Track 6

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また二人っきりに…… (博多弁台本)

【遥】忘れ物、なか? …ほんとに? ちゃんと確認したと? お兄ちゃんのことやけん、肝心な時にやらかすっちゃんね 歯ブラシ、タオル…チケットとか お土産は…向こうで買うけん…あとは…うーん、お財布はバッグの中やし… …あ、一つ忘れ物あるばい え、分からん? すぐ側にあるよ、お兄ちゃんにとって、世界で一番大切なもの …この遥、がね! …んぇっ、ちょっ、なんでニコニコしながら頭撫でるん~ っ、髪の毛乱れるってぇ…もぉ、せっかくセットしたのにぃ ……え? うちのこと、忘れんって…うぅ、恥ずかしい台詞言わんでよぉ~ まあ、うちも言ったけん、お相子なんやけど… むぅ…お兄ちゃん、次はいつ帰ってくると? まさか、また来年、とか言わんよね? それはダメ、遅くても夏…いや、春になったら帰省するんよ お兄ちゃんが帰って来んかったら……そうだ、うちがお兄ちゃんのところへ行くけん。ね、良かろ? んー? なんか、躊躇いがあったような… もしかして…人に言えんようなモノが、部屋にあると? …今、ぎくってせんかった? そ、それって…エッチなもの、とか? うぅっ、何その反応っ、怪しんやけど! まあ、男の人はそげなことに興味あるっていうか、色々と大変だって聞くけど… そん時は、う、うちだって……うぅ、と、とにかく、お兄ちゃんの家へ遊びに行くけんね約束…やけん 指切りげんまん…っ、ね じゃあ…お兄ちゃん、またね 次に会う時は…ずぅっと、二人きり、ばい…っ ( END )

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