Track 7

ウィーロック:夜を枕に……

《しゅる……》 はぁ……いっぱい踊らされちゃった。 ……結局行商人さんに言いように踊らされちゃった気もするけれど。 ……でも、とっても刺激的で素敵だった、わ♪ この町も、変わったお仕事とか、元気な人がいっぱいいて、とても素敵な町でしたね。 ……でも。 《さら……》 うん……風の精霊石がいっぱい必要なら、それを作るエルフや精霊士さんも、大勢いるみたいだし……。 それだと……私が、ダークエルフって分かると騒ぎになってしまう可能性が高いと思うの。 特にエルフは……長生きな分、迷信深く伝承を信じる人だと、また私……居ては、いけないって言われてしまうかも……だから。 ……人が多い町程、生活に必要な精霊石は多くなるもの。 やっぱり、もっと人がいない町を見つけないと、ダメ……なのかしらね。 んっ、行商人さん? 急に頭を撫でて……んっ♪ 最初は気まぐれだったけど、旅の同行人になったからには、最後まで付き合ってやる、ですか? ……えへへ♪ ありがとうございます、行商人さん♪ 何処か、私がきちんと姿を見せても問題ない場所を見つけるまで、私……あなたと旅がしたい。 これからも、ずっとずっと……一緒にいて、くれますか? ……えへへ、何度だって確認したいの♪ えぇ、これからも……宜しくお願いしますね、行商人さん♪ あ、でも……エッチな事は程ほどに、よ? 私、別にムッツリじゃないもの……! ……え、それなら3日に1回ぐらいにするかって、え、えぇっ!? ……や、そんなに減らさなくても良いと思うわ? 私、そうは言っても……行商人さんがエッチな事して気持ちよくなってくれてるの嬉しいし。 1日、1回ぐらいで……うん、それくらいなら全然ムッツリじゃないと思うから……えぇっ! ……あっ、ねぇ!?笑わないで頂戴っ!? ムッツリでも、はしたなくも、エッチでもないのだから私……もぉ!!