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久しぶりの再会~一緒にお風呂

/SE:車の音~ブレーキ音~ドアを閉める音 /SE:セミの声 /SE:駆け寄ってくる音 【愛里】 「おーい! あはっ、やっと来たー。待ちくたびれたよー、ふふっ」 【愛里】 「久しぶりだね、前に会ったのがお正月の時だから……もう半年以上経つんだよね?」 【愛里】 「……あれ? 随分見ないうちに、ちょっと大人になった感じがするね? ほら、背なんか特に」 【愛里】 「やっぱり成長期なのかなー。ぐーんと伸びてる気がする。それに顔つきも、ちょっと男らしくなってるというか……」 【愛里】 「……って、なんかオバチャンみたいなこと言っちゃったね、あははっ。……でも、大きくなったなーっていうのは本当かな」 【愛里】 「半年会ってないだけで、男の子ってこんなにカッコよくなるんだなーって、ちょっと思っちゃった」 【愛里】 「……え? や、やだ、わたしは全然変わってないよー。大人っぽくなってなんかいないってばー」 【愛里】 「ほら、身長もストップしてるしさ、髪型だって前と一緒でしょ? それは君の気のせいだって、あはっ」 【愛里】 「でも……ふふっ、ありがと。君にそう言って貰えると、やっぱり嬉しいな、ふふっ」 【愛里】 「あっ、叔父さんと叔母さんもお久しぶりですー。……はい、ゆっくりしていってください。お祖母ちゃんもすっごく会いたがっていましたし」 【愛里】 「何日くらいここにいるんですか? ……今日を含めて3日? ふふっ、分かりました」 【愛里】 「……そんなにいてくれるんだ、ふふっ。君ともたーくさん遊べるね? ちょっとワクワクしてきちゃった」 【愛里】 「とは言っても……ここって凄く田舎だから、君が楽しめそうなものってあんまりないんだよねー、あはは……」 【愛里】 「知ってる? 田舎あるあるなんだけど、街のデートスポットの1つがコンビニだったりするんだよ?」 【愛里】 「放課後とか、彼氏がいる友達は必ず寄ってるみたいだし。他に行くところがないから、しょうがないといえばしょうがないんだけど……」 【愛里】 「……って、君に話しても分からないか。あはは、ごめんごめん。まだそういうのってよく分からないもんね」 【愛里】 「でも、遊ぶところは少ないけど、安心して? きっと楽しんで貰える場所はちゃーんとあるから」 【愛里】 「だから……ふふっ。この3日間、いーっぱい遊んで、楽しい夏休みにしようね? あはっ」 /:時間経過 /;SE:ガヤガヤした音(笑い声、コップがぶつかる音など) //ボイス位置:14 【愛里】 「はい、お待たせ―。天ぷら出来たよー。あ、お父さん、そのお皿どけて? ……いいから、ほら早く! お盆重たいんだからー!」 //ボイス位置:11 【愛里】 「よっと……え? 大根おろし? あー、お母さーん! 大根ってあるー? あるなら小皿か何かに擦っておいてー?」 //ボイス位置:15 【愛里】 「あ、叔父さん、ビールおかわりする? ふふ、はいどうぞ。あんまり飲み過ぎちゃ駄目ですよー? 明日予定があるんですから」 //ボイス位置:15 【愛里】 「あ、お父さんはそれでビール終わりだからね? ……だーめ、今年の健康診断、数字悪かったんでしょ? もっと飲みたいなら健康になってから!」 //ボイス位置:7 【愛里】 「まったく……あ、ねぇねぇ、ご飯美味しい? この天ぷらと野菜炒めはね、わたしが作ったんだー。ふふ、どう?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「……あはっ、ありがとっ。混ぜご飯はたーくさんあるから、おかわりしたくなったらいつでも言ってね?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「……ん? わたしは食べないのかって? あー……そうだね、もうオカズも作り終わったし、そろそろいいかな」 //ボイス位置:7 【愛里】 「それじゃあわたしも失礼して、いただきまーす。あむ……ん、ふふっ、我ながら美味しいー、んふっ」 //ボイス位置:7 【愛里】 「もぐもぐ……ん、え? 飲み物? あ、どうしようかなー……じゃあそこのお茶を取って貰っていい? うん、それそれ。ありがとー」 //ボイス位置:7 【愛里】 「ふぅ……でもごめんね? 君の年に近い人がいないから、ちょっと退屈だったり、肩身が狭かったりするでしょ?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「みんなでテレビ見てるから、ゲームも出来ないもんね。せめてお兄ちゃんがいれば良かったんだけど、部活の合宿に行ってるんだよねー」 //ボイス位置:7 【愛里】 「今日はこのまま飲み続けると思うし、ゲームで遊ぶのは難しいかなー……あっ、そうだ。ご飯食べ終わったら、わたしの部屋に来る?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「結構漫画とか持ってるんだよ? 少女漫画もあるけど、男の子が好きそうなやつも揃ってるし。ふふ、どうする?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「……え? 行かない? どうして? ……あはっ、もしかして……恥ずかしいの? ん?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「ふふ、大丈夫だって。君ってまだ子供なんだしさ、そういうこと気にするのはまだ早いよ。わたしも平気だし」 //ボイス位置:7 【愛里】 「それに、お父さんたちはこのまま夜遅くまで宴会するし、この後暇だよ? わたしの部屋に来ちゃいなって。遠慮することないよ?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「もし眠たくなっちゃったら、そのまま部屋で寝ていいし。……あ、それいいかも。ふふっ、昔はよく一緒に寝たもんねー」 //ボイス位置:7 【愛里】 「ね、ね。そうしようよ。ふふっ。わたしだって、君が来るのをずーっと楽しみにしてたんだよ? 久しぶりにたーくさん遊べるって」 //ボイス位置:7 【愛里】 「だから……あっ、ごめん、ちょっとだけ待ってて?」 //ボイス位置:715 【愛里】 「なーにーお母さーん? うん……あー、そっか。それじゃあ……うん。分かった、伝えてくる」 //ボイス位置:7 【愛里】 「ねぇねぇ、お母さんが、お風呂いれたから、先に入って来なって言ってるんだけど、どうする?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「お父さんたちは、まだまだご飯食べるだろうし……今なら一番風呂だけど、入っちゃう? それとももう少しご飯食べてからがいい?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「……お風呂にする? うん、分かった。じゃあ着替えを持って、先に入ってきちゃって?」 //ボイス位置:7 【愛里】 「あ、場所分かる? えっとね、廊下の突き当りを右に曲がって、一番奥だから。ふふ、急がなくていいから、ゆっくり入ってきてねー」 /時間経過 /SE:お風呂の音 /:加工、ドア越し 【愛里】 「よっと……君ってば、バスタオル忘れてたでしょー。ふふ、叔母さんに持ってってあげてって頼まれちゃった」 /:加工、ドア越し 【愛里】 「タオル、着替えの上に置いておくねー? それと……湯加減はどう? 熱すぎたりしない? ……そっか、ならよかった」 /:加工、ドア越し 【愛里】 「それじゃあ……わたしも一緒に入っちゃうねー。んしょっと……」 /SE:着替える音、衣擦れ音 /:加工、ドア越し 【愛里】 「ん? どうしたの、そんなに慌てた声出して。ふふっ、覚えてる? 1年前もうちに泊まりに来たでしょ?」 /:加工、ドア越し 【愛里】 「あの時も一緒にお風呂入ったんだよねー。ふふっ、確か君の目に泡が入って、泣いちゃったんだっけ。ふふふ、懐かしー」 /:加工、ドア越し 【愛里】 「んしょっと……それじゃあ……っと」 /:SE:風呂のドア開閉音、以下ボイスに反響音 【愛里】 「失礼しまーす。……ん? どうしたの? 顔、ちょっと赤くなってるけど、大丈夫?」 【愛里】 「あっ……ふふ、もしかして、もしかしてー…………のぼせちゃった? あは、ちょっとお湯が熱すぎたのかな?」 【愛里】 「どれどれ……わっ、ふふっ。このお湯なら確かにちょっと熱すぎる……かな? わたしには丁度いいくらいだけど」 【愛里】 「それじゃあ、一緒にお邪魔するねー?」

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