いきなりくのいちに捕らえられた男が、足や手や口で責められるお話
いきなりくのいちに捕らえられた男が、足や手や口で責められるお話
シナリオ:鳴沢巧
「まさか、貴様ごときウジ虫に、この私が存在を目撃されてしまうとは……一生の不覚だ。
だが、起きてしまったのは変えようがない。不運だが、諦めてもらうぞ」
「何のことかわかってない顔だな。いいだろう。どうせ死にゆく定めなのだ。少しだけ説明してやる。
私はくのいちだ。信じられないのも無理はない。近代化された現代において、忍の存在は珍しいからな」
「私とて、無理に信じてもらうつもりはない。だが忍とは影の存在。決して、人に見られてはいけないのだ。
ましてや、貴様ごときウジ虫みたいな輩にはな」
「不服そうだな。ウジ虫と呼ばれて怒っているのか。だが、貴様にはお似合いだ。
私の姿を目撃したのだから、どれだけ凄い男なのかと思っていたら、この有様ではないか」
「尾行にはまったく気がつかない。あっさりと、己の居城ともいうべき家に侵入を許す。
挙句には容易に背後をとらせ、抵抗ひとつできずに捕縛される。情けなさのオンパレードではないか。恥を知れっ!」
「平和な現代に生きる者だから、などという言い訳は通用しないぞ。
男子たる者、外に出れば七人の敵がいると言うだろう。
常に警戒しろとまで言うつもりはないが、多少は用心をするべきだと思わないか。
人間、いついかなる時に、災難に襲われるかわからないのだぞ」
「くっ……見れば見るほど間抜けな顔をしおって……! 余計に腹が立ってくる。
何故、私はこのような男に姿を見られてしまったのだ。己の不甲斐なさに愕然とする……!」
「まあ、よい。私の怒りはこの際、棚に上げておこう。
優先すべきは、表に出てはまずい存在のくのいちたる私を、偶然であっても目撃してしまった貴様の処遇だからな。
どうするつもりか、などと聞かなくとも予想はついているだろう。説明するのもアホらしいが、教えてやる。
貴様が我らと敵対する勢力なのかどうかを確認したあと、始末させてもらう。
フッ……ようやく事態の深刻さを理解し、怯え始めたか。不運だったな」
「自分の置かれている状況や立場を把握できたのなら、素直に口を割ることだな。そうすれば、多少は優しくしてやってもいいぞ。
痛い思いをさせずに、一瞬であちらの世界へ送ってやる。
わかっていると思うが、貴様に拒否権はない」
「フン。恐怖で口もきけないとはな。貴様は本当に男か。
性根を叩き直してやりたいところだが、まずは先にすべきことがある。
さあ、早く自分が何者で、どこの勢力に所属しているのか白状してもらおう」
「とぼけたことを……! 普通の住民が、現代を生きる忍の姿を目撃できるはずがないだろう。
決して、私の思い込みなどではない! あくまでとぼけるつもりなら、少しばかり痛い目にあってもらうぞ」
「……どちらにしても殺すつもりなのだろうとか、いくらでも返す言葉はあるだろう。
正真正銘の素人に姿を目撃されたと一族の長に知られたら……。い、いや、何でもない。
何でもないと言っている! そんなに私を怒らせたいのか」
「安い挑発には乗らないぞ。何度も言うが、私は現代を生きる忍。超一流のくのいちなのだ。
理解したなら、自分が何者なのかを白状しろ。くだらない言い訳は聞かないぞ」
「なるほど……あくまでも白を切るつもりか。それならば、私にも考えがある。
どのような考えかは、説明するまでもないだろう。貴様の体に聞くのだ。きっと素直に教えてくれるぞ」
※くのいち、男から顔を背けて小声で以下の台詞を呟く。
「……男が弱いのは……や、やはり……きゅ、急所になるのだろうな。
急所と言えば、おちん……そ、そんな、はしたない言葉が言えるか……!」
※くのいち、顔を男の方へ戻して、普通に話し始める。
「小声で何を呟いているかだと。貴様には関係ない。
それよりも、いいのか。私は冷徹なくのいちなのだぞ。強情を張るのは、よした方がいいのではないか」
「だ、断じて私の顔は赤くなっていない!
場数を踏んだくのいちを侮ると後悔するぞ。そちらの弱点など、とっくにお見通しなのだからな。
疑っているのなら、証拠を見せてやろう」
※くのいち、正面にいる男の股間に足を恐る恐る乗せる。足を水平に上げて、足裏で踏んでるような感じ。
「うわっ! ふ、ふふん。腰をビクンとさせたのを見ると、やはりここが弱点みたいだな。
私は優しいから、すぐに足を離してやったのだ。他のくのいちならば、もっとキツくされていたぞ。
ありがたく思うとともに、隠している情報を吐くがいい」
※この時点で、くのいちは男の股間から足を離している。
「まだ何も隠していないと言い張るか。い、いいのだな。さ、さらなる尋問を続けることになるぞ。
私にかかれば、貴様のおち…お…おち……が、悲惨な目にあうぞ。具体的な説明をするだけで、誰しもが震え上がるような酷い目だ。
考え直すなら、今のうちだぞ」
※くのいち、俯いて小声で、独り言のように以下の台詞を呟く。
「ど、どうして素直に秘密を白状してくれないんだ。このままでは、私が一族の長に責められる。なんとかしなければ……。
そ、そのためにはやはり、相手の男性器を集中的に狙うしかないのか。異性との経験など、まったくないというのに……」
※くのいち、顔を戻して、普通に喋り始める。
「な、何故、聞き耳をたてている。なめた真似をすると、そちらが損をするだけだぞ。
何だ、その目は? 私には出来ないとでも思っているのか。
いいだろう。たっぷりと後悔させてやるぞ」
※くのいち、再び男の股間に、水平に上げた足裏を押し付ける。
「ど、どうだ。こ、ここを……おち、ん……うああっ!
とにかく、足の裏で局部を…急所をグリグリされると、たまらなくなるはずだ。
止めてほしければ、自分が何者か言ってみろ!」
「まだ普通の住民だ、などと言うか。ならばもう容赦しないぞ。
泣こうが喚こうが、絶対に許してやらないからな。私に男性器を圧迫されて、せいぜい惨めに朽ち果てろ!」
「私は残虐な忍。貴様の忍耐が悲鳴を上げるまで、徹底して責めるぞ。それでもいいのか!
くっ……なんて強情な奴なのだ。意地を張りすぎると、大事なところが潰れてしまうぞ」
「どうした。何故、黙っている。まさか大事なところが、どこなのかわからないのか。
それなら私がお、教えてやる。お、お、おち×ち×だ――っ!」
「くう……! げ、下品な単語を言わせるとは、なんと鬼畜な!
貴様みたいな者がまともな存在であるはずがない。絶対にどこかの忍に決まっている。
言え! 一体どのような任務で一般人のふりをしている!?
そして、私を尾行していた理由は何だ!」
「な、何……? 何を言ってる。
そんなに強く押されると……何だ!? 口ごもってないで、はっきりと言ってみろ!」
「ん……? 出る、だと。訳のわからない発言で、私を惑わすつもりか。その手は食わないぞ。貴様の魂胆など、すでに見抜いている。
これ以上、急所を足で攻撃されたくなければ正直に――」
※男が射精。くのいちはその事実にまだ気づいていない。
「――くっ! 今度は腰を小刻みに動かしてきたか。何が狙いだ。
執拗に奇をてらった作戦を実行しているみたいだが、忍のエリートである私に通じると思わないことだ」
「私の殺気を込めた睨みに動じないどころか、満足そうな顔をするとは……。
ますます解せん。一体どのような目的で、怪しげな真似ばかりをするのか……」
「――はっ! まさか、急所である股間部に、何か術を施しているのか!?
それならば、私の過酷な責めに耐えられているのも納得がいく。
フッ。貴様の浅はかな策もこれまでだな。
しかし、誇りに思うがいい。相手が私でなければ、これほどあっさりと見抜かれなかっただろうからな。
腰をくねらせて抵抗しても無駄だ。観念して、私に術の正体を見せるがいいっ!」
※くのいちが、男の股間から足を離して、男のズボンとパンツをずり下ろして、男の局部を露にする。
「さあ、貴様のズボンとパンツは脱がせたぞ。秘密のからくりを……きゃあ!?
な、何だ、この面妖なのは……。
こんな凶暴そうな武器を隠していたとは、やはり油断ならない男みたいだな。色々と白状してもらうぞ。
まずはパンツの中から……ん? パンツの中……だと。まさか、この物体は……」
「お、おち×ち×……あ、いや…男性器だというのか。
私の記憶には、もっとこう、象さんの鼻的というか……こ、こんなに醜悪ではなかったはずなのだが……」
「――はっ! も、もちろん知っていたに決まっているだろう。貴様を油断させるために、演技をしただけだ。
すっかり騙されたみたいだな。私の実力を思い知ったか」
※くのいち、男から顔を背けて、小声で以下の台詞を呟く。
「け、経験がない上に、きちんと見たこともないなんて、言えるわけがない。
ここでなめられては駄目だ。ハッタリを言ってでも誤魔化さなければ……」
※くのいち、男に顔を戻して、気を取り直して普通に喋り始める。
「足でいじられたあとに、外気に触れれば膨張するのだ。当たり前のことを言わせるな。
な、何を可笑しそうな顔をしている!? 私は冗談を言った覚えはないぞ。
さては愚弄して、冷静さを失わせる作戦だな」
「私に安い作戦は通じないと忠告したはずだ。
どのような仕組みであろうとも、物理的に責められれば、さすがに平然としてはいられないだろう。
貴様も年貢の納め時だな」
※くのいちが、男のペニスに直接足裏を当てる。
「どうだ。再び足を押し付けられた圧迫感で……何だ。随分ぬるっとしているな。
よく見れば、脱がせたパンツにも変な液体が付着してるじゃないか。
また、何かよからぬ企みをしてるのではないだろうな」
「まさか毒を忍ばせていたのか。言い訳しても無駄だぞ。
私ほど優れた忍になれば、臭いですべてわかるのだからな」
※くのいちが、手にしている男の射精済みのパンツに鼻を近づけて臭いを嗅いでいる音。
「……どうやら毒物の類ではないみたいだが、随分と不思議な臭いだな。あまりに独特すぎて判別がつかない。一体、何だというのだ。
仕方がない。味覚でも確認してみるか……」
※くのいちが、手にしている男の射精済みのパンツに口を近づけて、付着している精液を舐めている音。
「舌触りは微妙だな。味も奇妙だし……。ますます解せないな。
それにしても貴様は先ほどから、どうして顔を赤くしているのだ。羞恥を覚えるような真似でもしたのか。
まったくわからない男だ。相変わらずのだんまりに加え、股間部に隠していた不思議な体液。
これらが意味するもの……と…は…?」
「ま、待て。まさか、これは…この液体は…せ、せ、精液だと言うのか!?
指で触ってしまったし、な、な、舐め……舐めえ!?
ど、動揺などしていないぞ。私はすべて知っていたのだからな。嘘じゃない!
貴様のチ×チ×や精液ぐらい平気だから、あえであのような行動をしたのだ。
疑うのなら証拠を見せてやる」
※くのいち、パンツを放り投げて、右手で男のペニスをぎゅっと握る。
「どうだ。足を押しつけられるのではなく、手で握られた感じは。どんなに苦しくても、絶対に許さないぞ。
私は非情で容赦を知らないエリートくのいちだ。ここまで怒らせた以上、命乞いも無駄だと知れ!」
※くのいち、男から顔を背けて、小声で以下の台詞を呟く。
「うう……あれが精液だったなんて……。
話には聞いていたけど、いきなりだったから……。
わ、私、触るだけじゃなくて、舌で……。ど、どうしよう。
それにおち×ち×を握ったはいいけど、ここから何をすれば……わからない。わからないよぉ」
※くのいち、男に顔を戻して普通に喋り始める。
「はっ! な、何を見ている。い、今のは貴様への責め苦をどうするか考えていたのだ。
急所をこのように、手で強く握られれば――きゃあ! な、何!? いきなり大きくなって……あああっ!
お、驚いてなんかいないぞ。私は常に冷静だ。誰よりも平常心だ。パニくったりしないんだ!」
「チ×コが大きくなったから、なんだというのだ。この程度で私が恐れると思うなよ。すぐに小さくしてくれる!
こ、このっ! 早く元に戻らないか! 逆らうと容赦はしないぞ。私を侮るなよ!」
「……フッ。油断したな。
私の目を欺けると思うな。おち×ち×を指で前後に扱いた瞬間、貴様の表情は確かに歪んだ。
そうか……これが弱点だったか。ならば徹底して責めてやろう。覚悟しろっ!」
「チ×ポを強く握りながら、勢いよく指を動かしてやろう。
息が荒くなってきたな。苦しいか?
だが許しはしない。私を怒らせた報いを受けてもらう。これで貴様も終わりだ」
※くのいちが、ハイスピードで男のペニスを手で扱いている音(男が射精するまで継続)
「普通に目を開けているのも困難みたいだな。顔を汗まみれにして、腰を小刻みにくねらせる姿は、まさに無様そのものだ。
恥ずかしいとは思わないのか。男なら、最後の時を堂々と迎えたらどうだ。そうすれば少しは見直してやるぞ」
「とうとう膝が笑いだしたな。さすがの貴様も限界か。
情けないとは言わん。ここまでよくもった方だ。褒めてやろう。
さあ、とどめをさしてやる。人生最後の瞬間を楽しみながら逝けっ!」
※男が射精。くのいちの顔にザーメンが付着する。
「ぐうっ!? 目潰しか! しかし、そのような手は食わない……ぞ?
目を拭った私の手の甲についているこれは……精液。そ、そんな、どうして……。
まさか、手で扱くと射精するのか!? 謀ったな!」
「な、何だその目は。哀れむように私を見るな。
仕方ないだろう。来る日も来る日も修行で、異性と戯れる暇などなかったのだ。
可能なら私だって青春のひとつやふたつ……ええい! これもすべて貴様のせいだ!
たった今、決めた。変更はないからな」
「まずは男性器であるおち×ち×について教えてもらうぞ。こうして指で扱かれるのは、気持ちいいと考えて間違いないな。
二回目の射精だというのに、随分と濃いのも出てるし……ふふふ。すっかりベトベトになったな」
「じゃ、じゃあ、今度は口でしてやろう。
こ、これは決して、私が興味あるからではないぞ。
以前に忍の里で手に入れた情報が正しいのか実践するだけだ」
「そ、それにしても、凄い臭いだな、顔を近づけただけでむせ返りそうだ。
精液を出し終えた途端にまた小さくなっているし、おち×ち×とは不思議なものだな」
「グ、グロテスク極まりないが、これを舐めるのか。
まずは舌で味を試させてもらう。
はあ…はっ。伸ばした舌先が貴様のチ×ポに届くぞ。覚悟はいいか」
※くのいちが、舌で男のペニスを舐めている音。
「んっ、んう……ふう。ふ、不思議な味だな。一回舐めただけではわからないので、もっと続けるからな。
先端にある小さな穴は尿道口か。男性はここから精液だけでなく、小水も出すのだな。
フフ。舌先を差し込むとビクビクするぞ。感じているのか」
「経験がなくとも、知識はある……と思う。い、異論は認めない。
あまりなめた態度をとるなよ。貴様の急所の命運は、この私が握っているのだ。
わかったのなら、黙って教材になっていろ」
※くのいちが、舌で男のペニスを舐めている音。
「ふう…ふうん…舐めるほどに、透明な液体が溢れてくるじゃないか。
わかったぞ。これを我慢汁と言うのだな。里で誰かが話していたのを聞いた覚えがある。
チ×チ×が気持ちよくなってる証拠であり、濃くなれば射精も間近になる」
「どうやら指でいじる以上に、舌で刺激されるのは快感を得られるみたいだな。
貴様のチ×ポが、雄弁に私へ語ってくれているぞ。だが、まだ射精はさせてやらん。
せっかくの勉強の機会だ。色々と試させてもらうぞ。私の役に立てるのだから、光栄に思え」
「次は指の代わりに唇を使うぞ。先端を咥えた後に、キュッとすぼめて顔を動かせばしっかり扱けるはずだ。覚悟してもらうぞ」
※くのいちが、男のペニスをフェラチオ開始。唾液音。
「再びチ×ポがビクンビクンしてるぞ。生意気だった貴様も、ここを責められればおとなしくなるな。
主導権は完全に私が握った。降参するのなら今のうちだぞ」
「……なんてな。
残念ながら、私に与えた屈辱の代償はこの程度じゃないぞ。
まだまだたっぷりと甚振らせてもらうからな」
※くのいち、以下の台詞を小声で呟く。
「さ、さすがにおち×ち×を舐めしゃぶるのが、楽しくなってきたなんて言えないからな。
それにしても、さっきから股間が熱いのは何故だ。いや、今はそれよりも……」
※くのいち、普通に喋りだす。
「今度はもっと深くまで咥え込みながら、舌も使ってやろう。
これまでの流れで、貴様の弱点は完全に把握した。もはやこれまでと覚悟しろ」
※くのいちが、男のペニスをフェラチオ。唾液音。一回目よりも激しく。
「どうした。切なそうな顔をしているな。
もしかして……おち×ち×が過剰な反応をしてるのは、射精がしたいからなのか?
となると、これまで貴様は私に何回も寸止めされている計算になるな。
無意識にやってきたことだが、これからは違うぞ。狙って、発射直前で刺激を与えるのを停止してやる」
※くのいちが、男のペニスをフェラチオ。唾液音。二回目と同じくらいで。
「射精したくてもできない。心の叫びが聞こえてくるような、実にいい顔をしているじゃないか。
チ×ポから精液を出させてほしいのなら、丁寧な言葉でお願いしてみろ。特別にどぴゅぴゅっとさせてやってもいいぞ」
※くのいちが、男のペニスをフェラチオ。唾液音。二回目と同じくらいで。
「そんなに精液を出したいか。ならば貴様の正体を、今度こそ教えてもらうぞ。そうすれば、私の口と舌で射精させてやろう。
どちらがいいかなど、今さら考えるまでもないはずだ」
「う…ぐ。射精したくてたまらないのだったら、自分の正体くらいでっちあげればいいだろう。
普通の一般人に姿を目撃されましたなんて報告をしたら、私がどうなるか簡単に想像できるはずだ。
貴様には人の心がないのか」
「もう、いい。貴様には何も期待しない。その代わり、射精もさせないぞ。
永遠に私の口の中で、寸止めさせ続けられるのだ」
※くのいちが、男のペニスをフェラチオ。唾液音。これまでで、もっとも激しく。
「――んぶゥ!? んっ、んん……んぐぅ!
ぷはあっ! はっ、はあ! い、いきなり、口の中に何かが……って、精液じゃないか。き、貴様……!
射精しそうなら射精しそうだと、きちんと申告すべきだろう。これだから身勝手な男は嫌なのだ!
拘束は解いてやるから、あとは勝手にしろ!」
※くのいちが、男の拘束を解く。その後、少し間をおいてから、くのいちが走り去っていく音。
※走り去る音が消えてから、少しの間。
※再び足音。今度は遠くから迫ってくる。
「……どうした。意外そうな顔をして。まさか、帰ったとでも思ったのか? 冗談はよせ。
貴様が普通の人間だと里へ報告できないのなら、帰るわけにはいかないだろう」
「さっきも言ったとおり、貴様は勝手にするといい。私もそうさせてもらう。
この家へ住み込み、貴様の正体を知るための潜入捜査を開始する。嫌がっても無駄だぞ」
※くのいち、以下の台詞を小声で呟く。
「ん……。これはひょっとして、同棲というやつか。
それでは私と奴は恋人どうしに……バ、バカな。何を考えているのだ」
※くのいち、普通に喋り始める」
「へ、変な目で私を見るな! どうやら一緒に住むためには、貴様を躾ける必要がありそうだ。
覚悟してもらうぞ」
※終了
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