貴女だけの姿
桃子
「……林檎ちゃん……あのねっ……」
林檎
「ん? どうしたの? 桃子……」
桃子
「やっぱり……今度の撮影はお断りするよ……」
林檎
「えっ?」
桃子
「私、わかったんだぁ……私は林檎ちゃんがいるから、
笑ったり幸せな気分になれるの……今日みたいな気持ちで撮影に挑めば、
きっと大丈夫だとは思うけど……私のことを見てくれるのは、
林檎ちゃんだけで十分だから……だから、いいの……」
林檎
「…………、桃子……そっか……ふふ……ありがとね」
桃子
「ううん、練習に付き合ってくれたのに、ごめんなさい……」
林檎
「いいんだよっ……だって、桃子の可愛い姿やえっちな姿を
いっぱい見れたし……ね? うふふ~……し・か・も……
ずっとカメラ回ってたから、桃子の乱れた姿がまるまる録画されてるしっ!
へへへー、もう一回見ちゃおーっと!」
桃子
「えええええぇぇぇ~~っ!? ちょっ……林檎ちゃんっ!!
は、恥ずかしいよぉ~っ!! ……ふ、ふえええええぇぇぇ~っ……」