Track 3
■03
はい、お疲れ様。
また明日ね。
えぇ、楽しみにしてるわ……え。
あぁ、彼?
そうね、またいつもの居残りよ。
もうちょっと素描の質を上げてもらわないといけないしね……えぇ、はい。
じゃあね、気を付けて。
……ふぅ。
これでまた、キミと二人っきりね。
今日はどれくらい進められるかしら。
あら……ふーん?
口先ばっかりにならなければいいけど。
口ばっかり達者な男って、いざ本番になると使えなかったりするから……ふふっ、何が、かしらねぇ……
って、私ってばまたこんなビッチ臭いことを!
ううん、なんでもない。
さぁ、早く進めましょ……え?
あ、あらそう。
それじゃ、口先だけじゃないところを見せてもらわないとね?
ふふっ、だから褒めるばっかりじゃ……そりゃ、嫌いじゃないけど……。
そうねぇ。
どうせ褒めまくるなら、もっともっと激しく、情熱的に?
キミがどれくらい本気なのか、先生にわかるようにね……
って、いけない。
これじゃ盗み聞きしたこと……。
ふむ。
バレてはいないみたいね……それなら、もうちょっとだけ。
さっきの言葉、直に聞きたいし……この子の本気、確かめてみないとねぇ?
ふふっ……
え、えぇ、そうね。
先生にもわかるくらい褒めてくれたら、もしかしたらいいことがあるかもしれないわよ?
……さ、さぁ、それはその時のお楽しみよっ。
先生を楽しませてくれたら、考えてあげるだけ。
そ、そうね。
それじゃまずは、先生のどこが、どれくらい好きなのか?
おっと……ちゃんと手は動かしなさいよ?
この居残りは、美術部としての活動なんだからね……そうそう♪
ふふっ、だから、どういう風に美人なの?
そう、もっと言葉を駆使して……絵画を評価する時にだって、上手い言い回しを考えるでしょう?
それと同じように……そして、情熱的に。
あぁ、そうね、そう……胸にも自信があるのよ。
形も、大きさも……けど、そんなにオッパイのことばかり言われてもねぇ?
それじゃ、ただ私のオッパイをどうにかしたいだけにしか……。
あら?
それじゃ、どうにかしたくないの?
……したいのよねぇ?
だから、こんなにも褒めてくれてるんじゃないの?
ふーん?
ふふふ……いいわ。
それじゃ、胸以外はどう?
そう……そうね……あぁ、そうよ……はぁ、はぁはぁ……んっく、んん。
いいわ、素敵よ。
もっと褒めてちょうだい、もっと……先生のことを見て、もっと見て……じっくりと見つめて。
はぁ、はぁ、んはぁ……あ、あら、もう全身褒め尽くしちゃったの?
美術だけじゃなくて、国語の勉強ももっとした方がいいかもしれないわね、ふふ♪
でも、いいわ……それじゃ、次。
キミだったら、私をどうやって満足させてくれる?
えぇ、そう。
やり方はお任せするわ。
もちろん、言葉でね?
実践しちゃぁ駄ぁ目♪
先生のこと、どうやって喜ばせてくれるの?
ふふふ……えぇそう、性的に喜ばせてくれる方法でもいいわ。
だけど、知っているわよね?
先生ってば、と~っても経験豊富なの……えぇ、そうよ、そう。
普通のやり方じゃ駄目かも。
だったら、どうする?
キミはどうやって、先生を満足させてくれるの?
この体を、心を……だから、どうやって?
セックス?
いいわよ?
けど、セックスのやり方を、もっと。
も~っとちゃんと話してみなさい?
できないの?
そうよねぇ……キミ、まだ童貞でしょ?
それなのに、先生を満足させられるの?
だから、どうやって?
セックスのやり方……。
知ってる?
そうよね、知ってるわよね。
んふふ……でも、童貞なんだもの。
先生を満足させられるのかしら……ふーん?
若さねぇ?
ただ闇雲に突っ込まれるだけなんてイヤだわ。
優しく?
駄目駄目。
そんなの当たり前だもの……そうね、そう。
いいわ……んはぁはぁ、いいわ♪
で、でも、セックスなんてスポーツみたいなものよ?
私を本当に満足させるには。
ごくんっ……そう、そうね。
愛は必要だわ……真剣に、私を思ってくれる愛が……はぁはぁ、あぁ、あふん、んん……本気?
だから、口先だけならいくらでも……んっく、んん、んはぁ。
あぁ、激しいわ……目をギラギラさせて……そんなにも私とセックスしたいのね。
若さに任せて、滅茶苦茶にしたいのね。
凄い、本当にそんな風にされたら、私どうなっちゃうの?
この子ってば本気なんだわ。
本気で私とセックスしたがってる。
私を、性的に満足させようと思ってくれてる。
きっとうもう、この子の頭の中では私と滅茶苦茶セックスしてるのね。
あぁ、凄い。
勃起してるの、わかるわ。
だけど駄目よ。
そこを見ちゃ駄目……物欲しそうにしちゃ駄目。
私は教師で、この子は生徒。
一線を越えるなんてあり得ない……駄目なのよ。
あり得ないの、駄目なのぉ……んん、んぁああ!
あっ、あっ、こ、これって……これってぇ♪
あぁ、う、嘘……私、言葉責めだけでイった。
生徒の妄想でイカされちゃったぁ♪
はぁ、はぁ……え?
あ、あぁ、そうね。
かなり良かったわ……先生、満足しちゃった♪
そうね……だから、いいコトしてあげる……約束だったものね、んふ……ん~っちゅ、ちゅむ。