Track 10

続きをしてください

★ 10 の音声ファイルを再生してください。 変身ヒーローの願い事を聞いて、うんざりしたように振り返る。 爪のお手入れの動きも止っている。 付き合ってられないとばかりに、躊躇なく処理ボタンを掌で叩くように押し た。 ヒーローはそのまま自動的に処理されて消えて行く。 「… … … な~~に、わたし、これでも忙しいのよね。ボウヤにばかりかまって いられないのよ。この綺麗な爪のお手入れもしなきゃならないし、お肌のお手 入れもあるのよ。新しいお化粧品だって試さなきゃいけないしで、とっても忙 しいのよ~。すっごく大事なことでょう。わ・か、る… … 。ボクちぉんみたい な、変態ヒーローにかまっている暇はないのよ。用があるなら、早くしてくれ ない… … … 」 ■ 選択。 1 のスタートからやり直してください。