Instructions
;何かの準備をしています
「えーとぉ……ま、こんな感じかなぁ……んー、おにぃ? どったの? ちょっと準備してて手、離せないからあんまり時間かかるような用事は……え? 何の準備って……出かける準備だけど? ……あれ、行ってなかったっけ? 今日、ちょっと出かけるよって」
「そうそう。前からどうしてもって言われて用事差し込まれてねぇ……イブにお出かけって時点でそーゆー事。仲間内でのクリスマス会ってね。てわけで、多分泊まってくると思うから……帰りは明日の昼過ぎとかじゃないかなぁ? ……何、出かける前にこれ、って……お小遣いでもくれるの? ……えーと……」
「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、組織等とは一切ありません』」
「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……あのさぁ……用意してるって言ってるのにどうしてこう……うん、もういいや。いや、さすがにこの奇行にも慣れたっていうか……ほら、ささっと終わらせるよ」
「いつも思うけど、何で2枚に分けてるんだろ……どうせなら1枚で済ませれば良いのに……『ビッチで生意気でドSな妹に性の手ほどきを受けよう』……はい、お約束終了、ってね……あははは、理解はしてないよ? ただ、何か言えばお約束だし……っていつも言われてればそういう物なんだな、くらいには思うようになるって」
「う、し……こんなもんかな……ん、軽くだけど化粧、してるよ? ……そりゃーねぇ、女の子ばっかりの集まりとは言っても、最初からすっぴんって訳にはいかないっしょ。こういう時、みんなそれなりに準備してから来るし……ああ、言ってなかったっけ? 女友達の集まりだって……なーに露骨に安心してるんだか……てか、男が居る場所に行くって考えてたんだ、ふーーん……いえいえ、おにぃはそういう事思っても何も言わないんだなぁ、って……んじゃ、そろそろ行くから……はい、んじゃ行ってきまーす、ってね」
;3~4秒程度間