④彼女との距離、少しだけ縮まる
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④彼女との距離、少しだけ縮まる
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【栞】
ん……あ、タケちゃん、おは、よ~…?
…あれぇ? 外、暗くなってきてる…
わたし、寝ちゃってたんだ…
ごめ~ん、せっかく来てくれたのに…
でも…起こさないでいてくれるタケちゃん、好き…ちゅっ☆
え、えへへっ! 自分からキス、しちゃった…
ごめんね、もっといろいろしてあげたいんだけど…
今日のところは、これだけで…
ちょっとずつ進んでいけば、いいよね?
わたしたち、まだ始まったばかりなんだから…
今日はもう、時間的に帰らないと…だよね?
ふぅ、もったいない…
次の休み…また、一緒にいてくれる?
今度は寝ちゃわないようにするから
ね、もう一回…
んちゅ、んはっああぁ…っ、ちゅむっ、ちゅるむぅっ!
は、あぁ、ぁ…っ♪
自分からするのって、結構素敵…♪
タケちゃん、なんか落ち着いてるね…
来たときとはちょっと違う感じ
だからかな、自分からいけるのは…
えへへっ、めんどくさい女でごめんねっ
家近いし、送ってくよ
いろいろお話しながら帰ろ?