おいしいおすし
[ファミリー向けの回転寿司にきた二人]
もむもむ……んきゅ……(寿司食べてる)
んふふ……お寿司、美味しいね。
(玉子ばっかり食べてない?)
ん……だって、玉子、好きだし……
食べてほしそうに流れてくるんだもん……だったら、取ってあげないとかわいそう……えへ。
それにあんまりお魚好きじゃない……お醤油でお洋服汚してもいけないし。
(「これとか美味しいよ?」といってサーモンを差し出す)
このオレンジ色の?
(主「サーモンだよ」)
さーもん……お菓子みたいな色……
あ、じゃあ、お醤油つけて?
あーん……(口を開けて待ってるエマ)
(醤油のついたサーモン握りをエマの口に放り込む)
ぁむ……むぎゅ……んむ……むぐむぐ……
ん?……確かに、おいしい……
ちょっと甘い?そうでもない?
ん……もいっこ……んぁ……
(再びエマにサーモンを与える)
ぁむ、んむ……むぎゅむぎゅ……んむ……んく……
んふふ……おいしい……
(主人公の指に醤油がついてることに気づくエマ)
あ……指……お醤油ついてる……
(その指を舐めさせようと差し出す主人公)
ぁう……ここでするの……?
ん……んぁ……(遠慮がちに小さく口を開くエマ)
(その口に醤油の付いた指を含ませる)
んむっ……んむ……むゅ……ん……
んちゅ、れる……んむ……ん……れる、れる……ちゅる……
(もうよさそうなので指を抜く)
んぷぁ……んぁ……んっ……(少し名残惜しそうなエマ)
んむ……ご飯食べてるのにこういうの、お行儀悪い……
(主「そういう割りに良さそうな顔してない?」)
それは……だって、お口の中さっきみたいに弄られると、気持ちいし……
うぅ……恥ずかしい……あんまり見ないで……
んもう……
あっ、玉子……
(流れてきた玉子を取ってあげる)
えへ……ありがと。
ね、このプリンアラモード、頼んでもいい?
(主「いいけど、そんなに食べられる?」)
ん……大丈夫……
それに、もし食べきれなくても、食べてくれるでしょ?
(主「まあ、そうだけど」)
んふふ……じゃあ、大丈夫。
あと、玉子ももうひとつ食べたい……
(主「はいはい」)
えへ……よろしく。
[ちょっとあと、食べ終えてのんびりお茶飲んでるふたり]
ちゅるる……んふぅ……
お寿司、おいしかったね。
久しぶりだったかも……玉子ばっかり食べちゃったけど。
ね、このあとのお買い物……うん、首輪を見に行くっていってた……
もしかして、いつものお店じゃないの?
(主「バレた?」)
うん……だって、この辺り、初めて来た。
街の雰囲気もいつもと違うし、ちょっとドキドキ……
(主「そろそろ行く?」)
あ、うん。もうお腹、落ち着いたから大丈夫だよ。
えへ……じゃあ、連れてって?