Track 6

六日目 『ふつうのいもうと』

えいっ、三連鎖~♪あら~連鎖の起爆点が埋まっちゃいましたねぇうふふふふふ♪この隙にっと・・・。 はい、これでおしまいです♪どーん♪私の勝ちー!いぇいっ♪うふふっ、もう一回やります?私は何回でもいいですよ? え?もうこんな時間なんですか?兄さんと遊んでると時間があっという間に過ぎちゃいますね♪ ・・・はい、もう寝ましょうか♪ うふっ♪兄さん、もう私が言わなくても、ちゃんと明かりをちっちゃくしてくれますよね♪ ホントはいつも兄さん真っ暗で寝てるのに・・・。兄さん・・・ホントに優しいです・・・♪ それに兄さんに身体くっつけても何も言わなくなりましたね。えへへっ、兄さん暖かい・・・♪ でも・・・今日は兄さんと普通に寝ることにします。 はい、今日はなにもしません。もし明日・・・兄さんが勝ったら・・・兄さんが何もしてくれなかったら・・・私はもう普通の妹になるんです。 実の兄に恋なんかしない、普通の妹に・・・。ですから、今のうちの予行練習しておかないと。 この一週間いろんなことをしましたよね。まぁ・・・えっちなことばっかりでしたけど♪ 兄さんがえっちなことは知ってましたが・・・私もえっちなことも兄さんにばれちゃいましたね、えへへへへ♪ ・・・そうですよ?私兄さんとえっちなことしたいなーっていっつも考えてばっかりいたんですから♪ ・・・なので、この一週間は本当に楽しかったです。 兄さんは・・・楽しかったですか?それとも・・・うふふっ♪気持よかったですか? 兄さんったら・・・素直じゃないですね♪ここはちゃんと「楽しかった」って言ってあげる場面ですよ? もう!兄さんらしいです、うふふふふふ♪ あ、でもまだ勝負がついたわけではありませんからね?明日で一発逆転もありえますから! はい、私は諦めが悪いんです。うふふっ♪誰かさんと一緒ですね♪ ・・・さぁ?誰でしょうか♪あははははっ、もう兄さん怒らないでくださいよ~♪ でも兄さん?もし兄さんが勝っても・・・私が普通の妹になっても・・・またいつもみたいに一緒にゲームしてくださいね? 兄さんと対戦するのがやっぱり一番楽しいです。これくらいなら普通の妹でもしますよね。 学校から帰る時に見かけたら一緒に家まで帰ってもいいですよね。帰るお家が一緒なんですから、これくらい普通ですよね。 それと・・・時々、兄さんの部屋に本読みに行ってもいいですよね。妹ですから、兄さんの部屋で本を読みたい時もあります。 それと・・・それと・・・本当に時々なら・・・一緒に寝てもいいですよね・・・?ただ一緒に寝るくらいなら普通の兄妹でもありますよ・・・きっと。 それから・・・えっと・・・それから・・・それから・・・!兄さん、兄さん・・・!兄さん・・・私・・・! ・・・っ!ご、ごめんなさい・・・兄さん。・・・へ、変なところ見せちゃいましたね・・・♪ 今のは・・・忘れて下さい。取り乱すところを見せちゃうなんて・・・私らしくないです、えへへへ♪ ねぇ、兄さん、少しだけ・・・少しだけ目を瞑ってくれませんか・・・? ・・・はい・・・ありがとうございます。 ・・・私の・・・私だけの兄さん・・・。これからも・・・どんなことがあっても・・・私の兄さんでいてください・・・。 恋人になれなくてもいいですから・・・ずっと・・・いつまでも私の兄さんで・・・いてください・・・。 兄さん・・・。大好き・・・ちゅっ・・・っ・・・はぁ。 えへへ、それじゃあ・・・そろそろ寝ましょうか。・・・え?今兄さんの唇に当たったもの・・・ですか? ・・・私の指です、きっと♪・・・はい、兄さんの顔を触っていたら・・・指が兄さんの唇にあたってしまったんです。 だから・・・きっと・・・指・・・なんです。 あっ・・・♪にい・・・さん・・・♪はい・・・もっと・・・頭・・・撫でてください・・・♪ ・・・ありがとう、兄さん・・・。 兄さん・・・今日はこのまま・・・頭撫でて・・・くれませんか・・・?私が・・・寝るまで・・・ずっと・・・ ああ・・・兄さんの手・・・おっきくて・・・あったかい・・・♪今日は・・・いい夢が見られそう・・・♪ ん・・・兄さん・・・おやすみなさい・・・。兄さん・・・大好き・・・。