お姉ちゃんの首筋……かぷってしちゃう♪
「お姉ちゃん♪ それじゃあ読書はちょっとだけ中断して……仰向けになって?」
「えへへっ、そ・れ・と・も、読書したままでも全然良いんだけどー」
「お姉ちゃんの横顔……口唇……とっても美味しそうだけど……それよりも美味しそうなお姉ちゃんの首筋……」
「……改めてじーっと見てるとおねーちゃんの首筋、細くて透き通るみたいで……なんだかとてもドキドキしてきちゃった」
「ミズキだけが触れられる……ミズキだけのお姉ちゃんの首筋……見てるだけでドキドキしてきちゃう」
「でもー……見てるだけじゃなくて……ミズキ、お姉ちゃんの首筋に触っちゃう♪」
「えへへっ、お姉ちゃんの首筋……柔らかい」
「くすぐったいー? えへへっ、ミズキも……指先、こそばゆいかも」
「お姉ちゃんの首筋、やわらかいのにほんのりと筋(すじ)っぽい感じがして……」
「指先ですーっとお姉ちゃんの首筋を撫でてるだけなのに……全身がぞわぞわしてきちゃう」
「お姉ちゃんもー、ドキドキしてくれてるかなー? ゾワゾワしてくれてるかなー?」
「って、聴かなくてもドキドキしてくれてるの、伝わってきてるよー?」
「ほら……お姉ちゃんの首筋、こんなに熱くなってきてるし……汗もかいてきちゃってるし」
「えへへっ、ミズキの手もぽかぽかになって汗かいてきちゃってるの、分かるー?」
「お姉ちゃんの首筋を触ってるだけで……ミズキ、とってもドキドキしてきちゃう」
「お姉ちゃんの呼吸と匂いを近くで感じながらお姉ちゃんに触れるの……本当にドキドキしてきちゃう」
「……ミズキ、お姉ちゃんのドキドキも確認しちゃおうっと」
「お姉ちゃん♪ そんなに強くしないけど……苦しかったら言ってねー?」
「お姉ちゃんの首の血管は……」
「あっ……すごい……指先でも分かるくらい、とくんとくんってしてる」
「……とくんとくん、とくんとくんって、指先でお姉ちゃんのドキドキを感じるの……凄いドキドキしてきちゃう……」
「……もしかして……ミズキの指先からもドキドキ、伝わっちゃってたりしてるかな……してないかな……?」
「ほら……お姉ちゃんのドキドキとミズキのドキドキ、繋がってるみたい……」
「このままお姉ちゃんと心臓の鼓動まで繋がっちゃえばいいのに……なーんて」
(呼吸10秒程度)
「……お姉ちゃんの首筋……触ってたら……かぷってしたくなってきちゃった」
「ねー、お姉ちゃん? 痛くしないから……かぷってしたら、ダメー?」
「お姉ちゃんの首筋をー、優しくかぷーって」
「えへへっ、『良いよ』って言いながらお姉ちゃんのドキドキ、ちょっと早くなったよー?」
「それじゃあお姉ちゃんの首筋……いただきます」
「(口唇で甘噛みする感じ 5秒くらい)あむっ、はむっ、あむあむっ……)」
「……ふはぁっ……凄い……お姉ちゃんの首、柔らかくて……ドキドキしちゃう……」
「(口唇で甘噛みする感じ 5秒くらい)」
「……お姉ちゃんの匂いと温度が口唇に伝わってきて……」
「口唇で感じるお姉ちゃんのドキドキ……凄いドキドキする……」
「(歯で甘噛み 5秒くらい)はむっ、あむっ、あむあむぅ……」
「……お姉ちゃん? 痛く、無い?」
「えへへ、それなら良かった……じゃあもうちょっとだけ強く……」
「……お姉ちゃん、食べちゃう」
「(歯で甘噛み 10秒くらい)」
「……はぁ……はぁ……お姉ちゃん好き……大好き……」
「(首筋を吸う 5秒くらい)」
「……お姉ちゃんの首筋……凄い美味しい……好き……」
「(首筋を吸う 5秒くらい)」
「……お・ね・え・ちゃ・ん」
「(首筋を吸う 5秒くらい)」
「……はぁ……はぁっ……あっ、あああっ……」
「お、お姉ちゃん、ご、ごめん……ミズキ、つい夢中になって……」
「ちょっと強くちゅーちゅーし過ぎちゃったけど……痛くなかった? だいじょーぶ?」
「……って……ああっ……首のところ……キスマーク付いちゃった……」
「え、えーっと……こういうときは……」
「(舌で首筋を舐める ぺろぺろ)10秒くらい」
「……う、ううっ、舐めたって消えたりしないよねぇ……ごめんね、お姉ちゃん……」
「きっと時間が経てば消えると思うから……う、うん、きっと大丈夫!!!」
「大丈夫だから……お姉ちゃん、もっと続き、しよ?」