Track 1

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プロローグ

いらっしゃい。偉大なる魔法使い様の館へようこそ♪ ん?どうかした?巷で噂の天才魔法使いが、 私みたいな若くて見目麗しい美少女でびっくりしたかしら? ふふ〜ん♪まあ良く言われる言葉だけど、悪い気はしないわね♪ いいのよ、もっと褒めたたえなさい♪ え?そこまで言ってない?何よ、なんか文句あんの!? …ふん、それで?見たところ一般人みたいだけど、この私にいったい何の用? 特殊な魔法薬が必要?それとも誰かに呪いをかけたいとか? …は?私の弟子になりたい、ですって? アハハハ!何言ってんの! 私みたいな天才美少女魔法使いが、 アンタみたいな不細工な凡人なんかを弟子にするわけないでしょ! お断りよ!さあ、帰った帰った! …もうしつこいわね!そんなに頭下げてもだめ!ほら!出てけっての… ん?どうしたの、変な声だして。 くすぐったかった?大げさねえ、ちょっと体に触っただけじゃない。 …ん?ちょっと待ちなさい。アンタもしかして、 極度にくすぐったがりだったりするわけ? へ〜え…ほうほう…それはそれは…♪コホン! 気が変わったわ。そこまで言うなら一つテストをしてあげる。 アンタが私の弟子に相応しいかを判断する、魔法使いの素質があるかどうか試す弟子入り試験。 それにもしアンタが合格できたら、弟子にしてあげるわ。どう? ふふ♪決まりね♪ いいわ。それじゃあ早速準備するから、アンタは奥の部屋で待ってなさいな。 テストの内容?そうねえ、とっても苦しくて辛い目にあってもらうわよ? ひょっとして耐えきれずに死んじゃうかもね♪ ああ、ちなみに不合格だった場合、その場で私の魔法の実験台になってもらうから。 言っとくけど、もう取り消しはできないわよ? この私をその気にさせた以上、覚悟して挑むことね♪ …ふふ♪本当は合格させるつもりなんかないんだけど♪ 久しぶりにイジメ甲斐のありそうな玩具だもの。 たっぷり楽しませてもらおうかしらね♪

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