Track 4

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エピローグ

;事後、食事に 「えーと……クラブハウスサンドとミニグリーンサラダ。ドリンクはアイスティーで、デザートはミニホットケーキで……注文、決まった-? ん、じゃ頼んで…………えーと、多すぎない? 四人前くらいあるんだけど……余裕なの!? うわぁ……いや、余裕って言われても逆にドン引きだって……無理だけはしないでね? 食べ過ぎてお腹痛い-、とかは困るからね? ……あ、飲み物先でー」 「んー? ここはー……ま、最初のお得意さんになってくれそうだしいっか……えーと、あたしがたまーにバイトさせて貰ってるお店……ああ、違う違う。普通にウェイトレスでね……ほら、ここの制服かわいいし、時給も結構良いから。それに接客って楽しいんだよね。だから、ゴールデンウィークとか、そういうちょっと長めのお休みの時にバイトさせて貰ってたんだ」 「……ま、あそこに居ても先輩の事聞きに来る人ばっかりだったからねー。んで、暇だったからたまたま目に入ったここに思わず応募したり……あははは、確かにそうかも。意外とあたしって働き者? ま、実際は何かしてないと落ち着かないだけなんだろうけどね」 「んー、でもこれからはそういうのも減るかもねー……ま、兄さん次第かな? 最初のお得意さんになってくれれば嬉しいけどね、ふふ……そりゃね、誰かと一緒の方が楽しいもん。別にえちぃ事しないでお話しするだけでもね……と、それでも一応一線はちゃんと意識して、ね? あたしさ、こんな性格だから結構勘違いされやすいみたいだし……あたしに本気になるとかはダメだよ?」 「そりゃね、そういう関係じゃ無いのに、本気になったら辛いでしょ、お互いにさ……お金で都合がつく関係止まりにしとかないとね……ふふ、ちょっとだけ寂しいね。でも、そうじゃないともっと辛い事もありえるからねぇ……くすくす……ま、それよりもぉ……」 「あたしよりも成績悪いっていうのは、ねぇ? 見た目ビッチなあたしに負けてたら結構恥ずかしいよ? くすくす……勉強なんて、毎日ちょろっとやってればそこそこの成績取れるんだから、やらない方が悪いんだって……それともホントにおべんきょ、教えてあげよっか? くすくす……じゃ、その時は1時間1000円で引き受けたげる。で、定期的にテストして、ライン超えたらご褒美とか」 「…………あ、これやったら本当に成績上がるかもだし、あたしも一緒に復習できるから効率良いし……良い事づくめかも? ふふ、まぁ、やる気になったら言ってよ。どうせ暇してるし、他の人に買われない限りは相手するからさ……ふふ、ね、本気になっちゃダメって言った意味、判ったでしょ? 他の人にだって似たような事してるんだから、こういう尻軽は好きになっちゃダメだよ?」 「……さーーて、そろそろ料理来るよ。ここ、店長はちょっと頭のネジ外れてるけど、料理の腕は確かだから味は期待して良いよ……ふふ、へーきへーき。厨房まで声が聞こえるわけ……聞こえてたみたいだねぇ? あちゃー、しょうがない。謝りついでに料理取ってくるから、ちょっと待ってて……大人しく待ってなきゃダメだからね……ん、よろしい。じゃ、ちょっと待っててね」 ;3秒程度間

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