Track 4

Previous Track Back

エピローグ

;事後 「ん、しょ……ん……はい、こっちは終わりましたけど……はぁ、もう……ほら、また制服が乱れてます……直しますから、動かないでくださいね……ネクタイも……はい、これで終わりです」 「ん……ああ、そうでした……そうですねぇ……ま、合格という事にしておきます……気が合うというのもありますし、あなたの事は……比較的気に入ってますよ? 無茶も言いませんし、私にちょっと執着してますが……束縛しようって感じじゃないですしね」 「だから、このテストも……まぁ、半分は茶番です。正直、この3回のテストが終わった時に嫌だな、って思わなければ合格って言おうと思ってましたから……はいはい、判ってると思いますけど別に付き合う訳じゃありませんよ? まぁ、まったく誘うなとまでは言いませんけど、適度にお互い楽しんでいきましょう」 「……くす……ええ、そうですね。このまま付き合いをしていればそういう事もあるかもですね……そうなったら、あなたは最後のお客さんですね……ふふ、今日で店仕舞いの予定でしたし、そうなりますよ?」 「んー、別に決めてた訳じゃないですけどね。ただ、元々こういう事を止めるつもりでしたし、ついでなので切っ掛けにさせてもらいました……それにまぁ、あなただってあまり良い気分じゃないでしょう? 今までと違ってお金貰ってじゃなくて、プライベートな関係になる事は間違いないんですから……一応、それくらいの気遣いはしますよ」 「まぁ、どうなるかは判りませんが……一応、これからよろしくお願いします……ふふ、そうですね。ちょっと変な感じです……ん、私もお腹空きましたし、何か食べて帰りましょうか……ま、嫌いじゃ無いですよ、こういうの。今まではお客さんという事で一線引いてましたから、遠慮することも多かったですけどね……はいはい、良いですよ。こんな馬鹿げたテストに付き合ったお礼……ではないですけどね、今日くらいは私が出しましょう」 「意外そうな顔されると、やめようかと思ってしまいますが……行ってもファミレスとかですから、貰った代金の方が多いんですよ? バカです? ……あなたはもうお客さんじゃなくて、私とプライベートな関係の人なんですからそこまでお金にうるさく言いませんよ……それに今まで結構楽しませて貰ったのも事実ですしね」 「ただし……だからといって、私の財布を当てにするようなら……ん、判ってれば良いんです。今日はそういう気分っていうだけですから勘違いしたらダメですからね……はいはい、ありがとうございます。私も……その……あなたの事、別に嫌いじゃ無いですよ……嬉しそうにして、バカです……ほら、良いから。そういう言葉はまた今度聞かせて貰いますから……一緒にいきましょう?」 ;3秒程度間

Previous Track Back