Track 4
■04
あああああ……し、しちゃった、キスしちゃったわぁ……いくらテンションが上がってたからって、生徒にキスしちゃう先生ってまずくない?
しかもあれ、私のファーストキス!
けど、あの子はそんなこと知るはずもない……だったら、今日もいつもの澄まし顔で!
経験豊富な大人の女としての顔を崩さないように!
よ、よし。
大丈夫、大丈夫……ごくん。
お、お待たせ~。
さぁ、今日も居残りで絵を完成させ……って、待って、待ってってば!
き、昨日のことは忘れなさいっ、いいから忘れるの!
……へ?
な、何よ、褒めたって何も。
ごくん……だ、だから、昨日のはお遊びで……えぇ?
キミのキスの味!?
そ、そうね……まだまだ子供っぽいわね。
そりゃそうよ、先生といくつ離れてると思ってるの?
あんなのっ。
あ、あんなキスくらいでいい気になってもらっちゃ困るわ。
こ、この学校にだって、キミが知らないだけで、私のキスをもらった子はいっぱいいるんだから……みんな内緒にしてるの!
あ、当たり前でしょ?
先生が生徒に……えぇ?
もっとして欲しいって……キミだけ特別扱いするワケには……そ、そうだけど。
でも、部員だからって……まぁ、そうだけど……うぅ。
し、仕方ないわね……だったら少しだけよ?
可愛い教え子だから、特別……ごくん。
そう、キミにだけ、特別ぅ……んちゅ♪
ちゅっ、ちゅっ、んぐっ、んじゅる!
ちゅぶっちゅぶっ。
んんっ、んぶっ、んふん!
んう、んうっ、ちゅぶぶ、んっちゅ、じゅぶっ、んぐう、んん……っくう!
んっ、んっ、んぅうう、んじゅるっ、んぶんぶ、じゅぶっ、くふぅう、じゅぶ!
あぁ、キス……思いっきり吸われてる。
唇を、舌を、唾液まで飲まれて……こ、こんなに激しいなんてっ、んん、息、できない。
苦しい……でも、気持ちいい?
唇、気持ちいい♪
んむんむ、んじゅるっ、んぅうう~っぷはぁ!
はぁっはぁっ、はぁはぁ、ふぁ……ごくん。
はぁはぁ、お、落ち着いた?
まったくもう、キスくらいで興奮しちゃって、子供なんだから。
あ、当たり前でしょ?
キスなんて挨拶と同じなんだから、別になんとも……だ、だからってそんなにっ……キミとばっかりするわけにいかないの!
そうよ。
先生の唇はみんなのものなんだから。
い、イヤ?
イヤって言われても……え。
それって、どういう……恋人!?
だ、だから、私とキミは、教師と生徒で……そうだけどっ、そ、それもそうなんだけど~!
あ、あぁもう!
うぅ……キミが真剣なのは、もう十分わかったってば……で、でもやっぱり、年の差とか、色々……あ、あるのよ!
あ、そうだ。
それにほら、私ってば一人の男で満足できる様な……。
ま、満足、させてくれるの?
それって、昨日言ってくれたようなコトをしてくれる、ってこと?
ごくんっ……ふ、ふーん?
でも、キミにそんなことできるのかしら。
童貞のクセに。
どっ……ごくんっ……い、いいわよ?
それじゃ、試してもらおうじゃないのっ……えぇ、そうね。
まずはキスから……そうよ。
キスで、私を満足させられるかどうか試してあげるぅ。
あっ……んんっ♪
んちゅっ、んちゅる、ちゅっちゅっ、んじゅう、うっ、うっ、んふぅう……っくぅ、んん、ちゅぶ!
ちゅっちゅっ、んじゅる、ちゅぶちゅぶ、んぅう、っちゅぶん。
ちゅっぷちゅっぷ、んうっ、じゅるん!
ちゅぶちゅぶ、ちゅぶぶっ、んぅう~っちゅぶ、んふん!
んむんむ、うう、じゅぶぅう~っちゅ……んっく、じゅぶじゅぶ、うじゅるぅう。
んじゅる、ちゅぶちゅぶっ、ちゅぶぶ……っちゅ、ちゅぶ!
ちゅむちゅむ、んう、んむむ、じゅぶぅう~っちゅ、んふん!
んぐんぐ、ちゅぶっ、んっふ、んん、んん、じゅろじゅろぉ。
うわぁ~、やっぱり激しい。
キスってこんなに滅茶苦茶にするモノだったの?
唾液を絡ませ合って、息まで交換して……あぁ、舌吸われるの、痛い。
でもイヤじゃない、いいわ♪
落ち着けば、ちゃんと鼻で息できるし……この子がしたいことも、なんとなくわかる。
私の方が年上なんだから、ちゃんとリードしてあげないと……そうよ、私は経験豊富な……。
なっ!?
ちょっ、ちょっと?
胸さわってるっ、胸……オッパイ!
だ、誰もそんなことまでしていいなんて言ってない……ないのにぃ!
んん、こ、この子ってば、結構強引!?
こ、このぉ!
私だって負けないんだからっ……うぅ。
えっと、男の子は胸を触っても仕方ないから、やっぱりこういう時は……え、えぇい!
こ、ここ?
ここかな?
ここぉ。
ちゅっちゅっ、んじゅ、んぅうう、ちゅぶ!
うっ、うっ、んう!?
んぅうう~っぷはぁ!
はぁっはぁっ、はぁはぁ、あっふ、ふはぁ~、はぁ~、はぁ~……ど、どうしたの、急に。
え?
出ちゃったって、何が……あ!
そ、そっか……ごくん!
ふ、ふふっ、馬鹿な子ね。
興奮し過ぎるからそういうコトになるのよ……あっ、だ、大丈夫よ?
先生、怒ったりしない。
えぇ、大丈夫。
笑ったりもしないわ……だって、私で気持ち良くなってくれたんでしょう?
いいのよ。
お、おトイレ行ってらっしゃい?
ちゃんと拭いてきた方がいいわ……ちゅっ♪