モーショボー前戯
《とことこ……ぎしっ》
緊張してる?
私がさっき、血生臭いとか言っちゃったからかしら……ふふ♪
んー、それなら……ちょっと待ってて? 良いものあげるわ♪
《こぽこぽ……》
紅茶を準備して、ミルクを注いで……魔法の粉をぱらぱらぁっと♪
仕上げにバターをちょっぴり効かせて……よし、でーきた♪
ふふ、どーぞ……美味しいミルクティよ? 召し上がれ♪
んー? 中に何を入れたか気になる?
んふぅ……内緒っ♪ ……ぷっ、あはははは!
そんな不安そうな顔しないで頂戴!
内緒なんて嘘よ、嘘♪
入れたのは、し・お(塩)♪
そう、塩入りミルクティ!
スーテーツァイ、って言うのよ?
モンゴルでは良く飲むの、ミルクのまろやかさと塩がじんわり体に染みて、ほっとするのよ。
飲んだら少しは、緊張も取れるかなって思ってさ?
《ずず……》
美味しい? ふふ、ほっとしたなら嬉しいわ♪
私もそれ、好き……だったんじゃないかなって思うの。
モーショボーになる前の、多分人だった頃の記憶って。
ぼんやりしてて全然覚えてないんだけど……不思議と習慣は覚えているのよね……。
……聞いた限りじゃ、ここにいる悪魔って殆どが。
エッチな事が大好きな奴、影から表に出ていけない奴、異表に出て行く力がないような奴……そんなのばっかなんだって。
後者ほど来てくれたお客様を持て成しして、精を分けて貰わないと……どんどん存在する力が薄くなって、消滅しちゃう。
自分で人を襲ったり人に崇められたりしてるのは、それ自体が力になるみたいなんだけど……それが出来ないと奴だと、ね。
そこで人と悪魔の仲介(チュウカイ)をしてくれる、この館に夢の力を借りて力がなかったり、そういうのが好きな悪魔がやってくる。
言うなら助けて貰ってる立場って訳。
……あぁ、モルペウスにも聞いてたかしら?
あはは、2重の案内になっちゃったかしらね?
まぁ、なんていうか……だから安心して楽しんでいっていいのよって事!
……もし、どうしても不安になったら、モルペウスの名を呼んで助けを求めるといいわ。
あれはここの管理人だから、あなたを守ってくれるから。
さて……じゃあ少しは信用して貰えたと思って、話を進めさせて貰いましょうかね?
ふふん♪ お召し物、頂きますよぉ?
お・きゃ・く・さ・ま♪ ふふふ♪
《しゅるり……》
ふふ……ぁら? お。思ってたより……おっきい?
……うわ、うわ……すごい。
びくびくしてるけど、これ……別の生き物がくっついてる訳じゃないの?
蝙蝠みたいに翼が生えて飛んで行ったりしない?
……へぇーそうなんだ、痛くないの?
そんなものなんだ、ふぅーん……。
……べ、別に驚いてないわよ?!
ふふ……っ、お……男を誑かして頭をぺろりと頂いてしまうのがモーショボーですから!?
別に、こんな……ふわっ!? 触ったら今、手で跳ねた!!??
ぅぅ、な、何かしらその顔……驚いてないって、驚いてないってば!!
し、仕方ないじゃない……乙女の悪魔なの、モーショボーって!!
色仕掛けは出来るけど、実物なんか見たことないの!!
……これ、触るの?
はい、うん……手でゆっくり……。
ぎゅっ……ぎゅっ、うわ……温かい蛇の頭撫でてるみたい、変なの。
こうして先っぽ撫でてるの、気持ちいいの?
そうなんだ……へぇ、ふふふ……そうなんだっ♪
こちょこちょ……さすさす、ふふふ……ペットみたい♪
先っぽの、ここの割れ目が口でしょう?
首の回りを指で擽ってあげると、嬉しそうにしてるみたいにピクピクするし……あはは♪
これ、先っぽから出てるねばーって液は涎って感じかしら?
精液は白いって聞いてるから、これじゃないわよね……へぇ、精液以外も出るのねぇ。
《こすこす……》
……何だか楽しくなってきたわ♪
ふふ、さーぁ次は何処を撫でて欲しいのかしらぁ? くすくす♪
そういえば、涎を垂らしてる蛇ちゃんだけじゃなくて……上の方も弄ってあげた方がいいって知識があるけど?
ふぅーん……よぉし!
蛇ちゃん以外のご様子は如何かしらぁーっと♪ ……上も脱がすわね?
《しゅるり…》
あ、上の方は私とあんまり変わらないのね!
ほっ……良かった。
こっちまで蛇とか蝙蝠だったら、どうしようかとちょっと思っちゃった……。
あ、何でもない! 何でもないから!!
……でも、胸は私より小さいかも?
ふふん、ここは私の勝ちみたいね? んふふふ……♪
まぁ、気にしなくていいと思うわよぉ……私もこの館の中じゃ小さい方だけど。
こうして勝てる相手も見つかった訳だし、ね?
……貴方にもきっと見つかりますよ、うっふふぅ♪
あれ、蛇ちゃん撫で撫でしてると胸の先っぽ硬くなってる?
ははぁん……気持ちよくなっちゃうと、こっちも反応しちゃうんだ……へーぇ♪
成程、こういう風になるのね……ふふ実際弄ってみると色々発見があるわね♪
ふふ……ほーらぁ、蛇ちゃんの体も擦ってあげるわね?
カマ首あげてる所から、体のながぁい所も手で擦って擦ってぇ……あはっ、やーっぱり♪
蛇ちゃん構ってあげると、胸も一緒にピクピクしてる……あはは、おもしろーい♪
ねーぇ?
蛇ちゃん気持ちいいと胸ピクピクするなら、一緒に胸も撫でてあげたら嬉しい?
上も下も気持ちいいと、あなたどうなっちゃうのかしら……ふふふ、私すっごい興味あるわ♪
ほら、蛇ちゃん撫でながら硬くなってる胸の先っぽ弄ってあげる♪
あはっ、右手で蛇ちゃん左手で先っぽ♪ どっちもピクって動くから、可愛いじゃない♪
両手で動物と戯れられるなんて、あなた一人がいるだけで私何だか懐かれ上手みたいね?
ふふっ、あははははっ♪
可愛い可愛い♪
私が好きって、必死に甘えてる……くすっ♪
……やだ、なんか楽しくなってきたら口元寂しくなってきちゃった。
……ねぇ、指で触られて気持ちいいなら口で触られても気持ちいいわよね?
お乳の先っぽ……口で舐めても平気?
……ふふ、そぉ♪
じゃあ、いただきまぁーす♪
はむっ、ちゅぅ……ちゅっ、れろ……れろれろ、むちゅぅっ。
ちゅぅぅ……ぷはっ、吸ってもミルクは出ないのね……ちょっと残念。
羊みたいにミルク出したら美味しく飲めると思ったのに……まぁいいけど。
あむっ、ちゅぅ……じゅる、ぴちゃ……んちゅっ。
こうして、蛇ちゃん撫でて……お乳の先っぽ吸ってるだけで何か落ち着くわ……あむっ、れろ、れろぉぉ。
蛇ちゃん、私の羽でも擦ってあげよっか?
れろぉっ……袖の所、ふわふわしてるでしょ……私の自慢の羽なんだから♪
ほぉら、手と一緒にこうして撫でたら……ふわふわがにちゃにちゃに変わって、蛇ちゃんにいっぱい絡まってく♪
ちゅぅっ、れろれおぉ♪ 手と、羽とで……蛇ちゃんいい子いい子してあげるっ♪
れろぉ……ちゅっ、ちゅっ。
ふーっ……ん、何だか息荒くなってきてるぅ? はむ、ちゅぅ……くちゅくちゅっ。
蛇ちゃんも、涎すっごい……れろぉっ、じゅるるっ。
さっきから、首の裏とか撫でると……手にすっこい擦りつけてくる、ふふ……そんなに構って貰えるの嬉しい?
あはっ……言わなくても胸の先っぽと、手をべとべとにしてる蛇ちゃんが素直だから丸分かり……♪
可愛いじゃないの、あなた……ちゅぅ、れろれろぉ♪
ずるるぅ……いいわ、出して……ちゅぅっ♪
蛇ちゃん涎の代わりに、精液出すんでしょ、ぐちゅる……ちゅるっ、気持ちよくなったらそうなるって知ってるから♪
可愛い可愛いって、じゅる…ずずっ、このまま撫でてあげるから……精液出しちゃいなさいっ♪
あむ、れろぉ……ずっ、くちゅるちゅるっ……♪
蛇ちゃん可愛い可愛い、ちゅるぅっ、先っぽもぴくぴく可愛い可愛い、あむっ、ずずっ、れろぉ♪
いっぱい懐いてくれるあなたが可愛い♪ ちゅっちゅぅっ、まだ処女の私にこうされて、気持ちよくなってるあなたが可愛い♪
だから、私たちのご飯の……精液、出しちゃえっ、ちゅぅぅっ、れろ、れろれろれろれろちゅぅぅぅぅっ♪♪
《どくっ、びゅるるる》
ちゅぅぅ、んっ♪
わぁ……あっはっ、すっごい!
羽の中で蛇ちゃんが飛びかかって来る!
あはははっ、すごい、うわっ! べとべと出てるっ!!
蛇ちゃん涎より濃いの……。
羽が白くてべっとり重くなってく……なんか嗅いだことない匂い……すんっ、すんっ。
蛇ちゃんの口から白くてどろどろ、どんどん出てる……これが精液よね?
あはっ♪ やっぱり精液なのね!
ふふ、どーよ! 私だってやれば出来るじゃない、んふふふ♪
羽が重くなっちゃうのはちょっと嫌だけど、ふふ……この変わった匂い、元気の源って感じがして嫌いじゃないわ♪
お味の方はっと……あむっ!
んちゅっ……ちゅぅちゅぅ……もぐもぐ、……ごっくんっ!
……ん、ちょっと塩っぽいしコクがある??
ミルクに色も似てるし、バターの代わりにツァイにまぜたら案外おいしく飲めるかも♪
それに、力が湧く感じあるわねしね……あはっ、何だか楽しいわね、これ! ふふ、もっと舐めちゃお♪
あむっ、ちゅぅちゅぅ……ずずっ、れろぉっ♪
ちゅぅぅぅ……ごっくんっ!
…………っはぁ♪ うん、素敵……中々悪くないわ♪
……ふふ、濃い精液をありがとう♪
お蔭で段々元気で楽しくなってきたわ♪
だから、お礼もしなくちゃ……よね?
《しゅるり……ぱさっ》
……約束通り、私の処女、あげるわ♪
どうせ、ここにいたらいつか無くすし、あなた……可愛かったから♪
その代わり……優しくしてよ?
言った通り、私……初めてなんだから。