Track 1

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催眠誘導

おーい…おーーい…聞こえてる…? 私の声…聞こえてるー? あ、驚かないでー…落ち着いて、私の声をよーく聞いて? 私の言うとおりにすれば、とっても、とっても、気持ちよーくなれるよー… 大丈夫…無理なことや、辛いことは、絶対にさせないから。 気持ちよくしてあげるからねー。 え?私? 私はね、スライムの精。 あなたを、癒しに来たのよ。 大丈夫、安心して…変なことは、しないよ。 私は、あなたにマッサージしに来ただけ。 あなたに、気持ちよくなって欲しいだけなの。 私のマッサージは、気持ちいいわよ。 普通の、人のマッサージじゃ、満足出来なくなっちゃうくらい… でも、その前に… マッサージが良く効くように、準備をしましょう。 私の、言うとおりにしてね? さぁ、まずは深呼吸。 ゆーっくり息を吸って、ゆーっくり、吐き出しましょうね。 とりあえず一回、試してみましょう。 はーい、息を吸ってー… はーい、息を吐いてー… ほら、余計な力が抜けて、体が楽になるでしょ? じゃ、これを繰り返しましょー。 息を吸ってー… 体の中に、新鮮な空気が入ってくる… 息を吐いてー… 体から、古い空気が抜けていく… 吸ってー…  新しい空気を吸うと、心がふんわり軽くなる… 吐いてー…  古い空気を吐くと、ストレスや疲れが抜けていく… 吸ってー…  息を吸うたびに、心が落ち着いてくる… 吐いてー…  息を吐くたびに、体から力が抜けていく… 吸ってー…  心が、意識が、ふわふわと、軽くなっていく… 吐いてー…  体が、重たく、沈んでいく… 吸ってー…  頭がぼんやりして、気持ちいい… 吐いてー…  力が、抜ける… 吸ってー…  頭が、だんだん、まっしろになっていく… 吐いてー…  全身の、力が、抜ける… 吸ってー…  頭の中がぷーっと膨らむような感じがする… 吐いてー…  体が、重い…動かそうと思えない… 吸ってー…  意識が、ふわふわ、ふわふわ、ぼやけていく… 吐いてー…  体が、深く、沈んでいく…もう、自分の意思では動かない… うふふ…ぽーっとした顔してるね… それで、いいんだよー… そのまま、私の声を聞いて… さ…想像してみて…  にゅるにゅるに泡立てた石鹸で、体を洗うところ。 ぬるぬるの感触と、程よい刺激が心地いい…じーんわり、疲れが取れていって…とっても気持ちいい…  あったかーいお風呂に浸かって、ほうっと一息。 一日の疲れが、お湯に溶けていく…すごく、すごく気持ちいいね…  ぬくぬくにあったまった、ふかふかのお布団で、ぐっすり。 ふ~んわりとした、いい気持ち。 落ち着いた心で、の~んびり。 想像しただけでも、あったかいよねー… 想像しただけでも、なんだか、いい気持ちだよねー… これから、あなたをマッサージして… あったかくて…ほわほわしてて… そして、すご~く、気持ちいい世界へ、連れて行ってあげる… でも、その前に、私が何か、思い出して…  私は、スライムの精… 私の体は、すごく、あたたかい。 疲れた体を包み込んで、じーんわり、あっためてあげる…  私は、スライムの精… 私の体は、とろとろ。すごーく、やわらかい… 柔らかい体であなたを包んで…全身をゆっくり、ゆっくり揉みほぐしてあげる…  私は、スライムの精… 私の体は、ぬるぬる…とってもいやらしく、ぬるぬるしている… このぬるぬるは、媚薬…快感を強める、媚薬… 私の体に覆われると…どんどん、どんどん、敏感になっていく… どんどん、どんどん、気持ちよくなる… これから、この、私の体で…あなたを、マッサージしてあげる… ゆっくり、じっくり…体中を、揉みほぐしてあげるね… そして、十分体がほぐれたら… うふふ…これは、後のお楽しみ。

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