催眠誘導 お姉ちゃんは催眠術師 ~弟に処女を奪ってもらおう~
「あれ、まだ起きてるの? 眠れないの?」
「じゃあ、お姉ちゃんがお話でもしてあげようか? あれ、いいの? もう子供じゃない?」
「うふふ。生意気言っちゃって。そういえば最近、好きな子できたんだって?」
「あ、ドキッとしたね? ふふっ、女の子に興味持っちゃうお年頃かー。おっきくなったんだねえ」
「ほーんと、あんなにちっちゃかったのに、おっきく……おっきく、なったよね……お姉ちゃん、とっても嬉しいな」
「あれ、なんか顔が熱くなってるね。女の子のこと考えて、止まらなくなっちゃったかな?」
「でもそれじゃ眠れないよね。ドキドキしたままじゃ、気持ちがたかぶって、さらに眠れなくなっちゃうもんね」
「だから、お姉ちゃんが、スッキリして眠れるようになるまで、そばにいてあげる」
「昔から、よく一緒に寝てたもんね。可愛い寝顔、見てるの好きだったよ。……今でも好きかも」
「うふふっ、じゃあ久しぶりに、一緒に寝ようか。あれ、恥ずかしい? 仕方ないなあ」
「じゃあ――催眠術、かけてあげる」
「別に変なことじゃないのよ。よく眠れるようにっていう、おまじないみたいなもの。私たちの間で、流行ってるの。みんなやってるわよ。私も、やってもらったり、やってあげたり」
「すぐ終わるから、じっとしててね…………」
「目を閉じて、楽にして…………あれ、体に、力、入っちゃってるよね。仕方ないよね。それをまず抜いていこう」
「深呼吸しようね。ゆっくり、息を吸って…………ゆっくり、吐いて。ゆっくり…………深呼吸を、繰り返して……」
「………………思いっきり、吸って…………いっぱい吸って、吸って……止めて」
「息を止めて……まだ止めて。我慢して。……3つ数えたら、ゆっくり、全部、息を吐く……3、2、1……はい。ふぅぅぅぅぅ……」
「……いいわ、ゆっくり、息をして……心臓、ドキドキしたよね。今もまだしてるよね。その感じ、わかるよね? 自分の内側で、強く、ドクンドクン言ってるの、感じるよね……」
「その音に集中して。じっと……胸の音を、聞いていて」
「力強く、打ってるね……それが、段々、落ちついてくるよ……それに合わせて、深呼吸してみよう。四回打つ間に息を吸って、四回で吐くの……はい」
「…………それを、繰り返していると…………だんだん、落ちついてくる……すごく、落ちついて……気持ちが、楽になってきて…………」
「体も、楽に……楽に………………どんどん、楽になっていくよ……………………」
「………………そう………………落ちつくね……」
「力が抜けて……どんどん、力が抜けていって…………気持ちよく……気持ちよく…………気持ちよーく、降りていく…………」
「気持ちいいところへ、どんどん、降りていくよ……」
「どこまでも、どこまでも……お姉ちゃんの声が聞こえている間は、どんどん、降りていき続けるよ……」
「そのまま寝ちゃってもいいからね…………ほら、もっと降りていく……もっと……どんどん、深く、気持ちよく……」
「…………今から、3からゼロまで数えるよ。ゼロになったら、一番深いところに着くよ……とても幸せな、安らかなところに着く…………いくよ」
「3…………………………2……………………1………………」
「すぅぅっ…………ゼロ。ふうぅぅぅぅぅ……」
「……はい。あなたは、とても深い所に、降りてきました」
「あなたは、お姉ちゃんの催眠術に、深く、かかりました……」
「あなたは今、催眠の世界にいます。ここでは、お姉ちゃんの言うとおりになります…………どんなことでも、そのとおりになります……それは、とっても気持ちいい……」
「そう、気持ちいい。お姉ちゃんの言うとおりになるのは、とっても気持ちいい…………幸せ………………大好き」
「お姉ちゃんのこと、大好きだよね? お返事、してみて。大丈夫だよ、私の言うとおりに、お返事、できるから」
「お返事すると、もっと好きになるから…………ね? 大好きだよね?」