演説
1 00_ 演説
2 聞け! 皆の物、人間共は性懲りも無くまた勇者をよこした。
3 妾が魔王に就任し、初の勇者であった、勇者とは如何ほどの者かと期待しておった
4 のだが、
5 所詮は下等な人間、妾の敵では無かった!
6
7 見ろ! コレが勇者だ! なんと小さな体だろうか!
8 このような脆弱極まりない存在にこれ以上好きにさせていいのか?
9 否、断 じてそのような事を許してはならない!
10 勇者なき人間共に、今こそ我ら魔族の力を思い知らせてやろうではないか。
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12 刻は来た! とき
13 我らの強さを、高潔さを、奴らの魂に刻みつけるのだ。
14 手始めに勇者を拷問した後、ここで処刑する!
15 ○SE 歓声
16 傲慢な人間共を許すな、下等な人間共を許すな、
17 憎悪をたぎらせ、魂を燃やせ!
18 全てを捨てて、今こそ立ち上がれ!