導入
「ベーキングパウ子とお呼びください」
彼女の就労はその一言で始まった。
何故ベーキングパウ子という呼称を希望するのか。ベーキングパウ子を姓と名に分割することは可能か。脳内でパウコという文字の塊をパウ子に変換しながら思案している店長は、パウ子ではなくパウ粉の可能性もあるかもしれないと思い返す。
もし名前を呼び間違えた場合、パウ子とパウ粉ではどちらがより深刻なダメージとなるか。
一般的な人間の感覚からすると、『粉』より『子』の方が無難であるといえる。『子』はまだ人間の様相を呈しているが、『粉』は粉っぽい。人間を粉呼ばわりしたければその人物に粉っぽい要素を見出す他ないが、彼女に粉の要素はないので粉呼ばわりは不合理となる。逆に言うと粉呼ばわりしたところで相手からすると不合理でしかないので、仮に呼び間違えてもダメージは少ない。つまりダメージで言うと『子』も『粉』も大差はないが、『粉』の方は合理性を欠いているので、『子』がより無難ということになる。
では一般的な粉の感覚からするとどうか。粉からすると『パウ子』は人間っぽいと感じるかもしれない。人間が粉呼ばわりされたところで不合理に終わるだけだが、もし粉が人間呼ばわりされたら甚大なショックを受けるかもしれないなどと店長は思う。
甚大なショックを受けたところで粉には表現のすべがない。少なくとも店長が今までに接触してきた粉々の中には、動揺した様子の粉は一粒もなかった。それが一般的な粉。
ただ、彼女が粉だった場合、どう見ても一般的な粉ではない。立って歩いている時点で一般的な粉の範疇から外れている。
その時、窓から射し込んだ光が彼女を包んだ。肌が白い。やはり粉かもしれない。
パウコ、ベーキング、パウ粉、パウ子。それらのいずれもが彼女の履歴書には記されていなかったことを店長は確信しているが、その確信はシュークリームの薄皮よりも脆い。店長の記憶にある彼女の履歴書は、過去と現在のストリームに揉まれたあげく裂断を起こし、今や一枚の付箋と成り果てた。
特技:流し目(思春期の少女風)
店長の記憶に留まっている彼女の履歴書の断片にはそう記されている。
彼女はこの特技を通して己の人生から既に思春期が過ぎ去ったことを表しているのだな、と店長は思った。粉にも思春期は来るのだろうか。
じりじりと上ってきたベーキングパウコにまつわる疑問が店長の喉元を突き破りかけたが、ここはパン屋であり、店長はパン屋の店主であり、彼女はパン屋のバイトであるので、パンと多少なりとも関わりのあるベーキングパウダーをもじった愛称であればまあ問題はないだろうという考えで、店長は喉元の疑問を飲み下した。
「ベーキングパウ子さん」
「はい」
「今日は初日なので、とにかく店のパンを見て、パンに馴染んでください」
「御意」
パウ子のバイト初日は、焼きそばパンの側面を間近で凝視するという作業に費やされ、そして終わりを迎えた。
帰り際に焼きそばパンをひとつ進呈すると、パウ子は瞬間的に柴犬のような笑顔を見せ、深々と礼をして去って行った。
あまり機転のきくタイプではなく、ひとたびパンを見ろといえばレジも打たずにひたすらパンを眺めているようなトウヘンボクであるというのが、パウ子に対する店長の所感であった。しかしそのような些末な感想は、パウ子が初日の最後に見せた焼きそばパンに対する表情によって、跡形もなく雲散した。
パンへの情。それが店長の従業員に対する評価基準だった。
後にパウ子が無類の焼きそば好きであると発覚するのだが、その時には店長が評価の基準を紛失していたので、あの笑顔の矛先が焼きそばかパンかという問題は、やはり些末な問題に過ぎなかった。
そもそも店長が店主を務めるパン屋はそれほど繁盛しているとは言い難く、実利というより見栄の為に従業員を雇ったようなところがあるので、多大な損害さえ与えてこなければ、例え従業員がチンパンジーでもなんとか事足りそうだった。
店の狭さを考えるとゴリラでは勤まりそうにないが、チンパンジーなら御の字、オランウータン危うし。
店長は従業員としての彼女と接するうちに薄くぼんやりとした確信を持った。
どうやら彼女はチンパンジーでも粉でもなく、人間であるようだった。
* * *
「パウ子くん」
「なんです」
「うちに入ってどのぐらい経ったかな」
「やめてください、セクハラですよ」
「すみません」
就業中のパウ子は常に表情が硬く、一部の常連客からは親しみを込めて仏頂面の堕天使と呼ばれていた。
わたしは生まれる前から天使です、というのが本人の談で、どうやら堕天使呼ばわりされることに関しては満更でもない様子であった。
ダテンシダテンシと持て囃しておけばパウ子がそこはかとなく上機嫌になることを悟った店長は、店の雰囲気づくりの為にパウ子を堕天使パウ子として祭り上げ、パウ子が常に上機嫌でいるように仕向けようとした。
そうこうしているとパウ子の方から、店の制服を白一色にしましょうと提案を持ち掛けてきた。例の柴犬のような笑顔に変ずる一歩手前である。
そこでもうひと押しすれば満面の柴犬を拝めていたはずだったのだが、浮かれたパウ子の毒気に当てられた店長は、だから正常な判断が出来ずに、堕天使だからカラスのような黒ずくめだよなどと答えてしまった。
パウ子は白を求めていた。
つまりパウ子は『堕天使』が悪魔を意味する言葉であるという認識を持っていなかった。
クマ科にヒグマが居るように、テンシ科にもダテンシというのが居るのだと、パウ子はそう思い込んでいたのだ。
自分が悪魔呼ばわりされていたことを知ったパウ子はすこぶる機嫌を損ね、翌日、風呂敷で限界まで包んだ大量のおにぎりを担いで店にやってきた。
何をするつもりかと思って店長が黙って観察していると、パウ子はおもむろに風呂敷包みを開き、店内に陳列しているパンとパンの隙間におにぎりを並べ始めた。そして空いた時間でおにぎり用のポップを作成し、何も知らない哀れな客におにぎりをセッセとプロモーションしていた。
パウ子のことを仏頂面の堕天使呼ばわりした常連客にはタッパー詰めのおにぎりを押し付け、代金をふんだくっていた。
パウ子はその日を境に、名実ともに堕天使となったのだ。
そんな具合であるから、店長は一店一舗の主でありながら、唯一の従業員であるパウ子に威光のようなものを感じ、パウ子から受けた対応が例え理不尽であったとしても、こうして首を垂れることしかできなかった。
「店長」
「……はっ」
「セクハラではなかったかもしれません」
「そうですか?」
「わたしの思い違いでした。ごめんなさい」
パウ子はそう言って深々と頭を下げる。
「まぁ、まぁ、頭を上げて。ここはパン屋だから」
店長はなかなか頭を上げようとしないパウ子の肩に手をやりかけてうっかり胸部を撫で擦ってしまう。しかしそれはパウ子がタイミングよく頭を上げたからであり、胸に触れたのはセクシャルハラスメントではなくセクシャル不可抗力というのが双方の合意で、パウ子はそれ以上店長を咎めなかった。
「ところで店長。もし余裕があれば、制服を新調していただけませんか」
白一色に? 一色に? に?
店長は反射的に浮かんだ疑問を頭の中で始末して、別の疑問を口にする。
「汚れが落ちにくくなってきたかな?」
「綺麗です」
わたしが着ているのだから、と言葉を付け足すパウ子を横目に、店長はパウ子が制服を新調したがっている理由を思案する。
表から見る限り制服にほつれや綻びは無い。今まで着用し続けてきた制服自体に何か問題があればとうに気づいているはずというのが店長の見解で、新調を希望する理由になかなか思い当たらない。
ただ現行の制服を着飽きたという理由も考えられるが、パウ子の場合、そういったところには割りかた無頓着なようだから、それこそ堕天使事件の時のような特別な浮かれ具合が前兆として表れない限り、デザインの変更を目的に新調を願い出る可能性は薄いように感じられる。
「新調するのは構わないんだけど、理由は?」
パウ子は店長に対して凍るような視線を向けている。ただでさえトゲトゲしい表情に、つららのごとき鋭さが加わる。
彼女の瞳に宿る冷気の原因が分からぬ店長には、黙ってつららの一突きを待ち受ける選択しか残されていない。
「店長……」
そう言ってトングとトレイを手に取ったパウ子は店内の物色を始め、ハァとかホォといった息吹混じりの呟きを散らしながらパンを取り上げトレイに載せていく。トレイの上方がパンで埋まっていく様子を、店長はじっと眺め続けた。
パウ子が奥に陳列している焼きそばパンに手を伸ばす。
そのまま、背中を曲げた状態で固まるパウ子。
「店長。いかがですか」
「何が?」
「店長は今の私を見て、どのような印象を抱きますか」
「背中を曲げている店員さん」
「もうすこし下です」
背中の下には床があるだけだと店長は思ったが、まだ脚があった。そして下着があった。
店長はパウ子の肌よりも更に白い下着を凝視する。そしてようやくこの制服が抱えている問題点に気付いた。
気付いたというより、思い出したと言う方が適切かもしれない。
パウ子が着用している制服は、スカートの丈が少し短い。
程度として、少しという表現で事足りるかどうかを店長は思量する。
少し腰を曲げただけで下着が露出するような丈のスカート。それがパン屋の制服として、一般的な範疇から外れたものであることを、店長は失念していた。
「パウ子くん」
「はい」
「やはりセクハラだったやもしれん」
「お気になさらないでください不燃物。いえ店長」
「切り過ぎた前髪のようなスカートを穿かせてしまって申し訳ない」
「大丈夫です。経営者というのは、失敗をして前に進むものです。そういうものですから、お気になさらぬよう」
どうどうどう。どうどう。はいしどうどう。パウ子が店長の肩に手をやって何やら囁いている。
パウ子が着用している制服は、パウ子をバイトとして採用した日に店長が急いで買いに走ったものだった。よく売れているという理由で深く考えずにそれを選んだのだが、やはりもう少し時間をかけて、パン屋の制服として相応しいものを見繕うべきだったと店長は今更後悔した。思い返せば、よく勤務中にパウ子の下着を目にしていたような気がする。
下着であっても上着であっても衣は衣に違いないという観念に、店長は支配されていた。
いや、と店長は思い直す。支配と称するのもおこがましい、単なる自分自身の怠慢である。
「店長、頭を上げてください。ここはパン屋ですから」
「神聖なるベーカリーで、私はなんという罪深いことを」
「わたしにこの制服を支給することが罪であると、そういう認識を持っておられたのですか?」
「いや、なかった」
「本当に?」
「はい」
「……胸が」
「ん?」
「お前は胸が平坦なのだから、せめて脚とパンツを出して店に貢献しろという意味合いで、この制服を支給されたのだと思っていたのですが」
「いや、そういうつもりは全く」
確かにパウ子の胸は無きにしも非ずといったところで、先ほど店長が誤って撫で擦ってしまった時も、目を開けていたからこれは胸であると認識出来たものの、もし店長が目を瞑っていれば、胸に触れたという認識を持つことは難しかっただろう。
「ではわたしは何の為に脚とパンツを晒していたのですか」
「何の為というより、私の所為かな」
「やはり店長は有り余る性欲を抑えきれず、従業員をその捌け口にするような、霊長類の風上にも置けぬ最低の社会不適合者だったのですか」
「そうではなくて」
「そうではないならどうなのです」
「それを説明するには開けっ広げにしなければ伝わらないと思うので手っ取り早く開けっ広げにするが、つまり私はインポなのです」
「は?」
「インポテンス」
「嘘をおっしゃい」
「私が嘘を吐くような人間に見えるかね」
「嘘を吐くかどうかは分かりませんが、人間性は嘘くさいです」
「インポの診断書があるよ」
「そんなものより、現在進行形の勃起不全であることを、今ここで証明してください」
あの短いスカートがセクハラに該当するという認識がなかったとはいえ、店長は結果的に、慢性的なセクハラを働いてしまったことになる。
ここで自分がインポであるという証を立てなければ、この場で変態セクハラゴミクズ野郎の烙印を押され、唯一の従業員からの信用を失うばかりか、店を畳む惨事になりかねないと店長は考え、申し訳程度の決意を固めた。
「分かった。何でも言ってくれ。出来る限りのことをするから」
「子宮を舐めてください」
「どうやって?」
「そんなこと、わたしに訊かないでください」
舐める舐めないの問答をしばらくやった後、そもそも正常な性欲を備えた人間が子宮を舐めたところで勃起するのかどうか判断がつかないという合意に至り、結局パウ子は譲歩して、店長は子宮を舐める代わりに服の上からパウ子の胸を撫で擦ることになった。
店長は言われるがままにパウ子の胸を掴んだ。
掴んだつもりだったが、掴み損ねた。そこには掴めるほどの突起が存在しなかった。
店長は早々に掴むことを諦めて、撫で擦り始めた。
入念に撫で擦れば、そこに確かな膨らみを感じることができる。やはり胸はどのような形でも等しく胸であった、と店長は思う。
パウ子は相変わらずの仏頂面でワキを締め、二の腕と胸で店長の手を挟んだ。
やんわりと熱を帯びたパウ子の胸に触れながら、店長はこれが100パーセント胸であるという認識を持っていた。
生物の胸は100パーセント胸に過ぎず、100パーセント胸ということはそこで完結しているのであって、そこから何らかの不足が生じて欲望に発展するには、余地が無さ過ぎた。
「どうかな」
「検証中です」
店長の手つきと股間を交互に見つめるパウ子。
「店長がこの手で触れているものはなんですか」
「脂肪です」
「おっぱいと言いなさい」
「おっぱい」
店長はそのまま揉むとも撫でるともつかない仕草でしばらくスリスリし続けたが、さすがにこれ以上は無意味であるという双方の意思が交わり、事は終わりを迎えた。店長の股間は微動だにしない。
「店長。まさかとは思いますが」
「なんだね」
「こんな草履のような乳では興奮のしようがないと、そう仰りたいのですか?」
「落ち着いて」
パウ子が店長の方へ一歩踏み出し、ぐいと顔を寄せる。
その顔に表情はないが、目には力があった。
「分かりました。では次はここを」
そう言って軽く摘まみ上げたスカートの中から、象牙のような脚が現れた。
もともとパウ子の脚はその大部分が露出していたのだが、スカートをたくし上げる動作が加わることで、脚の曲線がより強調されて見えた。
店長はそれをまじまじと見ているうちに、自分の中に何かしらの情緒が生まれつつあることに気付いた。よく分からない歪な形の狂った美術品を見つめている時の感覚に似ていると店長は思った。これがエロティシズムというものなのかもしれないが、店長の性器は萎んだままで、店長は過去にエロティシズムを実感した経験もないので、この情緒がエロティシズムに相当するかどうかは、やはり判然としないままだった。
「目つきがいやらしいですね」
「そうかな?」
「いやらし大明神」
「今まで無縁だったもので」
「いやらしさにですか」
「はい」
「そういうところがいやらしいと言うのです」
店長は自分にかかった疑いの晴らし方を模索していたが、手探れば手探るほど辺りは闇となり、潔白への道筋を見出すことは到底不可能に思えた。
「跪いてここを」
「はい」
店長はパウ子の指示に従いパウ子の脚を弄り始める。
目線と同じ高さにあるふとももを両手で掴んでいるうちに、店長は囚人のような心持ちになった。
パウ子のふとももは想像の中の鉄格子よりもいくらか太く柔らかだったが、その手触りを除けば、店長にとっては鉄格子と同質の物体だった。
「なんとまあいやらしい」
いやらしい行為を強要されている、と店長は思った。
いやらしい触り方をしているという実感は全くなかったが、傍から見ればいやらしく見えるのだろうという感覚はあった。
色白でほどほどの肉付きをした女性のふとももを撫でるという行為は、大抵の人間にとっていやらしい行為であるようだった。店長は人々の間にそういった共通認識があることを知っている。
いやらしさというものは恐らく生殖本能によってのみ形成されるものではなく、大半の人間がその行為に性的魅力を感じているという共通認識が、性的快感を増幅させているのだろうと店長は思った。そういったことどうでもいいことを考えずには居られないほど店長の心は空虚であった。
「スカートの中まで進んでみましょう」
「どの辺りまで?」
「鼠径部の辺りまで」
「パウ子くんはスカートの中を弄られることに抵抗はないの?」
「その質問はセクハラに該当します」
「すみません」
「もし店長に性欲があると判明したら、その時は警察に出頭するので、大丈夫です」
「何が大丈夫なのかよく分からないんだけど」
「もし店長がセクハラ変態ゴミクズ野郎だと発覚しても、しっかり刑に服してもらえればわたしの憂さは晴れるので」
「性欲の発露を促すだけなら他にも方法があるのでは?」
「虫に刺されたと思って我慢します」
「害虫との接触を厭わない人はどこへ行っても暮らしていけるだろう」
「話を逸らさないように」
「ここまでする必要はないかと思いますが」
「店長がさっさと勃起しないからです。なぜ店長は勃起しないのですか。さっさとこの柔らかいおちんちんを勃たせてください」
「性欲を持った男が自然に勃起するように、性欲を持たない男が勃起に至らないこともまた自然だと思いますが」
「それならば、余計に不自然なのです」
「しかし、私は生まれてこのかた、性的興奮を感じた経験が一度もないのだから」
「……まさか、自覚がないのですか」
「何の自覚が」
「店長は……勤務中に度々勃起しているではないですか」
「うん?」
「勃起の国から来た男と言って差し支えないぐらい、頻繁に勃起しているでしょう」
「何を言っているのかね」
カラァァン――滅多に鳴らないドアベルが鳴る。
パウ子はドアが開ききるより前に店長を脚で押し退け、舞い落ちる木の葉のような動作で客を迎える。
色々とソツのあるパウ子だが、客を迎える時のお辞儀だけは何故かやたらと美しいので、このお辞儀を一点強化しすぎた故の結果なのだと店長は確信している。
店長はレジを打って客にパンを手渡す。
淡いバターの香りをまとったクロワッサンが四つ、店長の手から離れていった。今の時間帯なら、今朝焼き上げたクロワッサンはちょうど食べ頃である。
客を見送った後、勃起の件よこのまま有耶無耶になれという一心で、店長は陳列しているパンをチェックし始めた。
「今日も上手く焼けた」
「店長」
「この膨らみっぷり」
「店長」
「焼き色が良し」
「店長」
パンと店長の間に、パウ子が割って入る。
「自分の股に付いているモノをごらんなさい」
店長は視線を落とした。
するとどういう訳か、豪然たるインポである店長が、ものの見事にペニスを直立させていた。
「店長。今から申し上げることは店長の股間を常々観察してきたわたしの憶測ですが、……店長は、パンに触れただけで勃起する変態かもしれません」