エピローグ
;夜になってます
「……あ、よーやく起きた。おはよ……うん、外はもう真っ暗、夜でーす」
「そだねー、結構寝てたねー……私? 私は2時間くらい前に起きたよ? それで、お風呂頂いて、ご飯作ったりしてた……ふふ、朝は作って貰ったからね。なら、夜は私の番、ってね」
「おじさんとおばさんなら、もう帰ってるよ? うん、夜ご飯作ってる時に帰ってきたから、一緒に作ったんだ……これでこのお家の味をまた1つ、覚えました! ……まー、昔から何度も食べてるし、お手伝いもしてるから大体知ってるんだけどね、あははは」
「んー、別に何も言われなかったよ? あ、初孫は出来れば女の子が良いな-、っておばさんが言ってたよ? おじさんは男の子でも女の子でも元気ならそれで良し! って感じみたいだけどね」
「うん、そう言ってたよ? ……あははは、考えすぎだって。ていうか、エッチしてるのだってバレてるだろうし、別にシてる最中を見られてる訳じゃないんだから、隠したり恥ずかしがったりしてもしょーがないじゃん?」
「えへへ、のーてんきかなぁ? でも、おばさんとおじさん、2人とも喜んでくれてるから私も嬉しいかな? それとも2人がにがーい顔して、私みたいな馬鹿でエロイ女と付き合うな-、とか節度を持て-、とか言われた方が良い?」
「ふふ、そういう事。喜んでくれてるんだし、良いじゃん良いじゃん、細かいことはきーにーしーなーい、ね?」
「えへへ、うん。やっぱり笑ってくれてる方が良いな。たまーに困らせたくなることもあるけどねー……好きな子には意地悪したくなるのはしょうがないの、これはもう遺伝子レベルで染みついた人間の習性なの!」
「うん、ちょっと難しい言葉使って誤魔化してみようと思ったけど、自分でも訳判んないや。それより、ご飯出来てるから食べてよ。おじさん大絶賛の鶏の唐揚げだよっ! あ、でもおじさん、本当にいっぱい食べてたから残ってるかな……?」
「あははは、元気だね、うん。それじゃ一緒にご飯食べよっ」
;3秒程度間