夜6-またあした。
はこべら:
はい
はい
芹:
はいはい
お客様には 犯人を当てた芹さんが
最後に一滴
お酒飲む人 花ならつぼみ 今日もさけさけ明日もさけ と
はこべら:
誰でしたけ
芹:
さあ 耳の残ってるだけですし
お客様ご存知です?
はこべら:
そう言うの賭けだりしないですか?
好きそうに見えますけど
芹:
うん?
はこべら:
居酒屋に よく掛かってるじゃないですか
お酒はなになに 幸せなになに 様な色紙
芹:
ああ あの格好いいの そうね
はこべら:
あるんですか?
芹:
お酒は お酒
はこべら:
知ってます
芹:
うん うん~
お酒の 飲んでも
はこべら:
飲まれるな
芹:
俺とお前と...
はこべら:
大五郎
芹:
急には無理ね
はこべら:
知ってます
いつもの事ですから
芹:
人がセンスないみたいに言う
はこべら:
芹さん 格好いいこと言っておりますか?
芹:
まったく
まあね まあね 今はいい気分ですから
はこさんの暴言も お客様の反応も 聞き流して差し上げますよ
はこべら:
酔ってます?
芹:
どうでしょうね
昔話なんてしちゃいましたからね ちょっとだけお世知に
この掃除機も移動し屋と ご機嫌ですから
お皿も 暴言も 許しちゃう
まだお茶しましょうね お客様
はこべら:
少し恥ずかしいですね
芹:
酔ってますから
はこべら:
魔法の言葉
芹:
酔ってますから
空っぽ
はこべら:
同じく
芹:
お客様もですね
お代わり いかが致します?
はこべら:
ほろ酔いくらいが 一番ですよ
旦那様も これからお眠りになるのでしょう
お眠りが浅くなりますよ
芹:
人前だといい格好する?
はこべら:
人聞きの悪い
芹:
まあ このくらいがいい按配ですね
締めのお水と 行きましょうか
ほこちゃん グラス
はこべら:
はい はい はい
芹:
どうぞ
それでは お開きと致しましょ
明日寝過ごさないようにと 乾杯
はこべら:
乾杯
芹:
五臓六腑
はこべら:
水でも酔えそうですね
芹:
楽しいでいただきました?
それでは まだ
ちょっと名残惜しいですけど
はこべら:
終わり間際は そうですね
芹:
解散した後 ちょっと寂しいですよね
お客様 お部屋で泣かないでくださいよ
ちゃんと立てます
はい
はこべら:
お足元 大丈夫ですか?
はい
芹:
お部屋までは 分かりますか?
はこべら:
道なりに行けば きっと迷わないかと
芹:
薄雲越えて月も照り お足元もばっちりですね
はこべら:
転ばないよう お気をつけて
明日に障らないように しっかりとお眠りください
芹:
もしも寂しくなちゃたら いつでもお呼びくださいね
面倒を見る お約束ですから
はこべら:
そうなんですか?
芹:
ですよね
はこべら:
さあ 母屋も静かになっていることですし
私達も お片付け致しましょうか
芹:
ああ まい合わなかったか~
はこべら:
お休みなさいませ 旦那様
芹:
おトイレもお忘れなく まだ明日
"Credit goes to hana from Bahamut (Taiwan site) for the JP Script."
- Hayate