終わったあと ~催眠解除 いつもの姉弟へ~
「んふふ……お姉ちゃんとエッチ、とっても気持ちよかった?」
「でもね。これは、内緒の関係なの。だから、今までのこと、全部……忘れちゃうの」
「……忘れたくない? だめだよ。でもね、大丈夫。また、次のエッチをする時には、思い出せるから」
「それじゃ……目を閉じて、体から力を抜いて……息を、ゆっくりと吐いて……吸って……」
「だんだん、眠くなっていくよ……深く、深く……どんどん、深い場所へ……ゆっくり降りていくの……」
「ほら、催眠術にかかると気持ちいい……とっても、気持ちいい……」
「気持ちいいから……また、かかりたくなっちゃう……催眠術、大好きになっちゃう……」
「だから、今日は……もう、終わり。ほら、目の前に、階段があるでしょう?」
「階段をのぼると、催眠術から……ゆっくりと醒めていくの……足をあげて、一段……のぼって……」
「ほら……さっきまでしていたこと、少しだけ……忘れちゃった。ふわふわして、気持ちいいでしょう?」
「もう一段、昇って……催眠術にかかっていた時のこと、また……忘れちゃった……だんだん、いつもの自分に、もどっていく……」
「もう一段、昇って……さっきまでは、とっても気持ちのいい夢を見てたの……」
「もう一段、昇ろう。ほら、終わりが見えてきた……あそこへいくと、目がさめるよ」
「もう一段、もう一段、どんどん上に昇って……気持ちいい。もう、催眠術にかかっていたこと、何も覚えてない。思い出したりしない……」
「最後の一段だよ。これを昇ると……すっきりと目がさめるの。疲れもなくなって、さわやかな気分。とってもよく眠った後みたいに、気持ちいい」
「それじゃ……一緒に、最後の一段、昇ろうね」
「せーのっ、はいっ」
「おはよう、目が覚めたみたいね。とってもいい気分でしょう?」
「ふふっ。また今度……お姉ちゃんが、催眠術をかけてあげる」
「そうして……今日みたいに、気持ちいいこと、たくさんしましょうね♪」