【4】エピローグ
【4】エピローグ
SE:廊下を歩いてゆくパンプスの足音
V-136(心の声)
(ふう、まったく……結局今日も、岡崎くんの好きなようにされちゃったわ。反省反省……でもまあ、あれだけ感じさせてくれるんですもの。文句を言うのもおかしな話かしら。それに、私もオナニーばかりじゃ満足できなかったし……でも、さすがにちょっとやり過ぎたかしら。アソコが痛くて……クリトリスも、ジンジンしてる……体力的にも限界ね。もうヘトヘト…… (# 楽しげに愚痴る →) はーあ、ほんっと、若い男の子に付き合うのも大変だわぁ (←) )
V-137
「参ったなあ、もうこんな時間に……職員会議も、きっと終わってしまったわね」
SE:部室を立ち去り職員室へ。
*職員室に戻ったところで、いったい何をしていたのかと教頭から咎められる。
V-138
「……あっ、教頭先生……はい、はい、分かっています。本当にすみません……実は、その、今日は朝から体調が優れなくて、保健室で少し休ませてもらっていたんです……目眩がひどくなって、どうしても起きられなくなってしまって……無断で会議を欠席して、本当に申し訳ございません」
# 体調が悪そうに、弱々しく。
V-139
「えっ、顔が赤いですか? あ、あの……はい、そうなんです。少し熱もあって……」
V-140
(……と、言い訳しながら、こうやって、足元がふらついたフリをして……教頭の胸にしがみついてっ、と……フフフ、ほら、サービスしてあげる。こうやって、オッパイを押しつけてあげるから、ね? こうすれば、胸の谷間もバッチリ覗けるでしょう? さあ、ブラジャーも遠慮なく見ていいのよ……だから、今日のところは見逃してちょうだい。いいでしょう、教頭センセ)
V-141
「……あっ、やだっ、すみません。何だか頭がクラクラして、足元がふらついてしまって……え、もう帰ったほうがいいって? でも、定時までいないと……あの、本当にいいんですか? まだずいぶん時間が早いですけど……そうですか? ありがとうございます」
# うっとりと、優しさに感激したように。
V-142
「教頭先生って、お優しいんですね……それじゃあ、申し訳ありませんけど、お言葉に甘えて、今日はこれで帰らせていただきます」
V-143(心の声)
(ったく、気遣ってるフリをして、抜け目ないわねぇ、このスケベオヤジ……体を支える振りをして、さっきからお尻に触ってるじゃない……でもまっ、いいわ。今日は、さっさと帰って体を休めたかったから、お尻くらいなら安いものよ)
# 小馬鹿にしたように。
V-144
「それでは、すみません……お先に失礼します……はい、ありがとうございます」
SE:チャイムで終わり。