03.実の妹のおっぱい
03.実の妹のおっぱい(1日目/ダイニング)
今日はずいぶん長く洗面所にいましたね。朝ごはん冷めちゃいますよ?
歯磨きを念入りに……って失礼な。わたしバイキンじゃないです
お母さんなら、お父さんと一緒にもう出ましたよ。今日はわたしがごはん支度するからって、事前に言っておいたので
なんでって、それは……
お兄ちゃんと、ふたりきりになりたかったから……
本気のトーンでキモいって言うの、やめてください……傷つきますから
それに、久しぶりに、お兄ちゃんにわたしの手料理を食べてもらいたかったんです。といっても、お弁当の残りが中心ですが。あ、お弁当もわたしが作ったんですよ
男心を掴むにはまず胃袋を掴め、なんて言いますからね
ささっ、席に着いてください
変なものなんて入れてませんっ、わたしまだそこまで病んでないですからっ
それじゃ、隣、失礼しますね……って、なんで椅子ごとずれるんですかっ
ただ隣に座っただけじゃないですかっ
変なことはしませんから、じっとしててくださいっ
はい、それでいいんです
それじゃ、お兄ちゃん……
はい、あ〜ん
あれ? お兄ちゃん、ミートボールは嫌いでしたか?
わかりました。それなら、このウインナーを、あ〜ん
……ウインナーの気分じゃなかったですか? それなら、この玉子焼きを食べてみてください。お兄ちゃん好みに味付けした、自信作なんです。はい、いきますよ、あ〜〜〜ん
……
無視しないでください……
あ、お兄ちゃん、口元にごはん粒が。今取ってあげます……
あっ! なんで避けるんですかっ、ちょっと顔を近づけただけじゃないですか?
いいからっ、ちょっとのあいだだけ目を閉じててください、ごはん粒取るので!
……ごめんなさい
もうしませんから、そんな怖い顔しないでくださいっ……
……あの、お兄ちゃん
わたしに、チャンスをもらえませんか?
お兄ちゃんの気持ちは、わかってます。でも、どうしても諦めきれないんです
一週間……ううん、三日でいいです
お兄ちゃんにわたしのことを好きになってもらうための、時間をください
三日目の夜に、改めてわたしの気持ちを伝えます
それでもお兄ちゃんの答えが変わらなければ、そのときは諦めます。諦められる自信は全然ないですけど、もうこれ以上お兄ちゃんに嫌われたくないので、頑張って諦めます
だから、お願いします、お兄ちゃん
わたしに、最後のチャンスをもらえませんか……?
ほんとう、ですか?
本当にいいんですか?
……その代わり?
はい、わかりました。約束します。もう今朝みたいに、無理やり寝込みを襲うような真似はしません。次になにかを仕掛けるときは、ちゃんとお兄ちゃんの許可を取ってからにしますね
ありがとうございます、お兄ちゃん
……それで、あの
さっそく、お願いを聞いてもらってもいいですか?
わたしの、胸をっ
わたしの胸を、触ってみてくれませんか?
胸は胸です。おっぱいです
ほら、おっぱいを触ったら、わたしのこと好きになるかもしれないじゃないですか
お兄ちゃん、女の子のおっぱい、触ったことないでしょう?
その、そんなに大きくはないですが……ちゃんと柔らかいですからっ
お願いします、触ってください
ちょっとだけ、制服の上からちょっと触るだけでいいですから!
ありがとうございます。それじゃあ、手を貸してください
しっかり指を開いて……いきますね? 押し当てますね?
んっ……
……どう、ですか?
ドキッとしませんか? 興奮してきませんか? わたしのこと、急に異性として気になってきたりしませんか?
そうですか。では次に、揉んでみてください
指先に力をこめて……ぎゅうぅ〜〜って、鷲掴みにしてください
はい、そんな感じで……あっ! んんんっ!
気色悪いって言われても、しょうがないんです! 勝手に声でちゃうんです!
あ、あぁぁっ……あっ、んん……っ!!
や、やめないでっ
お願いします、続けてください。できれば、その、両手を使って……
はい、いいです、乱暴にしていいですからっ。好きなように揉んでいいですからっ……ぁ、あっあっ、それすごいっ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんっ! あっあっあ、ごめんなさい、気持ち悪くてっ、気持ち悪い妹でごめんなさいっ……だけど、ぁぁぁぁっ、あっあっ、だめ、乳首がっ、乳首がこすれてぇっ……んッ、んーっ、んんんんッ――――!!
はぁぁ……はぁっ……はぁっ
ドン引き、しないでくださいっ
しょうがないじゃないですか。好きな男の人におっぱい揉まれて、気持ちよくならない女の子なんていないんですから
お兄ちゃんは、どうでしたか?
わたしのおっぱいで、興奮してくれましたか?
ほんの少しでも、ドキドキしてもらえましたか……?
……ですよね。その反応でわかってましたけど
でも、これで終わりじゃないですから
次はっ、次こそは必ず、お兄ちゃんを恋に落としてみせますからっ