Track 5

終わったあと ~催眠解除 いつもの姉弟へ~

「んふふ……お姉ちゃんとエッチ、とっても気持ちよかった?」 「でもね。これは、内緒の関係なの。だから、今までのこと、全部……忘れちゃうの」 「……忘れたくない? だめだよ。でもね、大丈夫。また、次のエッチをする時には、思い出せるから」 「それじゃ……目を閉じて、体から力を抜いて……息を、ゆっくりと吐いて……吸って……」 「だんだん、眠くなっていくよ……深く、深く……どんどん、深い場所へ……ゆっくり降りていくの……」 「ほら、催眠術にかかると気持ちいい……とっても、気持ちいい……」 「気持ちいいから……また、かかりたくなっちゃう……催眠術、大好きになっちゃう……」 「だから、今日は……もう、終わり。ほら、目の前に、階段があるでしょう?」 「階段をのぼると、催眠術から……ゆっくりと醒めていくの……足をあげて、一段……のぼって……」 「ほら……さっきまでしていたこと、少しだけ……忘れちゃった。ふわふわして、気持ちいいでしょう?」 「もう一段、昇って……催眠術にかかっていた時のこと、また……忘れちゃった……だんだん、いつもの自分に、もどっていく……」 「もう一段、昇って……さっきまでは、とっても気持ちのいい夢を見てたの……」 「もう一段、昇ろう。ほら、終わりが見えてきた……あそこへいくと、目がさめるよ」 「もう一段、もう一段、どんどん上に昇って……気持ちいい。もう、催眠術にかかっていたこと、何も覚えてない。思い出したりしない……」 「最後の一段だよ。これを昇ると……すっきりと目がさめるの。疲れもなくなって、さわやかな気分。とってもよく眠った後みたいに、気持ちいい」 「それじゃ……一緒に、最後の一段、昇ろうね」 「せーのっ、はいっ」 「おはよう、目が覚めたみたいね。とってもいい気分でしょう?」 「ふふっ。また今度……お姉ちゃんが、催眠術をかけてあげる」 「そうして……今日みたいに、気持ちいいこと、たくさんしましょうね♪」