エピローグ
;事が終わってベッドで横になりながら
「ぱーぱーの、腕枕ー♪ えへへぇ……えっちした後のこれ、やっぱり好きぃ……ん、どうしたのパパ? ……パパ、やっぱり変なところ細かいよね、朝のことなんて良く覚えてるなぁって……でも、胃袋金玉掴めなんて言いそうなの一人しか居ないよ?」
「ふふ……せーかい……そうだよ、ママが教えてくれたんだ……えへへ、ママが教えてくれた事で一番覚えてるのこれかな? ん……そだね、ママが死んじゃってそこに居座る感じ、ってのはちょっとだけママに悪いかなーって思うけど……でも、好きなのは好きなんだからしょうがないよね。ママだって知らない女の人よりは娘の私の方が安心してくれるよ、うんうん」
「たはは……さすがにママの事だと冗談っぽく言うのダメかぁ……んっと……ちっちゃい頃からパパが好きだったし、今はもーっと好きだけど……ママが居たらこんな事しなかったよ? パパとママ、悔しいくらいお似合いだったし……でも、ママ居なくなって、パパすっごい寂しそうで……えっと……その……冗談とか誤魔化してる訳じゃなくて……それ見てたらきゅん、ってして」
「あははは……うん、気づいたらパパに無理矢理迫ってた、みたいな……あぅ、思い出すのも恥ずかしいのにぃ……でもでも、別にママがいないから、そういうんじゃなくて……私は私がパパが好きだから、パパとこうしてるんだからね? そこは変に思い詰めたり勘違いしないでよ? パパ、心配性っていうか、ちょっとネガティブなところあるから……ホント? 本当に判ってる?」
「えへへ……うん……私がパパの事、好きなの……パパは? ……あは……ね、ね、ね、もっかい言って? ……はぅ……ね、パパ……もっかいえっちしちゃおっか? だってー、そんな風に言われたら……もっとパパの女にして欲しいってお腹の奥がささやくからぁ……あはは、うん、半分冗談……でも、半分本気……私ね、パパとママの娘で良かったと思うけど……欲張りさんなの」
「だから、娘だけじゃなくてパパの恋人の立場、本気で狙うから……ふふ、ママゆずりの根気強さ、勝負強さ、見せちゃうんだから……だからパパも娘だからとか、ママの代わりとかそういうんじゃなくて……ちゃーんと私の事、愛して?」
「あ、んぅ……んちゅ、ちゅるぅ……えへへ、やっぱりけだものさんだ……うん、髪の毛からつま先までぜーんぶ……食べちゃって、えへへぇ……あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぅ」
;フェードアウト
;シーン転換の間