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■いもうと02『奥手だけど健気で従順ないもうと・その1』
※実際の収録内容とは異なる場合があります。
■01
んっ……んんぅ、すぅ~~、すぅ~~……ん、んん? ふわぁ……ん~~? あ、お兄ちゃん、おはよう……おやすみなさい……ん、んぅ~~! ね、寝かせて~~……あと5分……3分でいいから……あぁん、お願い……お兄ちゃぁん……あ、あぁん。
もう、布団取っちゃ駄目~~……こ、こうなったら、んしょ……。
ん~~、えい! お兄ちゃんが布団代わり~~……あはっ、恥ずかしいなら、布団返してよぅ。わたしは、お兄ちゃんのあったかさでも寝られるから……ふわぁ~。
やぁん、もうちょっと……もうちょっとだけ寝かせて~~。朝ご飯いらないから……だって太っちゃうし。え? 朝は食べても太らない? ウソだよ、ご飯は大敵だもん。最近、お腹の辺りのお肉が……あ、あははっ、やだっ、触っちゃ駄目! くすぐったい~~。
んもう、お兄ちゃんのエッチ! 無闇に、女の子の体に触っちゃ駄目でしょう? え……抱きついてきたのはわたしの方から? わ、わたしはいいの……妹なんだから。わたしからお兄ちゃんに触るのはあり……べ、別に変な意味で触ってるわけじゃないし。
お兄ちゃんは変な意味で触ってるでしょう? わたしのお肉を調べようとして……ふ、太ってるでしょ。だから駄目なの……もっとグラマーな体ならともかく……太ってない? そ、そんなこと言って、心の中では、わたしのプニプニを笑ってるに決まって……。
そんなことない? そ、そう? なら、いいけど……でも、ほら。こんなにプニプニしてる……あ、うん。くすぐらないなら、触ってみてもいいよ? ほ、本当に大丈夫かな? 脂身……あ、んんっ……うん、大丈夫なら、いい……。
お兄ちゃんは、引き締まったいい体してるよね。え……触ってもいいの? そ、それじゃ、ちょっとだけ……わぁ、腹筋がある。硬ぁい……いいなぁ、わたしもこんなに引き締まった体が欲しい……お、男と女が違うのくらい分かってるもんっ。
フン、だ。お兄ちゃんの馬鹿……いいですよー、どーせわたしなんて可愛くない……え。か、可愛い? そんなことないってば……そ、それはお兄ちゃんの贔屓目だから……わたしなんて、クラスでも目立たないし、男子たちに相手にもされないし……。
別に、相手にされたいとかじゃないけど、もう恋人がいる子だっているのに……ここっ、恋人なんていらないよ! 男子ってなんか怖いからやだっ、わたしの理想は優しい人だもん……今はまだ、恋愛なんて考えられないし……これからだって、分からないし。
ね……ねぇ、お兄ちゃん? わたしに恋人ができたら……どう思う? お、おかしいよね、やっぱり……わたしなんて、可愛くないし、胸だって、小さくて……え? 恋愛に興味があるかって? うぅん。まぁ、なくもないけど……でも、無理だし……。
な、なんでって? 無理なのっ……なんでも! んもう、そういうこと聞くのって、デリカシーがないんだよ? わたしの理想は、優しくて頼りがいのある人なんだから……そういう意地悪言う人はナシなんだからね? んふふっ……反省してくださ~い。
……わたしは、まだ恋愛とかいいよ。お兄ちゃんがいてくれればいい……あ! でも、お兄ちゃんは恋人とか……い、いないの? そっか、そう……まったくもう、いい年して、彼女の1人もいないなんて、恥ずかしくないの? ……恥ずかしくない? そう……。
えぇ? わたしがいればいい、って……やだもう、妹相手になに言ってるの? 兄妹なんだから、恋人にはなれないのに……わ、わたしも同じようなこと言った? わたしがはいいのっ! 別に……変な意味で言ってるわけじゃないし……な、ないよ!
別に……こうしてくっつくのだって、変な意味はないんだから……兄妹だもん、一緒に寝てたっておかしくないでしょう? 妹が兄に甘えるのだって普通……だから、わたしからはいいの。妹のワガママを聞くのは、兄の努めでしょう? ふふっ……。
でも、そっか……お兄ちゃん、まだ恋人いないんだ……ふふっ……そう。良かった……まだもう少し、わたしだけのお兄ちゃんでいてくれるってことだよね。恋人ができちゃったら、きっともう、こんな風に甘えられない……それくらい、分かってるよ。
だから、もう少しだけこのままで……。
あ……お母さん、呼んでる。朝ご飯だって……うぅ、やっぱり食べないと駄目なのね……食べた方が健康的? それはそうかもしれないけど……食べないと成長できない? そ、それもそうだけど……え? えぇ……!
お、お兄ちゃん……どこ、見てるの? わたしの……む、胸、見てた……どっ、どうせ成長してませんよーっだ! んもう~~、お兄ちゃんの馬鹿っ、エッチ! もう知らないっ……知らない、けど……ね、ねぇ? お兄ちゃんも、胸……大きい方が、好き!
参考っ、参考までに……ね? だって、ほら。ちょっとでも可愛いって思われたいし……おおっ、お兄ちゃんじゃなくて、世間一般的にね!? まずは、一番身近な人に可愛いって思われないようじゃ、他人になんて見向きもされないし……うぅ……。
お……大きさじゃない? そうかな……胸の大きさだけで判断するような男を相手にするな? うん、それはもちろんなんだけど……でも、大きい方が好きなら、頑張って成長したいし……え? 今? ……んと、もうそろそろ、Bだときつくなって……。
ちょっ!? お兄ちゃんっ、ななっ、なんてコト聞くの! プライバシーの侵害だよっ、そ、そういうこと、聞いちゃ駄目でしょう!? うぅ~~! ……なぁに? Cあれば、わたしの年なら十分……だから、まだCはなくて……じゃなくて! んも~~っ!
やっぱり朝ご飯いらない! 着替えるから出て行ってっ。あと、お母さんにご飯いらないって言っておいてっ……うぅう~~! ほらほら、もう出て行くのっ……いくらお兄ちゃんでも、レディの着替えを見ていいわけないでしょう!? ……んもうっ!
はぁ~~……もう。お兄ちゃんの馬鹿……はぁ、はぁ……ごくん。馬鹿……エッチ……き、気付いてないと、思ってるのかな……お兄ちゃん、胸の話してる時、ずっと……アソコが、ムクムクしてた……ごくんっ……わたしの、胸を見て……うぅ……。
アソコが膨らんだ理由だって、分かってるんだから……お兄ちゃん、わたしの胸で興奮してたんでしょう……はぁ、はぁ……エッチ……エッチ……わたしで興奮してた……わたしで……あぁ、お兄ちゃん……お兄ちゃぁん……はぁ~~……。