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;翌朝
「あ、おはよう……ふふ、どうしたの? 顔真っ赤にしちゃってお姉ちゃんに挨拶、してくれないのかなぁ?」
「うん、おはよう……どうしたの? 今日はなんだか変だね」
「……ふふ、そっか。えっちな夢見ちゃったんだ? まぁ、男の子だもん、仕方ないよね」
「軽蔑なんてしないよぉ、むしろね? そういうのに興味無いとか、そういう方がお姉ちゃん、心配だなぁ」
「ふふ、そうそう。そんなに恥ずかしがらなくて良いの。お姉ちゃんだってえっちな夢くらい見るんだから」
「詳しく聞こうとしないの、えっち……ふふ、ほら、もうご飯出来るよ」
;()部分は小声で
「だーめ、お風呂よりも先にご飯だよ。だって……(匂い、取れちゃうじゃない)……ふふ、ご飯冷めたら美味しくないんだから、ね?」
「うん、良い子。それじゃ、ちゃんと朝ご飯を食べて、今日も頑張ろうね……ふふ、うん、ありがとう。私も大好きだよ? ふふ……くすくす……くすくすくす……」