Track 1

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初回プロローグ

ふふ、はじめまして。かわいいボウヤ。 わたし?私はシャルラっていいます。ご存知かもしれませんが、テンプテーションサキュバスっていう「誘惑」がと~ても上手なサキュバスなんですよ。 そう、次にあなたが戦うはずだったサキュバスです。 でも、ボウヤがあまりにも魅力的な夢を見ていたもので、早くボウヤの夢にお邪魔させてもらいました。 え、どんな夢って? それはね~、エッチなお姉さんたちに誘惑されて、屈服しちゃう夢。 でも、しょうがないですよね。 毎日、美しく妖艶なサキュバスがひしめいているダンジョンに挑んでいるのですから、淫らな夢を見るのも仕方ないですよね。 あら、今までのこと、あまり覚えてないですか?夢の中だから、少しぼんやりとしちゃっているのかな。 ボウヤは、毎日ダンジョンに挑む冒険者、なんですよ。 エッチなサキュバスのお姉さんが誘惑をしてくる『ドレインサキュバスダンジョン』に挑み続ける勇敢な冒険者さん。 でも、もし、サキュバスの誘惑に冒険者さんが負けたら、レベルを全部吸い取られちゃう。いえ、レベルだけじゃないですよ。冒険者さんの、ボウヤの大切なもの、全部、根こそぎ、奪われちゃうかも。 そして、ボウヤはこのダンジョンで様々な誘惑に耐えてきたとても強い冒険者さん。 じっくりと成長して、熟成を重ねられたボウヤ、よだれが出そうなほどに美味しそうですよ。 ふふ、ボウヤは、私にどうやって食べてほしいかしら。 食べられるって聞いて、もしかしてこわくなっちゃったかな。それとも、サキュバスに食べられる瞬間を想像して、興奮しちゃった。 だって、ボウヤは知っているものね。サキュバスがどうやってお食事をするか、男の人を食べちゃうのか。今まで、いっぱい見てきたものね。 ふふふ、安心していいよ。ボウヤの嫌がることなんて何もしないから。 ボウヤがもし、ほんとうに嫌がっていたら、お姉さん、ボウヤの夢から追い出されちゃっているもの。 今、お姉さんの声が聞こえているのが、その証拠。お姉さんに、食べられちゃうかもしれないって思いながらも、お姉さんの言葉を受け入れ続けている。 それって、お姉さんに食べられることを受け入れてるっていうこと。食べられちゃうことを期待しているっていうことだよね。 ふふ、大丈夫。ボウヤの心の声はちゃ~んと聞こえているから。 ボウヤの望んでいることは、お見通し。大丈夫、ボウヤの望んでいること、してあげるね。 だって、ここは、夢の中。 お姉さんたちサキュバスは、夢の中ならどんなことでもできるの。ボウヤが望むこと、全部叶えてあげられる。たとえ、ボウヤがどれだけ救いようもない変態さんだったとしても、ね。ふふふ。 でも、その代わりにキミが頑張ってきた証、全部、すべて、根こそぎ、美味しくいただいちゃうけど、いいよね。代わりにとっても素敵な快楽を嫌って言うほど味合わさせてあげる。ボウヤが望む限り、覚えちゃいけない、知っちゃいけない快感を、その身に焼き付けて、とので狂わせてしまうかもしれないけど、ふふ、いいよね。 大丈夫。ボウヤの答えは聞かなくてもわかっているから。 だって、今もまだ、ボウヤはお姉さんの声聞いてくれているものね。 ボウヤは自ら、淫らで貪欲な悪魔の声に耳を傾けている。 いけないってわかりつつも、お姉さんの声を聴き続けて、背徳的な快楽を望んでしまっている、本当にいけない子。 でもね、お姉さん、ただ一方的に搾り取ってしまうのは、好きじゃないの。だって、それじゃあつまらないもの。もがいて、抗って、それでも、快感に負けちゃう、私の誘惑に屈して敗北の証をどぴゅどぴゅしちゃう、そういう瞬間が大好きなの。 だから、今からお遊戯、しましょう。 とってもいけないエッチなお遊び。 テンプテーションサキュバスの誘惑遊戯。 誘惑に抗えば、抗うほど、負ければ、負けるほどドはまりしちゃうエッチなお遊び。 そういうの、嫌いかな?やりたくないかな? ふふ、そんなことないよね。 だって、今も、お姉さんの声に耳を傾けているものね。 ふふ、大丈夫ですよ。お姉さん、言いましたよね。ただ一方的にするのは好きじゃないと。 だから、ボウヤは勝てばいいんですよ。お姉さんの誘惑に抗って、勝とうとすればいいんです。もし、ボウヤが勝てば、と~ても素敵なご褒美あげますね。 でも、もし、ボウヤが負けてしまえば、罰ゲーム。そのときは、い~ぱい可愛がってあげる。これも言いましたよね。負ければ、負けるほどドはまりしちゃう。そうして、誘惑に、どんどん抗えなくなってしまう。 最後には、ちゃんと屈服させてあげますね、ボウヤ。

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