Track 5

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トラック5:エピローグ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● トラック5:エピローグ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● //SE:雀の鳴き声 【綾】 「ふんふ~ん♪ ふふふ~ん♪ ……あ、やっと起きた。おはよー、ぐっすりだったねー」 【綾】 「もうほとんどお昼だよ? いくら休日だからって寝過ぎじゃない? ……疲れてたからしょうがない? そっかそっか」 【綾】 「……え? あたしが原因でもあるの? どういうことそれー。……寝る前にあんなことするのが悪い?」 【綾】 「ふふ、別にいいじゃん、キスくらい。お互いもう子供じゃないんだしさー。あれくらいで眠れなくなるお兄さんがどうかと思うよー?」 【綾】 「……っと、はい。朝ごはん……というか、お昼ごはん用意しておいたから、食べておいてねー」 【綾】 「……ん? そうだよ、もうあたし帰るし。……えー、ふふ、なーに? もうちょっといて欲しいのー?」 【綾】 「あは、残念でしたー。ごめんねー、ちょっと午後から友達と買い物する予定が入ってるんだー」 【綾】 「……ふふ、安心して。相手はただの同級生、それも女子だから。……ふふっ、ちょっと怖くなった?」 【綾】 「もー、相変わらず可愛いなーお兄さんは。ま、そういうところも好きだけど」 【綾】 「……よっよ、あたしのバックはどこだっけ…あったあった。よし、それじゃあねーお兄さん」 【綾】 「時間が出来たら、おばさんに顔見せておくこと。出来るだけ自分で料理すること。部屋の片付けも定期的にやっておくこと」 【綾】 「これ、忘れないでよねー。じゃないとあたしが来た意味なくなっちゃうし」 【綾】 「……あと、ちょっとこっち来て。ふふ、渡すものがあるから。……ほら早く」 【綾】 「……はい、これ。……ふふっ、何だと思う? これはね……あたしのアパートの合鍵」 【綾】 「今度は、お兄さんがあたしの家に忍び込んでね? ……ふふっ、その時は……お兄さんがしたいこと、してもいいよ?」 //右耳 【綾】 「あはっ、お兄さんが来るの、楽しみにしてるから。それじゃあ、ばいばーい」 //SE:ドアが閉まる音

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