《chapter1》
《chapter1》
あら、あなた、おかえりなさい。
今日はお仕事おわるの早かったのね。
だってぇ、まだ夕方の3時半よー?
……え、早退しちゃった? ダぁメじゃなぁい。
でも急にどうしてぇ?
……ん? 私の事が心配で? くくw
っふふふw
ま、そりゃそうよねー。勤務中、いきなり妻からあんなメールが届いてたら、そりゃあびっくりしちゃうわよね。
あはははっw
……いや、それにしてもー、まさか会社まで抜けだしてくるなんて思わなかったあ。んふふw
どしたの? 汗びっしょりじゃない。
え? もしかして私が暴漢に襲われてるとか思った?
んーん、そんなことないわ。
私はこのとおりぜんぜん普通にしてますけどっ。
…… え? メールの画像?
……あー、それね。
あ、やっぱり見ちゃったぁ? ……うっわあ、やっぱアレ見ちゃったかあ。。
あっはははw どーしよー、やっばーいw
ま、そりゃ添付されてたら見ちゃうわよね。。くすくすw
ごめんなさ~い。いや、あの画像はね『彼』にむりやり送れって命令されたものなのー。。
それでちょっと迷ったけど、渋々送信しちゃったっていうかー。。
え?『彼』って誰だって?
ふふっ、あー、それはまだ内緒~w
もしかしたら、あなたがよーく知ってる人かもぉ。くすくすw
ねえ?
そんなことより、どう思った?あの画像ひらいたときぃ。
ショックで声もでなかったかなぁ?
んん?
もしかして久しぶりに私の裸がみれて、ちょっと嬉しかったりしてー。うふふw
だって、もう貴方とは2年くらいセックスレスなんですもんね?
……ま、私が一方的に夜のお誘いを拒絶してただけなんですけどー。
あははw
ん? 何ぃ?
そんなお顔まっ赤にして私のこと睨みつけちゃってー。
もしかして怒っちゃった?
へえ、あっそう。
でも、いくら鈍感な貴方でも、さすがに薄々は感づいてたんでしょ?
もしかして私が浮気してるんじゃないかー?って。
……そりゃあそうよね。
いつも何かと理由つけては夜におでかけするしー、お家にいる時もずっと誰かとメールしてたりするもんね?
それに、わざと冷たくしたりさあ、素っ気ない態度とったりもしてたし。
実はね『ああ早く私のこと嫌いになって、別れてくんないかなあ』てずっと思ってたの。
ああ、そういえば、このまえ私がお風呂はいってたとき、こっそりスマホ、チェックしようとしたでしょお?
バレバレだったよ。
お湯につかりながらばっちり見えてたもん。
うふふw『ああ疑ってる疑ってるぅ』って、ちょっと笑っちゃったーw
ねえ?
私のスマホなんかチェックして何調べようとしてたの?
メール? 着信履歴? それとも画像フォルダかなあ。 くすっw
でも残念でした?っ。
ロックかかってて見れなかったでしょう?
・・・いやでもね、これは私の優しさなのよ。
べつに隠そうとしてたわけじゃなくってー、むしろ貴方への気づかいでそうしたっていうか。
だってもしいきなりスマホみちゃったらー、貴方がショックで倒れちゃうかも、て。
うふふw
でも、さっき貴方に送信しちゃった画像のせいで、もう『彼』との関係もバレちゃったことだしー、良い機会だからここで洗いざらいお話ししちゃおっかなって。
ん? ここまできたら聞きたいでしょ?
今日まで私が『彼』と、どぉんなことしてたのか。ふふふw
・・・じゃ、その前にぃ。。
スマホのロック、解除してあげましょっかー?
見たかったんでしょ。
ほら、これが写真を保存してるアプリだよ。
ここをね、ポチッて。
……ほーら、
今ばあーって画面いっぱいにタイトルが表示されたでしょう?
まずどの画像から見たい?
ん? 貴方が選んでいいわよ。
んん? ほらぁ、ぐーずぐずしないのっ。
じゃあ、わたしが選んであげるよ。
これなんかどう?
ほらタイトルに日づけ書いてあるよねえ?『2019年4月20日』って。
つまりこの写真はね、先週の土曜日に撮影したものなの。
……えっと、たしか貴方にはー、『同窓会、行ってくるね』ってウソついてお出掛けした日だったかな?
その日の夜、お電話したわよね?
『ごめーん。終電なくなったからお友達のとこ泊まるね?』って。
実はそれも・真・っ・赤・な・ウソ?。
あの日の夜はね『彼』と、駅近くのラブホテルにいたのー。あと『彼の会社の新入社員』っていう男性も2人一緒だったわ。
ん? そうよ。
4人で1つのお部屋でお泊まりしたの。
……その人たちとそこでどんなことしてたと思う? んふふw
知りたい?
へえ、そう。知りたいんだあ。。
じゃ、このタイトルをクリックしまーす?
あ、そうそう、このホテルはね、いろんなエッチな拷問器具だったりー、拘束具がついた磔台、あと鉄格子の檻なんかも揃っててー、けっこう本格的なプレイルームになってるのよ。
……ほら、見て。この写真みたいに、裸に剥かれて大の字に磔られたの。
それで身動きできなくなった私にね、『彼』がスマホを突きつけてきてー、『旦那に電話しろ』って強要したの。
……ほらぁ、貴方と電話してた時の私、ちょっと声が震えてたり、息づかいがおかしくなかった? それに、音も途切れ途切れだったでしょお?
だって貴方と通話してる最中も、エッチな玩具で、ずっと敏感なところを玩ばれてたんだもん。
おっぱいを鷲掴みにされたりー、ぎゅっうって乳首を捻りあげられたり。
クリトリスに電マやピンクローターあてられてね、通話中なのに2回もイカされちゃったっ。
いやらしいお声が洩れないように、必死で我慢してる私をね、みんなが笑いながら眺めてたの。
それに会話してた内容は、スピーカーモードでぜーんぶ彼らに聴かれてたのよ。
…… ほら、これが2枚目の画像だよ。
こんなふうにお股ひらいた恥ずかしい格好でね、体中に卑猥な文字をいっぱい落書きされたの。
…… ほら、よーく見てごらん。
右と左のおっぱいに黒いマジックで『変、態』って一文字づつ書かれてるでしょ?
あとお腹には、
『肉便器』 『奴隷』 『社内性処理専用』
あと額には おまんこのマークも悪戯書きされてるね。
……ほら、太腿に『正』の字がいっぱい書かれてるでしょ?
これはね3人が私の口や膣の中で射精した回数なんだって。
……この画像、指で拡大してみましょうか?
んん? ほら、ちゃんと見てぇ? この人たちの太ぉいおちんちん。
凄いでしょう? 亀頭もぬらぬら黒光りしてて、陰茎にくっきり血管が浮いちゃってる。
もう2回も射精した後なのに、私の顔やおっぱいにぐりぐり押しつけただけで、またこぉんな元気になってる。
……え? そうよ。よく見つけたわね。
わたし今ね、乳首に大っきなリングのピアスつけられてるの。
んーん、違うわ。自分の意思で、私からお願いして『彼』に付けていただいたのよ。
……もちろんプレイの時だけじゃなく、今でもちゃあんとぶら下げてる。
ほーら、よーく見てごらん。
今の私、ブラも着けてなくて、ちょっぴり汗ばんでるから、キャミソールにピアスの形がくっきり浮き出てるでしょお?
この乳首リングはね、『彼』に忠誠を誓った証なの。
……彼にお逢いできないとき
・・・たとえば、お洗濯やお掃除をしてるとき、
お買物してるとき、
あなたとここで夕ご飯を食べてるときだってね、
洋服の下にこのリングをつけてるだけで実感するの。
『ああ、わたしはいつでもどこでも彼の所有物なんだ』って。
……ん? これでわかった? 今までずっと貴方に肌を晒さないようにしてた訳が。
それだけじゃないわ。
ほら、この画像にもはっきり写ってるでしょ?
胸元から太腿のつけ根まで、びっしりキスマークつけられてる。あと鞭で折檻されてできた、お尻と背中のみみず腫れ。
それにクリトリスもね、器具でずっと吸引されてたから野苺みたいなサイズに肥大してるの。
……ほら、これが私のおまんこをアップで撮影した写真だよ。割れ目から白い液がどろってこぼれてるでしょう?
太腿に書かれた『正』の字も3つになってる。
ほら、パイパンにしてると大っきくなったクリが丸みえよね。
剃毛しておくようご命令されてるから、いつもお股はこんなふうに、つるっつるになってるのよ。
くすくすw
何? そんな固まっちゃって。
ほーらー、目を逸らさないのっ。500くらいある画像のうちの、まだたったの3枚目じゃないのー。
貴方がどうしても見たいっていうから、見せてあげてんのよ? そうでしょう?
でもー、何でスマホにセキュリティかけたのかこれで理解できたわよね? んふふw
ちょっと見ないうちに、私がこんな変わり果ててたらー、まじめな貴方にはちょっと刺激が強いのかな、って思ったの。
それより、せっかく夜のお誘いずっと拒否ってるのにー、こんなヤらしい体がバレちゃったら、貴方にサカリがついちゃって何かと面倒じゃないw
あははw
…… ほら、じゃあ画像4枚目?。
これはその翌日の午前中にー、この家のリビングで撮った写真だよ。彼の部下っていう3人のペニスを交互にお口でご奉仕してるところー。
私を送り届けたついでに上がり込んだら、また興奮しちゃったみたい。前日のホテルで一晩中、私をマワしてー、かわるがわる中だししたっていうのにねえ。
……ほら、唇をむりやりこじ開けられてね、頬張ったら息ができないくらい巨大なおちんちんをー、喉の奥まで突っ込まれるの。
フックでお鼻をぐいぃって引っ張りあげられてー、豚さんみたいな醜ぅい顔にされて。
どろっとした濃ゆぅい精液いっぱい掛けられちゃった。
ほらこの写真、男性のお顔は写ってないけどぉ、3人とも筋肉で引き締まってる逞しい体でしょう?
おちんちんも、カリ首の傘が張ってて、ぴっきぴきに反り返ってる。
もう一目瞭然よね?
貴方の粗末なモノとは大違い?。あっははw
一度でもこんなペニスに蹂躙されちゃったら、女はもうひとたまりもないの。
いい?
女っていう生き物はね、こういう強くて逞しい男性に惹かれるものなのよ。
……よく考えたら私、貴方に愛情を感じたことって一度もないかも。
最近きづいちゃったのよね。
よくよく考えたらー、婚期を逃したくない一心で、結婚を急いじゃったけど、そもそもそこに愛なんてなかったのかも。。
ただね、貴方のことは優しくて誠実そうだし、籍を入れたら幸せにしてくれるかな?、ってちょっとは思ったよ。
私ってば、わりと一途な性格してるし、ちょっとは不満もあるけど、いまさら離婚なんてできないし、って。
まあ消去法だけど貴方と添い遂げてもいいかな?って思ってた。……でもそれは間違いだったみたいね。
私、すっかり貴方に騙されてたの。
うーん、はっきり言っちゃうとね、どうしても貴方にはオスとして魅力を感じないっていうか。
私、それまで男性経験も少なかったからー、本物の男の人を知らなかったみたい。
だって『彼』や彼の連れてくるお友達、いろんな男の人に抱かれたけど、貴方より小っちゃいちんこって見たことないもの。
うふふw しかも先細りでぇ、勃起しても余った皮が剥けきらないみたいな、オス失格のちんこなんて。。でしょ?
ほら、私の親友に『弘美』って子いるじゃない?
このまえ相談したらね『えー、そんな夫いらないでしょお』って即答してた。
『もともと釣り合わない夫婦だと思ってた』って。
『甲斐性ないし、セックスも下手だったら、そりゃ一緒にいる価値ないでしょお』ってはっきり言われちゃったっ。でも、その通りよね。
今日ね、貴方にメール送ったでしょ?
もうそれで彼との関係もバレちゃったしー、私の中で踏ん切りがついちゃったみたい。
あ、それにもう『彼』から約束されてるの『旦那と離婚したら、正式な愛人にしてやる』って。
うふふw
……私が何を言いたいか、もう判ったわよね?
そうよ。
貴方とは今日で終わりよ。
今までありがと。
はいっ、離婚届っ。
あとは貴方のサインと印鑑さえあれば、すぐ提出できるようになってるから。
じゃ、これからコンビニいってきます。
私が戻ってくるまでに離婚届の書面にサインと捺印お願いね。
ああ、慰謝料についてはちゃんとお支払いするから心配しないで。
『彼』は会社の役職の他に、投資やサイドビジネスなんかもやっててー、とってもお金持ちなんだよ。
いつも私とデートする度にね、ブランドの洋服やバッグをいっぱいプレゼントしてくれるの。
私が貴方と離婚する費用も、『彼』がポケットマネーで賄ってくれるそうよ。
経済的な余裕のある男性って、心も広いし頼り甲斐があって素敵よね。
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