ちょっとえっちな
もうっ!いつまで起きてるの?
そろそろ寝ないと明日寝坊しちゃうよ?
ん?今いいところだからもうちょっと待って?
何がいいとこなの?
・・・
んもう~
またこんなのしちゃって…
でもあれよね、あんたこう見えて
意外と純愛もの、好きなんだね
ん?どんなふうに見られてるのか、だって?
そりゃ~自分の胸に聞いてみればわかるでしょ?
わかんない?
んもう~しょうがないな~
じゃあ私の胸に聞いてみなさい!
…って
そんなわけないでしょ、ばーか
さあ、さっさと片付けるの!
今日はおねえさんがと~っくべつ(特別)に!
あんたのそばで寝るまで見守っててあげるのよ
どういう風の吹きまわし?
たまにはい~じゃない?
ちょっと勉強してること、試させて欲しいだけよ
最近ちょっとね、心理学の本読んでるんだけどさ
催眠って聞いたことあるでしょ?
別にいかがわしいことするわけじゃないの
あんたみたいにね夜遅くまで起きてて
眠れないって言ってるのをね
少しでも寝やすくなれるようにお手伝いできたらな~って
そう、思うわけよ、わかる?
小さい頃にママに絵本読んでもらいながら
気づいたら眠っちゃってたなんてことあったでしょ?
作品の内容とかそんなに覚えてるわけでもなくて
まー原理的にはそれに近い感じ・・・なんだけど
あ~だこ~だ言ってる間に
ほらほらさっさと寝る準備しなさい
布団に入って
最初は仰向けで寝てて
そして私の声がしっかり聴こえてることを確かめて
しばらくは私の声を聴いていて欲しいけど
途中で体の向きを変えたくなったら変えてもいいし
痒いところが気になったら掻いたらいいの
もちろん眠たくなったらそのまま寝ちゃったらいいから
むしろ、その為にこれからお話、していくんだから
お姉ちゃんとプチ純愛、しよ…
仰向けのまま、目を閉じて
人の体ってね、自分では眠りたいって思ってても
体が寝ようとしないと
思ったより、寝るのに苦労しちゃうの
体から順番に休ませていくの
頭と体を別々に考えて
体が眠る準備を始めたら
そのまますーっと気持ちのいい眠りに入って行けるわ
頭と体を切り離して
って言ってもそんなに難しいことじゃないのよ
私のこの声をしっかりと聴くこと
頭を私の声を聴くことに集中させるの
ずーっと続けていれば
そのうちなんとなくわかってくるわ
体には私が「どこそこに意識を向けて」って言った時に
その部分に意識を向ければいいの
じゃ、実際にやってみましょ
まずは練習ね
肩に意識を向けてみて
この場合右肩だけ、左肩だけ、もしくは両方とも
ってあるわけだけど
自分が意識しやすい容量で好きなようにしてね
腕とか足とかの場合も同じよ
不思議な話、片方だけに意識を向けていてもね
いつの間にかちゃんと両方、できてたりするのよ
だから自分でやりやすい範囲で進めていけばいいわよ
じゃあ改めて進めていくわ
では、肩に意識を向けてみて
肩から腕をつたって、指の先まで
肩から指先まで、一本の道のよう
その道に水を流して川にしていくの
肩から指まで、川の流れをイメージ
水の流れに沿って
肩から~ゆっくりと~ちからを~抜いていく~
肩から抜けた力が~腕のほうに流れ~
ゆっくりと~指先まで伝わり~
指先から~力がす~っと抜けていく~
なんとな~く、肩が楽になっているような感じ
もう一度…
肩から~ゆっくりと~
ちからを~抜いていく~
抜けた力が~腕に流れ~
指先から~す~っと消えていく~
力が抜けるたび
だんだん肩がかる~くなって
と~っても楽になる
どう?
なんとなく、楽な感じしない?
余計な力が消えているとそれだけで楽に思えるの
緊張をほぐす時も
こんな風にリラックスすれば大丈夫よ
もう一回、肩から指先まで
ゆ~っくりと水が流れていくとともに
す~っと力が抜けて~
どんどん楽になる~
いいね、とってもいい感じになってきたわ
自分でもわかってきたんじゃない?
楽って文字は読み方を変えると楽しいって読めるよね
今の感じでどんどん、体をリラックスさせていくと
じわじわと楽しさがこみ上げてくるの
疲れた体が楽になっていくとそれだけで気分がよくなる
さあ、さらに力を抜いて、楽しくなっていきましょ
お腹に意識を向けて…
息を吸っている時は風船が膨らむように大きくなって
息をはいている時はしぼんでいくように小さくなる
風船をイメ~ジしながらゆっくりと深呼吸をしてみて
す~っと、息を吸い込んで~
ゆっくりと、吐き出す~
す~っと、息を吸い込んで~
ゆっくりと、吐き出す~
息を吸っている時は
新しいエネルギーを取り込み
息を吐いている時は
体から余計な力が抜けていく
す~っと、息を吸い込んで~
ゆっくりと、吐き出す~
す~っと、息を吸い込んで~
ゆっくりと、吐き出す~
だんだん体が軽くなっているような、そんな感覚
軽さを実感すると、なんだか楽しくなってくる
しあわせ~
楽しさがこみ上げてくるたび
頭の中がふんわり
綿菓子のような白い雲に包まれる
しあわせを感じる時は他に余計なことを考えないで
ただ、しあわせな感覚だけを楽しむの
リラックスして深呼吸しているだけで
どんどん楽しく、なっていく
次は足の力を抜いていきましょう
腰のあたりからふともも、ふくらはぎ、足の先まで
腕と同じように道をたどって水を流していく
水の流れに沿って
ふとももから~ゆっくりと~ちからを~抜いていく~
ふとももから抜けた力が~ふくらはぎのほうに流れ~
ゆっくりと~足の先まで伝わり~
力がす~っと抜けていく~
ゆっくりと抜けていく~
もう一度…
ふとももから~ゆっくりと~
ちからを~抜いていく~
抜けた力が~ふくらはぎに流れ~
足の先から~す~っと消えていく~
力が抜けるたび
ふとももとふくらはぎが
とっても楽になる
楽になっている事を感じられると
とってもうれしくて、しあわせ…
体中がふんわりと、しあわせに包まれる
綿菓子のような白い雲
ふ~んわりふんわりと体が浮かんでいるみたい…
それは体がとてもいい感じに
リラックスできているということ
体のふんわりとした感覚を楽しんでみて…
と~っても不思議な感覚…
そして、だんだん頭から力が抜けていく
余計なことは、何も考えないで
ただ、私の声だけ聴いていて…
そう、私の声だけ…
だんだん頭が真っ白になっていくね
ぼ~っとして、とてもしあわせ
何にも考えないのは楽でいいでしょ?
こうやって頭から休息させてあげれば
しっかりと深い睡眠をとることができるの
今日あったことも
明日のことも
今どんな状況なのかも
全部気にしなくていいの
私に全てを任せて、眠りなさい
頭がぼ~っとする…
ゆっくりと体が眠りの状態に堕ちていく
3、2、1…
ふか~い、とてもふか~い
ふんわり、ふかふか
しあわせな感覚…
頭の中はただ、しあわせな感覚だけ…
時間が経つにつれ、深い眠りに堕ちていく
いいよ、そのまま眠っちゃって
あなたは私の声が聴こえていても
深い眠りに堕ちていくことができます
それはこの世で一番しあわせな場所
どんどん頭の力が抜けていく
うれしい…
だんだん眠くなる…
うれしい…
何にも考えなくていいよ…
ただ、深い眠りに堕ちて…
3、2、1…
す~っと意識が消えていく…
どんどん、消えていく…
ふか~く深く、闇の底へ…
体はもうお休みの状態に入っています
もう何も考えなくっていいの
そのまま、全てを放り出して
ただ、眠りに堕ちましょ…
3、2、1…
どんどん深い闇へ堕ちていく
頭はぼ~っとしている
でもなんだかしあわせ…
このままず~と眠っていたい
いいよ、そのまま眠っていて…
私がそばで見守っててあげる…
頭がぼ~っとする…
ゆっくりと体が眠りの状態に堕ちていく
3、2、1…
ふか~い、とてもふか~い
ふんわり、ふかふか
しあわせな感覚…
頭の中はただ、しあわせな感覚だけ…
時間が経つにつれ、深い眠りに堕ちていく
いいよ、そのまま眠っちゃって
あなたは私の声が聴こえていても
深い眠りに堕ちていくことができます
それはこの世で一番しあわせな場所
どんどん頭の力が抜けていく
うれしい…
だんだん眠くなる…
うれしい…
何にも考えなくていいよ…
ただ、深い眠りに堕ちて…
3、2、1…
す~っと意識が消えていく…
どんどん、消えていく…
ふか~く深く、闇の底へ…
体はもうお休みの状態に入っています
もう何も考えなくっていいの
そのまま、全てを放り出して
ただ、眠りに堕ちましょ…
3、2、1…
どんどん深い闇へ堕ちていく
頭はぼ~っとしている
でもなんだかしあわせ…
このままず~と眠っていたい
いいよ、そのまま眠っていて…
明日はいい一日になるよ
大丈夫、私がついてるもん
私の中に入ってもいいよ
やさしい気持ちに包まれて眠りなさい
ぽかぽかと暖かさを感じる…
安心感に包まれている
やさしく抱きしめられているみたい
しあわせ…
夢の中はとても暖かくて、やさしくて
安心してこの場所にいられる
もっとしあわせになりたい?
いいよ、私がぎゅってしててあげる
温もりをもっと感じて…
暖かさを感じるたび体はどんどんしあわせになる
しあわせになればなるほど安心できる
安らかに眠りなさい…
いつまでも私はそばにいるから…
大丈夫、大丈夫だよ…
胸の暖かさも
お腹の暖かさも
太ももの暖かさも
温もりを全部、伝えてあげる
うれしいな…
こうやって一緒に眠りにつけるのって
明日もあさっても、私と一緒に眠って欲しい
他にはなんにも、いらないから
ただそばにいて一緒に眠っている
それだけでとってもしあわせになるの
このまま私の声が聴こえなくなった時
しあわせな気分で安らかに眠りにつけるわ
声が聴こえなくても私はずっと側にいるから…
2人で一緒に眠りましょ…
明日も良い一日でありますように…
おやすみなさい…