罵倒
★ 17 の音声ファィルを再生してください。
ディスプレイのなかで、軽蔑の眼差しを投げつけられる。
耳を塞ぎたくなるような辱めを受ける。
ますますイマージュの命じる言葉に逆らえなくなってくる。
「… … ふ~~ン… 。罵ってほしいのね。わたしにバカにされて、あざけって欲
しいってわけ… … 。変態の考えることは理解できないわね。まったく… … 。で
も、しかたないわ。望みを叶えてあげる。ただし、今からわたしの言うとおり
にするのよ。分かったわね。─ ─ そうねェ。まず、裸になりなさい。真っ裸よ。
全裸になるの。
… … フフフ… … ボウヤの間抜けな姿が見えるわよ。慌てて全裸になって、パ
ソコンのディスプレイの前にいるなんてね… 。なんて恥ずかしい姿かしら。少
しは自分の姿を鏡に映してみてみなさい。どれだけ間抜けな格好か分かるわよ。
そんな自分の姿を見て、正視できるかしらね。だって、人間としてもう終わっ
ているわよ。
… … それにほら、もしかすれば突然人がやってくるかもしれないでしょう。
家の人とかいないのかしら… … 。そこでもし、全裸でパソコンに向かっている
ボウヤの姿を見たらどう思うかしらね。頭がおかしくなったと思われるじゃな
いかしら。そんなの嫌でしょう。
えっ… … なに… … ? 興奮するって… … 勃起してるのッ。えっ、手でシコシ
コ扱いているのッ。なになに… なによ。できれば自分の恥ずかしい姿をWEB
カメラで撮って配信したいくらいですって… … 。やだわ。やっぱり変態の考え
ることは理解できないわ。勝手にやってなさい。もう放置するしかないわ… …
… … 」