての暗示が スーっと入り ゆりかごの中で ずっと揺られ続ける。 カウントいくよ ふぁー 10 安心する。 9 心がやすらぐ 8 眠くなる 7 体がほてる 6 目覚めが良くなる 5 心地いい 4 ドキドキする 3 暗示が入る 2 忘れる 1 ぜろっ スッと暗示が入り込む 無意識の中に入り込む 入り込んだ暗示は じんわりと あなたの中に 溶け込む 全てを忘れ、心がやすらぐ。 32:38              (9 ようこそねむりのゆりかごへ) 今あなたの表面にあるのは… そう 無意識。 これから始まるのは 無意識のあなたのお話。 リラックスした、まぶたの裏に 集中してみて… ふと、目が上にあがっていく。 少しずつ 少しずつ、 目があがっていく 目は 楽な位置で 止まる そのまま 時間を 忘れる… うとうと うとうと… 意識が揺れると… まぶたの裏で 夢を見る。 くらいくらい 世界が広がる。 くっついて 離れ 広がり 輪になる 網目に 流れ ちぢみ まるくなる ゆれる ゆれる ゆれる ふー と吐いた息で 飛んでいく シャボン玉のように ふわふわただよう ふわふわ ふわふわ うとうと うとうと…ふぁー ふわふわ ふわふわ ただよって シャボン玉に 自分の顔が 移り込む キラキラ光って 少しまぶしい ぱちん ぱちん シャボン玉が割れる すると周りが 暗くなる。 くらい、くらーい …たのしーい 心がワクワクする 純粋な子供のように ただ、この時間をたのしむ ふわふわ ふわふわ ぱちんぱちん 明るくなって 暗くなる 楽しいなぁ 楽しいなぁ 夕暮れにカラスが鳴く 「そろそろ帰らなくちゃ」 石畳の広場に おさなごの声が響く。 七色の夕暮れ かげる雲 ゆれる ゆれる 沈む太陽 青のグラデーション 深い群青色に変わっていく 昇る月 夜が混じる 薄明かりが建物の影を照らしだす。 少年は小道をかけていく 少しだけ心細い でも大丈夫、知ってる道だよ 自分だけの秘密の小道。草木をわけて、進んでいく 白い猫 白い蛇 を横目に あなたは目的地に辿り着く。 そう ここはあなたの家。 扉を開けると、室内の温度が流れ込む。 「外ってこんなに寒かったんだ」 暖かい暖炉 暖かいご飯と暖かいベット。 やすらぎ 安心感。 遊び疲れたあなたは、ベットに ごろんと 横になる。 41:00             (10手短にようこそー) すやすや…すやすや… 深い 深い 眠りの中。 ゆらり ゆらり 夢を見る…。 ふー と吐いた息で 夢のシャボン玉は 飛んでいく シャボン玉の裏側、前を見ると、ひっそりと立ってる 少女が一人。 ふぁー 私だよ 無事辿り着いたね ようこそ、ねむりの ゆりかごへ

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