第1話 へんなサキュバス
玄関のチャイムの音
主人公 「誰だ?こんな時間に?」
ドアを開く主人公
サキュ 「……こんばんは」
主人公 「こ、こんばんは(誰だ?)」
サキュ 「……わたし、サキュバスです」
主人公 「へ?コスプレ?」
サキュ 「コスプレじゃない、本物。」
主人公 「は、はぁ、な、何か御用ですか?」
サキュ 「用件がある。私に誘惑されてほしい」
主人公 「・・・・・・(唖然)」
サキュ 「よし、掴みはOK。こういう時はマニュアル……」
すると何かの本を取り出しめくる少女
サキュ 「誘惑編……あった、えと、怖がることなんてないのよ……痛いのは一瞬だけ……こ、今宵は最高の快楽をあなたに、力を抜いて、私に任せ」
主人公 「だめだこいつなんとかしないと」
ドアを閉めようとする
サキュ 「ドアを閉めないでほしい」
ドアを閉めさせまいとするサキュバス
主人公 「宗教とかの勧誘だろ帰ってくれ」
サキュ 「ぐ、ぐ……宗教訪問販売、どれも違う。仕方がない強硬手段。魔眼発動」
サキュバスの眼から不思議な光線が放たれ、主人公が動けなくなる。
主人公 「な、なんだ体が」
サキュ 「あなたは動けない。私の魔眼に魅入られた」
主人公 「ぐ、な、なんだと」
動こうとする主人公
サキュ 「無理に動こうとしても無駄。そこはサキュバスクオリティ」
主人公 「う、動け!」
サキュ 「安心して、用が済んだら解ける」
主人公 「目的は何だ?」
サキュ 「だから、あなたを誘惑するのが目的。お邪魔します」
ドアの内側に入るサキュバス
サキュ 「今あなたは、私の力で意識はあっても体が動かない。だから私が寝室まで運ぶ」
引きずって運ぶ
主人公 「やめろ引きずるな」
サキュ 「ちなみに私は力がない。RPGで言えば2ぐらいの数値。あなたを引きずって運ぶしか方法がない」
さらに引きずる
サキュ 「あ、忘れるところだった」
主人公を離し玄関へ。カギを閉める
サキュ 「戸締りは大事。それと玄関の靴は揃えておいた」
主人公 「頼んでねぇし!」
サキュ 「それじゃまた運ぶ。寝室は奥?」
さらにさらに引きずる
寝室へ
サキュ 「これが寝室、キッチンと寝室しかない。不思議な住居」
主人公 「1DKだよ」
サキュ 「1DK、はっ、噂に聞く人間界のアパート。これが・・・・・・」
まじまじと眺める
主人公 「そんなにめずらしいですか、アパートが」
サキュ 「珍しい。魔界は地価が安いのでみんな家が広い」
主人公 「そういえば魔界って、お前本当に」
サキュ 「少しは信じた?私はサキュバス。よくゲームとかに出てくる、魔物」
主人公 「あのファンタジーに出てくるやつか?全然イメージと違う・・・・・・」
サキュ 「え、全然イメージと違う?もっと胸が大きくて、淫靡だ?
サキュバスにも個体差がある」
主人公 「人間を襲いにきたのか?」
サキュ 「人を襲いに来たのではない。試験をしにきた」
主人公 「試験?」
サキュ 「そう、サキュバス2種免許の実地試験。ちなみに魔界国家資格」
主人公 「な、なんだそれ」
サキュ 「サキュバス2種免許は私達サキュバス族にとって至ってポピュラーな資格。
持っていると就職に便利。人間界で言えば普通自動車免許に相当する」
主人公 「そ、そうなんだ」
サキュ 「人間の男を一人自分の虜にすれば合格。だからあなたには誘惑されてほしい」
主人公 「だから意味わかんねー!」
サキュ 「そう難しく考えないで。虜、というのはあなたが私に好意を持つ状況のこと。要はゾッコンになればいい」
主人公 「なるかよ。いきなり来て自由を奪われた不審者に」
サキュ 「まるで不審者を見るような目で見ないで欲しい、あなたは私に好意を抱く以前の問題」
主人公 「だから脈ナシだ。出て行ってくれ」
サキュ 「だから私は今から最も得意なことであなたをゾッコンにする」
主人公 「な、なんだよ」
サキュ 「ということで、ベッドの上まで運ぶ」
さらにさらに運ぶ
主人公 「やめろ引きずるな」
サキュ 「だから私には力がない、持ち上げる、ん・・・・・・」
しかし力がないので運べない
サキュ 「重くてベッドに乗せられない。仕方がないからこのままする」
主人公 「一体何をする気だ……」
サキュ 「サキュバスが一番得意なことは搾精。これからあなたを気持ち良くして私の虜にする」
主人公 「お、おい」
サキュ 「心配することはない。私は身体的スペック(胸)は他のサキュバスに劣るが、その分搾精の技術は優秀。あなたに十分な快楽を与えることが出来る」
主人公 「か、快楽っておい」
サキュ 「まずは下を脱がす」
主人公 「やめろーー」
脱がすサキュバス
サキュ 「抵抗は無意味、あなたは私の魔眼で動くことはできない。脱衣完了」
主人公 「あ、あ」
サキュ 「行為に入る前にまずはペニスを観察する・・・・・・サイズは標準」
主人公 「/////」
サキュ 「顔が赤い、気にしないで。太さ、形状とも平均、仮性包茎だが性交に問題はない」
サキュ 「・・・・・・大きくなっている。この状況下で勃起、Mの素養アリ」
主人公 「な」
サキュ 「ではあなたを口で気持ち良くする」
主人公 「口って」
サキュ 「サキュバス搾精術、口内における直接刺激、簡単に言えばフェラチオ
技術には自信がある」
サキュ 「まずは、口で皮を剥く」
サキュ 「はむ、ん、ちゅぷ。ゆっくり剥くから感覚を楽しんで」
サキュ 「ん、ん、んむ、ん、ちゅ、ぷは」
サキュ 「むけた。綺麗なピンク色、赤ちゃんみたい。亀頭と皮の隙間に不純物が溜まっている」
主人公 「せめてシャワーを浴びさせてくれ~」
サキュ 「え、せめてシャワーを浴びさせてほしい?必要はない私が綺麗にする」
丁寧に亀頭を舐めていくサキュ
サキュ 「れろ、掃除開始、れる、隙間の部分を、れる、丁寧に、れる、舐め取っていく」
サキュ 「ん、れろ、れろ、ちゅ、れろ、ん?どうしたの?そんなに気持ち良い?れろ」
サキュ 「れる、だけど、ちゅ、これはただのお掃除、れろ、この程度は、れる、ただの
準備」
主人公 「うぅ」
無言で舐め取る
サキュ 「れろ、裏スジのあたりもしっかり綺麗にしておく、れろ、れる、ちゅ、れろれろ」
サキュ 「れろ、れろ、細かい舌の動きでしっかり舐めとられているのを感じる?れろ、れろ、
れっる、れろ、綺麗になるまで舐め取るから安心して、れろ、れろ、ちゅ
ちゅる、れろれろ」
サキュ 「ちゅ、れろ、ちゅ、ちゅ、れろ、ちゅぷ、最後の仕上げ。口全体を使って
ペニス全体を綺麗にする」
咥える。ただしサキュバスは全然本気じゃない
サキュ 「はむ、ん、ん、ちゅ、ん、ちゅぴ、ん、ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅぴ」
サキュ 「ちゅぷ、ちゅ、ちゅぱ、ちゅぱちゅ、ちゅぱ、ん、ん、ん?」
思わず射精しちゃう主人公
サキュ 「んー、ん、ちゅむ、ん、んんー」
主人公 「はぁはぁ」
サキュ 「射精するのが早い。ただの掃除で、こんなに濃い精液を口に出されてはこちらもフェラのし甲斐がない」
サキュ 「まぁいい、せっかく射精したのだから飲んでみる」
じっくり味わうサキュ
サキュ 「ん、ごくん」
サキュ 「こ、これは・・・・・・。なんというまったりとして、しかししつこくもなく、むしろ爽やかな後味・・・・・・A5級の精液・・・・・・」
主人公 「な、なんだよ。それ」
サキュ 「私達サキュバスにとって精液は大事な栄養源でもあり、明日への元気のみなもと。
だから精液の味を等級で決めている。私のテイスティングでは最高位のA5級。つまり、あなたの精液はとてもおいしい・・・・・・」
主人公 「そんなこといっても、今のほとんど・・・・・・」
サキュ 「今のはペニスを口で綺麗にしただけ、フェラの技術は何も使っていない。サキュバスの本気のフェラは今の何倍も気持ち良い」
主人公 「うっ」
サキュ 「今、期待した顔をした。大丈夫これからじっくり快感をあなたに与える」
サキュ 「ところであなたは童貞でしょ?」
主人公 「な、な、ななななんだよ急に」
サキュ 「なにを焦っているの?性交の経験がないかと聞いている」
主人公 「あ、ああああるし!高校時代に幼馴染の彼女と・・・・(ウソ)」
サキュ 「ウソを吐いても無駄、私にはわかる。ちょっと失礼」
サキュ、ペニスを舐めはじめる
サキュ 「ん、れろ、お掃除フェラであなたの精液の残りをもう一度味わう」
サキュ 「はむ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぽ、ちゅちゅむ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅぷちゅちゅ、ん、ちゅ、ちゅちゅー、ちゅむ、ちゅー、ん、ちゅ」
残りを飲む
サキュ 「ん、んーこくん」
サキュ 「ちゅぱ、・・・・・この味はウソを吐いている味。あなたの精液から童貞特有の味がする」
サキュ 「説明するとサキュバス的には童貞の精液の方が美味しい」
主人公 「は、はぁ」
サキュ 「試験に合格するには相手を虜にした状態でセックスする必要がある」
主人公 「俺はお前の虜にはならん」
サキュ 「でもあなたを虜にするにはまだ時間がかかる。そしてあなたの童貞精液はとても美味しい」
主人公 「だから」
サキュ 「だから虜になるまでここで暮らすことにする。あなたの美味しい精液が飲めて、試験にも合格できるパーフェクト」
主人公 「断る!」
サキュ 「残念だけどあなたに拒否権はない。魔眼発動」
魔眼発動する
サキュ 「あなたに呪いをかけた。もし私の誘惑を断れば不思議な力で死ぬことになる」
主人公 「おい!本当、本当に死ぬの?」
サキュ 「ウソじゃない。さっき動けなくなったのを思い出して」
主人公 「う・・・・」
サキュ 「理解してくれてうれしい。タダとは言わない。家事全般は私に任せてほしい」
主人公 「できるのかよ、魔物に」
サキュ 「人間界の料理も得意、ちなみに得意料理はサバの味噌煮」
主人公 「か、家庭的だ・・・・・・」
サキュ 「あと、掃除洗濯も綺麗好きなので安心してほしい」
主人公 「なんだこの魔物・・・・・・むしろ普通の魔物より得体が知れないぞ・・・・・・」
サキュ 「あ、そうだ自己紹介、私の名前は・・・・・・」
主人公 「うるさい、お前なんかサキュ子で十分だ」
サキュ 「え、お前なんかサキュ子で十分だ?」
サキュ 「むぅ、わかった。あなたは家主、呼びたいならそう呼んで構わない」