Track 13

4.エンディングA

 はー♪ 満足満足♪ お腹いっぱーい♪  ……んー? どうかしたの?  あー、そうだね。そういえば、三日言うことを聞いてくれたら、解放するって約束だったっけ。  うん♪ おっけー♪ キミにはお世話になったからね。逃がしてあげる♪  ……って、言いたいとこだけど……  キミ、とってもいい眷属なんだよね……♪  言うこと聞いてくれるし。  おちんぽミルクは美味しいし。  ボクのおまんこ……気持ちよくしてくれるし♪  だから……このまま解放しちゃうのは、ちょっと惜しいなぁ……♪  ……うん? 話が違う?  いひひっ♪ まー、そういうこともあるよね♪  だってボクは、吸血鬼なんだから♪  人間とは価値観が全然違うんだー♪  ……まー、でもね。  このままずーっと、この狭い部屋の中で、僕に仕える……っていうのは、キミの気が狂っちゃうだろうし……  それはボクも困っちゃうんだよね。  だから、さ……♪  キミとボクの出会いを……  ……最初から、やり直そっか?  そうすればキミは、いつでも新鮮な気持ちのまま……  ボクに仕えることができる、ってわけ……♪  ほら……♪ 記憶の処理、行くよ……♪  大丈夫♪ 痛くはないから……♪  また、後で会おうね……♪  いひひっ♪ * * *  ……あ。やっほー。起きた? いひひっ♪  あ、暴れないでねー? 両手、柱にくくりつけてあるから、無駄だよー。  あと、あんまり大声出さないでねー。  はじめまして♪  えーとね。ボクが誰だか分かる? ……知らない? そりゃそっか♪  ボクはね、ピィっていうんだ。  可愛い可愛い……  ……吸血鬼、だよ♪