第7話 雪夜さんと耳かき
主人公が耳かきを持ってきてあげて合流
雪夜 「主、道具を用意して頂きありがとうございます……耳かきの形はほとんど私の世界で使っていたものと変わらないですね」
雪夜 「はい、おまかせください……それでは致しますので布団の上に来て頂けますか」
雪夜 「どうぞこちらへ……主を床の上でもてなす訳にはいきません」
主人公布団に横になる
雪夜 「それでは膝枕を致します……はぁ、私はいつも膝枕で耳かきをして貰いましたので……主、
頭を失礼致します……力を抜いてください……んっ……もう大丈夫です」
雪夜 「どうでしょうか……私の膝の心地はよろしいですか?……少々鍛えこんでありますので硬いかもしれませんが……主?いかがなされましたか?」
グッと近づいて
雪夜 「照れますか?……あなたは私の主です……そう構えずとも良いと思います……少し息を整えましょうか」
戻り
雪夜 「……(静かに待つ)」
雪夜 「大分落着かれたようですね……はい、私はいつでも主に身を捧げる覚悟です……恥じらい恐れもありません……主を満たすただそれで本望です」
雪夜 「それでははじめさせて頂きます……主、好きな方の耳を差し出していただけますか」
主人公頭を動かしながら
雪夜 「んっ……ん(到着)……こちらでよろしいでしょうか……あ、いえ人の耳をこうしてまじまじと見る機会はなかったもので……主、耳かきははじめてなので少し観察してもいいですか……はい、では少々失礼致します」
ぐっと近づく
雪夜 「ふむ……なるほどこういった作りになっているのですね……耳たぶの形と大きさ以外はダークエルフの私と大差はありませんね……これならば粗相のないよう耳かきができると思います」
戻り
雪夜 「それでは主、この雪夜あなたの命を遂行致します……耳かきをお耳に入れますね」
耳かき開始 浅めの耳かき(耳かき音は通し)
雪夜 「……んっ……いかがですか?……加減はこれでよろしいでしょうか……はい、承知致しました……では浅いところから順に清めて参ります」
15秒程耳かきしているアドリブ
雪夜 「上手ですか?……昔から手先は器用な方でしたので……そういえば勘がいいとも手習いの時、
長に言われました……ダークエルフは時に人よりも優れた感覚持つそうです……それ故私は里の者からも……失礼致しました……続けます」
1分耳かきのアドリブ
雪夜 「主、先程の話はお忘れください……もうあの世界に未練はありません故……私はこの世界で主によくして頂いております……毎日美味しいお米を食べられ嬉しいです……それに報いること、それが今の私の生きる意味です」
20秒耳かきのアドリブ
雪夜 「主、浅目はひとしきり終わりましたので奥の方を清めます」
奥の耳かきのアドリブ(やや慎重そうにはじめる)40秒
雪夜 「やはり何か喋った方が良いでしょうか……こういった時は何を話せば……また私の思うようにですか?……んっ……そうですね……主は今、心地は良いでしょうか……あっ」
主人公が『気持ちいい』と言ったのを聞いて手が止まる 2秒くらいで再開
雪夜 「いえ……その主に気持ちいいと言って頂いた時……妙な胸騒ぎを感じました……暖かいような……歯がゆいような……でもとても懐かしい感覚です」
15秒耳かきのアドリブ
雪夜 「……これは嬉しい、のでしょうか……しかし私はただ責務を果たしただけです……なぜ……しばし考えてみます」
耳の奥の耳かきのアドリブ 1分30秒
雪夜 「主……考えてみましたがわかりませんでした……でもこの気持ちに偽りはありません……主との約束です故……お伝えします……主が喜ぶと私も嬉しいです」
雪夜 「あの……主はどうして微笑まれるのですか?……何か可笑しいのでしょうか……あ……奥も終わりました」
雪夜 「……主、そういえばお聞きしたいことがあるのですが」
グッと近づく
雪夜 「はい、この耳かきの先端についている毛玉のようなものはなんでしょうか……はぁ、梵天というのですか?……なるほど、毛先で細かな耳垢を……こちらも致しますか?……わかりました」
戻り
雪夜 「んっ、それでは梵天でお清め致します」
梵天(モフモフ開始)
雪夜 「……こそばゆくはないのですか?……そうですか……はい、それでは毛先を回してみます」
モフモフのアドリブ 10秒
雪夜 「加減はこれで良いでしょうか……はい、心地良いですか……ふふ(ほんの僅かな微笑)、
主が喜んでいる」(回しながら)
モフモフのアドリブ 40秒
雪夜 「そろそろお耳から抜きます……はい……綺麗になりました……え……笑っていましたか?……私が……これは大変失礼を……主も嬉しいのですか……頭を一度戻します」
頭を中央へ
雪夜 「主……こんな感覚ははじめてです……私はどうすれば良いのでしょうか……あるがままでいい……ですか……わかりました……主がそう望まれるなら」
雪夜 「では反対のお耳も耳かきさせて頂きます……お耳を」
主人公頭を反対の耳に動かす
雪夜 「それでは失礼致します……んっ」
耳かきアドリブ10秒
雪夜 「主……加減はよろしいですか……はい……(10秒ほど)……その、心地はいいですか……はい(柔らかく)……やはり雪夜は嬉しいです」
耳かきアドリブ 1分
雪夜 「主……安らいでいるのですね……はい、こちらはお顔がよく見えます故……私などが主に安らぎを……(噛み締めるように)」
耳かきアドリブ 30秒
雪夜 「なんだか主の顔を見ていると……心が穏やかになるような気がします……私も幼き日こんな顔をしていたのでしょうか……あ……そろそろ奥を清めます」
奥の耳かきのアドリブ 20秒
雪夜 「あっ、主はここがお好きなのですね……観察は忍の基本ですから……主の顔はしかと見ておりますよ」
奥の耳かきのアドリブ 1分10秒
雪夜 「主、思うところあるのですが……聞いて頂けますか……はい」
雪夜 「私は忍として厳しい修練だけを積んで参りました……それは多くの場合何かを奪うためでした……それはこの泰平な世界では主にとって無用なものなのでしょう」
雪夜 「しかし主は私にこうして与えることを命じてくださいました……私は無価値ではないと少なくとも今は……そう思えています……これがこの耳かきという命の意図するところでしょうか」
雪夜 「そこまでは考えていなかったですか……はぁ……くす、可笑しな人ですね……でもあなたが主で私は嬉しいです……奥も清めました」
雪夜 「それではこちらも梵天を致しますね」
梵天(モフモフ開始)
雪夜 「んっ……回します」
モフモフのアドリブ(興味深そう) 40秒
雪夜 「あ、いえ、この梵天というのはどのような感覚なのか気になりまして……私もこの耳かきを使っても良いのですか……はい、では主がもっと安らげるよう精進したいです……私もそれを望んでいると思います……では耳かきは今後はお役目として私が致しますね……んっ……ん……そろそろよいでしょうか……お耳から抜きます……んっ」
グッと近づいて
雪夜 「主、これにて耳かきは終わりました……この後はいかがなさいますか……はい、私ももう少しだけ主に安らぎを与えて差し上げたいです」?