02
すぅ~、すぅ~……んん、ん……んんっ、あっふ……ふわぁ~っく!
ん、んぁ?
あれ、兄さん?
……あ、ごめんなさい。
あたし寝ちゃってた?
んむ、むにゅ……んんぅ。
ん~~っぷはぁ!
はふぅ~……あはは、昨夜あのまま読書してて、寝たの明け方だったから。
だってこれ、凄く分厚いから……ついつい気になって、頑張って読もうとしたんだけど。
結局読み切れなくて寝落ちして……やっとさっき読み終わって、気を抜いたら……今何時?
あぁ、そんなには寝てなかったみたい……皆は?
出かけちゃった?
そっか、じゃあ今。
うちの中、あたしたちだけ?
ふーん……ね、ねぇ兄さん?
もしかして、その……見てた?
あ、あたしの寝てるトコ!
うぅ、恥ずかしい……油断してたぁ……もう、兄さんのエッチ。
だって、起こしてくれれば良かったのに……こんなだらしないとこ見られたら恥ずかしいし……え?
そ、そんなこと……えぇ!?
かかっ、彼氏とかいるワケないし!
何言ってるの?
だからそんなことないってばっ……か、可愛いとか、分かんないしっ……あたしなんかより可愛い子いっぱいいるしっ……って言うか、皆あたしより……それに、本ばっか読んでるって。
男子には馬鹿にされてばっかりだし……あはは……そ、そうそう。
兄さんの住んでるような都会じゃどうだか知らないけど、こんな田舎じゃ、活発な女の子の方が……あ、いやいや!
別にモテたいわけじゃないのよ!?
あたしは兄さん以外の男子なんか興味なっ……ない、し……うん……だから、前から言ってるでしょ?
兄さんのこと、好きって……ほ、本気だもん!
そりゃあ、あたしはイトコだし?
歳もずっと下だし……都会には、もっと素敵な女の子がいっぱいいるんだろうし……でも、ほら、その……イトコって、結婚とか、できるって……。
兄さんとなら、どれだけ本読んでても大丈夫だし、読み終わった後でも楽しいし……だから、ずっと寂しかったな。
二年も会えなくて、寂しかった……だから、その……もっと一緒に、ね。
うん。
前みたいに兄さんにもたれかかって、一緒に本読みたいな……駄目?
ちょっと成長しちゃったから重いかもしれないけど……え。
重くない、かな?
ふふっ、そう?
本当に?
あぁでも、さすがに兄さんの足の上っていうワケにはいかないよね……お腹にもたれかかるとしても、背が……うーん?
ほら、顔の高さ、そんなに変わらない。
前みたいには……え。
何?
……あっ!
も、もう兄さん?
また胸見てるっ……だから、成長したって言ってもココはっ……うぅ、兄さんのエッチ、エッチ!
え、いや違っ……嫌いになったりなんて!
しないに決まってるじゃない……兄さんは違う……ううん、兄さんになら見られたっていい……うん、いい……恥ずかしいけど、我慢できるし……で、できるもん!
ふぇ、さ、触る!?
胸に触るの?
え……触りたいの?
えー……で、でも、そういうのって、大人のすることでしょ?
兄さんは大人かもしれないけど……あ、あたしだってそりゃ……大人、だけど……。
でも、でも……そういうの、結婚して……ううん、恋人になってから……ごくん!
ううん、何でもない!
えっと、その……触り、たい?
ちょっとだけ?
本当?
うん……分かった。
じゃあ、ちょっとだけね?
ちょっとだけなら……兄さんなら……いい、よ?
ごくんっ……い、いい。
大丈夫、男の人は、胸に……オッパイに、惹かれるんだもんね。
クラスの男子なら嫌だけど、兄さんなら♪
で、でも、どうすれば……このままでいいの?
服の上から?
う、うん、大丈夫……あっ、ブラ……ううん、いい!
大丈夫。
んっ……んん……兄さん……んん、んぁ……っくは、はぁ、はぁはぁ……っあふ、はふ、ん……え?
だ、だって緊張して……ごくん……力を抜くって言われても……うぅ、どうすれば。
んっは、はぁ、はぁはぁ、あふん……んん、んぁん!
んっ、んっ、あっ、そこ!
んん、んっく、に、兄さんっ、先っぽは、あのっ……んん!
ぅん、んく、んっ、んん……っくはぁ。
はぁっはぁっ、あふ、んん……え?
わ、分かんなっ、んん、分かんない!
グニグニするだけで、んん、何されてるのかも……んあ!
あっふ、はふ、あっふ、んふぅ、ふうっ、ふぅ。
んんっ、はぁ、はぁ……あひ!
さっ、先は!
先っぽはヤ、あぁ、やん、あぁん!
んっ、んん、んっふ、ふぅふぅ……あふん、んん!
はぁはぁ、兄さん、ち、乳首はその……ごくん!
え?
何……あ、嘘?
えぇ?
ちょっ、待っ……あの、直接はっ、あっ、兄さっ、あひっ?
あっ、あははっ、くすぐったっ、あふっ、んっ、んっ……兄さん、駄目、駄目、それヤ!
やだ、あぁ、やっ……あん、あん!
にっ、兄さっ、はっ、はっ、あふ、あっふ、んん……んあっ、痛っ!?
兄さん強い……んっく、ちょっと痛い、あん、やん!
兄さん、兄さ……っ!
んひゃあ!?
おっ、終わり!
おわっ……んん、んっはぁ!
はぁっはぁっ、はぁはぁ……あ、あの、そのっ……あ、あたし部屋戻る!
兄さんは来ちゃ駄目だからね!?
駄目なの~!