Track 4

手洗い~ハンドケア

お待たせ致しました。 こちらの桶にお湯を用意します。 ふふ、今時、檜の桶ってあまり見ないですよね。 この中でお客様の手を洗い流していきますね。 爪を削った時に出た粉も綺麗に取れますから。 お湯と水を合わせて・・・調整して。 冷たすぎず、熱すぎずのぬるま湯。 触ってほんのりあたたかくて気持ちいいなーと思うくらいの温度ですね。 この中で洗っていきます。 せっかくオイルを塗ったのに洗っていいのか・・・ですか? 先に十分に保湿をしてから洗うと、油分が奪われすぎないんです。 この後で改めて、お客様に合わせたハンドクリームで手のケアを致しますから・・・。 手首、失礼します。 まずはすくった水を軽くかけて・・・ それからゆっくりとつけていきます。 反対の手も・・・かけてから・・・水の中へ。 少しそのままつけていてくださいね。 石鹸を泡立てますから・・・ん、ん・・・ふわふわのホイップクリームみたいな 優しい触感になるまでたっぷりと・・・ん・・・・・・んぅ・・・。 水を加えてさらに・・・きめの細かい泡を作りたいんです。 ふぅ・・・・・・念入りに泡立てて洗うと・・・ はふ・・・ん・・・すごく気持ち良いんですよ。 ふふ、できました。 見てください、ふんわりです。 これで・・・手を洗っていきますね。 ん、んぅ・・・手の甲も・・・あ、泡の感触違いますか? 丁寧に泡立てると石鹸ってこんなにもったり柔らかくなるんですよ。 手の平・・・それに汚れの残りがちな指の股も・・・。 ご自分で洗うときは 両手の指を組み合わせるようにして洗うと洗い残しなくできますよ。 お客様の指を私の手で包んで・・・ごしごし・・・ん・・・ふぅ・・・。 ふふ、お客様の手がクリームたっぷりのケーキみたい。 あとはこのブラシで関節のシワの所や・・・爪の間をこすって・・・ すき間の落ちにくい箇所もきちんと綺麗に洗っていきます。 ふふ、ちょっとくすぐったいですか? 謝ること無いですよ、指先は神経が集中していますから。 先程からマッサージもして余計に敏感になっていますし当然の反応です。 ん、ふぅ・・・泡を付けて・・・んぅ・・・ごしごし・・・。 爪の間はどうしても日常生活の中で汚れが入ってしまいますから、 こういう爪ブラシがあると便利ですよ。 はい、こちらの手は洗い終わりましたので、お湯の中におろしますね。 泡を軽く流して・・・次は反対側をやっていきます。 もう一度石鹸を泡立てますね。 石鹸と水を・・・手の平でしっかりと泡立てて・・・ん、ふぅ・・・ ふふ、上手いですか? お褒め頂きありがとうございます。 ご自宅でも専用のネットを使うと簡単にできますよ。 ふ、はぁ・・・ん・・・・・・んっ・・・・・・ ホイップクリームでいうとツノが立つくらい・・・ ん・・・ふぅ・・・・・・きめ細かく、もちっとした泡を・・・。 はい・・・洗い始めますね。 お客様の手を・・・ん、ふ・・・・・・ たっぷりの泡でできたふんわりスポンジでくるみます・・・。 あったかくて・・・お布団みたいに気持ちいい泡。 その中でお客様の手の甲を・・・ごしごし、んはぁ・・・ 手の平も・・・洗っていきます。 たなごころ・・・心に溜まった疲れやストレスや・・・ そういうものも一緒に洗い流して、スッキリしてしまいましょうね。 ふ、は・・・ん・・・・・・汚れを残さずに・・・ 指の股もしっかりと・・・はぁ、ふ・・・ごしごし、ふふ・・・。 油分やうるおいは取りすぎず、汚れだけを・・・ごしごし。 こちらもブラシでシワや爪の汚れを落としていきます。 関節の皺を・・・手の甲の方も・・・手の平の方も・・・ ふふ、手の平側の方がくすぐったいんですね。 ん、ふ・・・私は手の平の第一関節がすごく弱くって・・・。 あとは・・・爪に入ってしまった垢や汚れを・・・ んっしょ・・・ふ、はぁ・・・ここは普通に洗ってもなかなか取れませんからね。 さあ、これでこっちも洗い終わりました。 手を下ろして・・・ ここではざっと泡を落としていきます。 桶を取り替えますね・・・あ、大丈夫です、そのままで。 となりにもう一つ用意しますので。 お水とお湯を・・・もう少し・・・・・・うん、この温度ですね。 手を持ち上げますね。 はい、こちらの桶にお引っ越しです。 石鹸が肌に残っていると手荒れの原因になりますから、 綺麗な水でしっかりとすすいでいきますね。 パシャ・・・パシャ・・・・・・と。 洗った時のより少ーしだけ熱めにしてあります。 ふふ、あったかいお湯で手を洗うことって、 自分の家でもないとなかなかできませんよね。 特に冬場なんか・・・出先で手を洗うと 冷たさにびっくりして適当になっちゃうこと、ありますよね・・・。 ・・・うん、綺麗にすすげました。 では、腕をあげますね・・・桶は片付けて・・・。 タオルで拭いていきますね。 包んでポンポン・・・おさえて水分を吸い取らせて・・・ふぅ、んんっ・・・。 はい、できました。 どうでしょうか? ホカホカ気持ちよくなっていただけましたか? スッキリした所で、その肌をクリームで保護しますね。 手福楼では数種類のクリームをお客様それぞれに合わせて混ぜて使います。 お客様でしたら・・・保湿力が高いもの、手荒れを癒してくれるもの・・・ それと、肌を健康に保つもの・・・ これを混ぜ合わせていきます。 ふふ、こうやって混ぜていると お菓子作りみたいに見えません? 私だけかしら・・・くすくす。 あまりべたつかないように調整をしますね。 更にしっかりと・・・全体が均一になるように混ぜて・・・。 つぐみ特製、お客様専用のハンドクリームの完成です。 できあがったクリームをお客様の両手の甲に乗せていきます。 使うのは薬指。 理由はですね・・・昔、薬を水に溶かす時に使われた指だからというのもありますし、 薬指には魔力があると言われているんです。 あなたの手が素敵な縁を結べますようにと 私からの・・・魔力のおすそ分けのようなものです。 私の手の平で覆ってあたためながらのばして・・・ んんっ・・・ふぅ・・・指と指の間へも広げていきますね。 ふふ、お客様の手もあったまっているから伸びがいいです。 ふ、はぁ・・・・・・んん、ん・・・ 手の平は汗をかきやすいので クリームが分厚くならないように薄塗りを心がけて・・・。 たっぷり塗ってしまうと何か触った時に気になっちゃいますし。 それと、クリームを塗る時に忘れがちなのが指先・・・。 第一関節から上・・・指先も爪も揉みながらしっかりと塗っていきますね。 きゅっきゅ、くにゅくにゅ~って・・・こうやって・・・。 ふ・・・んんっ・・・ん、はぁ・・・ 揉みながら塗り込んだら・・・最後はピッと引っ張ります。 ふふ、指先の血流を促進させちゃいますよ。 ん、ふぅ・・・んん、っしょ・・・くにゅくにゅ・・・んー・・・はい、ピッと。 他の指も続けて・・・ん、んん・・・ ふぅ、くにゅくにゅくにゅくにゅ~、ピッ。 全体に行き渡りましたね。 では、お客様、手を握っても宜しいでしょうか? 握手するように・・・ぎゅっぎゅ・・・ぎゅぅ・・・少しこのままでいてください。 これでしっかりとクリームが肌に浸透していきますからね。 ぎゅっぎゅ・・・はぁ・・・お客様の手、とてもあたたかいです・・・。 大きな男らしい手・・・でも肌はつややかで、素敵・・・♪ ふふ、私の施術が効いたのなら嬉しい限りです。