Track 6

ヘッドマッサージと肩マッサージ

(正位置・通常) そうと決まれば、家主さん。 ここに座って下さい。 (SE:座布団をぽふぽふする音) (正位置・通常) あ~、違いますよ~。 面と向かって座るんじゃなくて、後ろを向いて座って下さい。 向かい合ってたらマッサージできないじゃないですか。 (右・通常) ・・・恥ずかしいし。 (正位置・通常) いいから。 ほらほら。 早く座って下さい。 (やや間) (後ろ:正位置・通常) はい、いいですよ。 それでは、幽ちゃんがた~~っぷり (後ろ:正位置・通常から接近) マッサージしちゃいますね。 (マッサージ開始) (後ろ:正位置・接近) それでは、まずは~。 頭の両サイドをゆっくりと揉み解していきます。 (サイドをマッサージ中) (後ろ:右・接近) 家主さん、力加減はいかがですか? 強すぎたりしませんか? (後ろ:左・接近) はい。 りょーかいでーす。 では、この力加減で続けますね。 (サイドをマッサージ中) (後ろ:正位置・接近) ふう。 なかなか・・・、んっと・・・、力がいるんですね。 幽霊は力仕事はしないので、こんなに力をこめたの、本当に久しぶりです。 そうですね。 幽霊は基本、人を怖がらせるものですから、力仕事は含まれないんですよね。 (サイドをマッサージ中) (後ろ:正位置・接近) はい、では次はてっぺんです。 (頭頂をマッサージ) 頭のてっぺんをマッサージって、意外と気持ちいいですよね。 実は、私、マッサージの練習で自分の頭を自分でマッサージしたんですけど、気持ち良くてうっとりしちゃいました。 それに、ここのマッサージって・・・。 (後ろ:左・接近) ハゲにも効果があるらしいです。 (後ろ:正位置・接近) え、あ、家主さんは大丈夫ですよ。 まだ。 ・・・まだ・・・。 あ、え~と。 ストレスとかに効果あるらしいので、いっぱい揉んでおきますね。 (頭頂をマッサージ) 仕上げに~。 つむじ♪ えい、えい、えい。 えへ。 つい、やりすぎちゃいました。 ゴメンナサイ。 おわびに。 (後ろ:右・接近) なでなで。 (後ろ:左・接近) なでなで。 (後ろ:正位置・接近) 家主さんって、カワイイですね。 うふふ。 それじゃ、マッサージを続けます。 ええと、次は頭の後ろです。 (後頭部をマッサージ中) (後ろ:正位置・接近) あ、ここ。 頭と首の付け根のところ。 ここって、目の疲れに効くんですよ。 家主さんはパソコンやスマホをよく使うから、疲れ目じゃないですか? ここは特にしっかりマッサージしておきますね。 (後頭部をマッサージ中) (後ろ:右・接近) 家主さん、どうですか~? よく見えるようになってきたでしょ~? ぷっ、な~んて。 そんなすぐに効果が出るわけないじゃないですか。 (後頭部をマッサージ中) (後ろ:正位置・接近) このまま、首筋へ~。 (首筋をマッサージ) ん? くすぐったいですか? ふ~ん。 (後ろ:左・接近) (耳に息吹きかけ) ふ~~~。 ダメですよ。 じっとしてて下さい。 めーっですよ。 (首筋をマッサージ) (後ろ:正位置・接近) ついでに肩も~。 (肩マッサージ) (後ろ:正位置・接近) 家主さん、凝ってますねえ~。 (後ろ:右・接近) すっごく固いです、家主さん。 カッチカチですよ。 (後ろ:正位置・接近) ん、ん、ん。 肩こりは、運動不足も原因なんですよ。 生きてる間は、適度に運動して下さいね。 若くてもポックリ逝っちゃうことあるんですからね。 (後ろ:左・接近) 分かりましたか? (後ろ:正位置・接近) 分かればよろしい。 うふふ。 (肩マッサージ) (後ろ:正位置・接近) ふう。 では、最後にもう1度。 ヘッドマッサージです。 前から後ろへ引っ張るように。 (前から後ろへ引っ張るマッサージ) ふう。 もう1度行きますね。 (前から後ろへ引っ張るマッサージ) ・・・ふぅ。 はい、これでヘッドマッサージは終わりです。 (後ろ:右・接近) 家主さん、お疲れ様でした。 (息吹きかけ) ふ~~~~。 今のはサービスです。 えへ。