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家主はがんばりやさん

[玄関、学校に行こうとする主人公を見送ってるチカ] 家主、忘れ物はないですか? 朝までやってたレポート、ちゃんと持ちましたか? えへへ……頑張ってましたもんね。僕も、押入れの隙間から見守ってましたよ。 頑張った家主には、ご褒美です! (主人公に「行ってらっしゃい」のキスをするチカ) ん……んちゅ……えへへ…… ぁっ……んぁ……んむ……れる……(「もうちょっと」といったように追い打ちをかけてくる主人公) (ちょっと濃厚なキス・20秒程度) んぷぁ……はふぅ……ん……(いろいろと気持ちよくてドキドキしてるチカ) (主「じゃあ行ってきます」) ……はい、家主。今日も行ってらっしゃいませ、ですよ。 今日は、戻って来たら寝ちゃいますか? 徹夜で疲れてますでしょうし、すぐに眠っても大丈夫なよう、お布団準備しておきますね。 (学校に行く主人公) ん……はふぅ……危なかった…… 口付け……思ったよりも長くされてしまいました…… その分幸せもたくさん頂けてますが……んっv…… こんなに気持ちよくなってるの……そのうちバレちゃいそうですね…… これは対策をしないといけません……うーん……どうしましょう…… [学校から帰ってきた主人公] あの、家主? おかえりのすぐで申し訳ないのですが、一つ相談がありまして…… その……前に、幸せをもらうと気持ちいいってお話したの、覚えてます、よね? 最近、朝の、行ってらっしゃいませの(口づけ)……家主、あれ、日に日に長くしてます……よね? (主「あ、バレてた?」) んもう……流石にわかりますよ。こう見えても僕はエリートなんですよ? ……嫌いじゃないですし、嬉しいんですが…… あんなにいっぱいされてしまうと、頭がふわふわしてしまって、倒れそうになってしまうので…… 今朝だって、腰が抜ける一歩手前だったんですよ? 同意の上だとは言え、ああいう風に一方的なのは容認できません。 ですので…… (「じゃあこれなら」と、チカを抱え上げる主人公) え、いや、あの……倒れそうになるのが問題だと言ってるわけではなくて…… ん……確かに、こうやって持ち上げられていれば転ぶことはありませんが……っ! (持ち上げて自由を奪ったチカに濃厚なキスをする主人公) んむ、んぷ……れる……家主……っこれ……っvv ぁ……んれる、りゅる……れぷ……家主ぃvv んっv……っv…………vv …………っは……はふ……はぁ…………はぁ……はぁ…… (とんとチカを床に下ろす主人公・ちょっとフラフラしてるので脇は抱えたまま) 家主……ちょっと激しすぎです……それに、こんなおもちゃみたいに僕を扱って…… 全く、今日はちょっと悪い家主です…… あー……そういえば、今日は寝てないんでしたね。 ん……でしたら、大目に見てあげます。 徹夜明けの脳は、酩酊状態に近いって聞いたこともありますし…… それを僕で癒そうって、そういうこと、なんですよね? でしたら……えへへ。 そのかわり、と言ってはなんですが……一つだけ、お願い聞いて頂けますか? [ちょっと後、お風呂場で主人公の背中を洗ってあげてるチカ] えへへ……どうですか、家主?痛くないですか? (主「どうしてこんなことしたかったの?」) え?いえ、なんとなくです。 なんとなく、家主は僕に背中を流されると幸せなんじゃないかなって思ったので…… 思った通り、伝わって来てますよ。暖か~い気持ちになってるの。 この家のお風呂は狭いですし、今は湯浴み着を持っていないので、一緒に湯船には入れませんが…… でも、こうやって家主に幸せになってもらえて、僕は嬉しいですよ。 それに、徹夜明けのお風呂はかなり危険を伴います。 ですので、その監視という意味も込めて、家主が上がるまで、僕がここで見張ってます。 あ、でも、向こう向いててほしい時は言ってくださいね? 一緒に生活してるようなものとはいえ、座敷わらし協会ではプライバシーの遵守にも気を配っておりますので。 (もう少し後、湯船に入ってる主人公と横でお話してるチカ) そういえば家主、レポートはちゃんと提出できましたか? えへへ、それはよかったです。 でも、本当はギリギリまで作業するのは良くないことなんですよ? 僕も学校にいた頃、レポートや課題なんかをよく出されていましたが、計画的に進めていれば徹夜することなんてありませんでしたし。 なので家主?体を大切にするためにも、出された課題は後回しにしないで、ちゃんとやることをお勧めします。 そしたら、僕はもっと幸せですし、説教なんかしないでもっともっと褒めてあげます。 (主「そうだね。なるべくそうするよ」) えへ……わかれば良いです。 そういえば家主、お腹空いてますよね? 昨日、夜中にちょっとだけお夜食を摂ってから何も食べてないと思いましたので…… 実はですね、最近ポイントがたまってましたので、新しいお鍋と交換したんです。 なんと圧力鍋です!これで煮物もはかどりますよ~! というわけで、家主が学校に行ってる間に、肉じゃがを作って見ました。 最近僕が料理できるように、冷蔵庫に食材をいろいろ入れておいてくださって助かってます。 家主が家にいない間、特に用事がない時はヒマですし、お料理で家主の手を煩わせることもなくて一石二鳥です。 でも、僕は家主が作ってくれるご飯も好きなので、たまにはお世話、してくださいね? (主「お世話?」) はい。またお蕎麦、茹でてほしいです。 あ、もう上がりますか? そうですね。のぼせてもいけませんし、食べ物のお話してたら、僕もお腹空いて来ました。 では、僕は先に出てますね。お着替えも用意してますので、着替えたら居間に来てください。 ご飯をよそって待ってますので。えへへ。 [食事の後、居間で] 家主、美味しかったですか? (主「美味しかったよ」) えへ……そう言っていただけると嬉しいです。 実は料理はあまり得意な方ではありませんでしたので、このZ(ジー)パッドで作り方を調べたんです。 あ、これについて説明してませんでしたっけ。 Zパッドは協会に所属している座敷わらしに支給されているもので、あっちとの連絡やポイントの交換なんかができる優れものなんです。 しかも、こちらのインターネットにも接続できるようになってますので、今回はそれで、僕にでもできそうな、簡単な肉じゃがのレシピを検索しました。 いろいろ足りない食材もありましたが、どうにか気合いでカバーしましたよ。 めんつゆ、何にでも使えて凄いですね。数本ストックしておきましょう! ……それにしても、喜んでいただけて、本当によかったです。 (「ありがとうね」と、チカの頭を撫でる主人公) えへへ……どういたしまして。 家主、僕はですね?頑張ったら頑張っただけ褒めてもらえるような、そんな世の中が幸せだって、思うんです。 こうやって頑張りを褒めてもらえるの、とっても幸せです。 ですので、頑張ってる家主は、僕が沢山褒めてあげますね。 (主人公の頭を撫でるチカ) えへへ……なでなで……家主は頑張り屋さんです…… んふふ……一緒に頭を撫であってるの、なんだか変な感じですね。 僕は嬉しいですよ。嬉しいし、気持ちいいし、暖かいです。 家主もですか?えへ……それはなによりです。 (主人公の顔を覗き込むチカ) でも家主、ちょっと疲れが顔に出て来てますよ。 (主「そんなに?」) はい。僕にはわかりますよ。 お片づけは僕がやっておきますので、家主はもう寝てください。 朝行った通り、お布団は敷いてありますので。 ……どうしたんですか、家主? (主「キミもちょっと疲れてるよね?」) いいえ、僕は疲れてないです。今だって家主に幸せ、沢山頂きましたので。 (主「本当に?」) ……まあでも、確かにちょっと疲労感はあるかもしれませんね。 家主がどうしてもって言うのなら、今日も一緒に……(また流されてるなぁと思ってるチカ) えへへ……では、食器はお湯に浸けておくので、先にお布団、入ってて下さい。 僕も、すぐに向かいますので。 [寝室・布団の中でチカを抱きまくらにしている主人公] (囁き声で話すチカ) えへへ……家主。ぎゅって、気持ちいいです。 本当にお疲れ様ですね。なんだか家主、お顔がふわふわしてます。 いいんですよ、このままぐっすり眠ってください。 僕を抱き枕にするとよく眠れるんですよね。 僕も、家主にこんなふうに抱きしめられてると、暖かくて、すぐに眠ってしまいそうです。 (キスしてほしそうに顔を近づけてくる主人公) えへへ……もう、家主は甘えん坊さんですね。 ん……んむ、ちゅ…… (徐々に眠そうに) 眠る前の口づけも、すっかり普通になってしまった気がします。 なんだか安心して……んぅ……落ち着きますよね…… ふふ……家主、もう寝ちゃいましたか? えへへ……では僕も…… 今日はお疲れ様でした……家主…… また明日も学校、頑張ってくださいね…… 僕は……いつでも家主の……味方です……ん……くぅ……すぅ…… (眠りに落ちるチカ・健やかな寝息・30秒ほど)

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