Track 4

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エピローグ

;エピローグ 「(私なりの言い分もあるし、言い訳だってある。でも、そういうのを全部抜いて簡単に言えば『ストレス発散の為に生徒を誘惑している』というだけで……彼に対して後ろめたい気持ちは当然ある。本来なら止めるべき教師がむしろ積極的に誘惑するのだ、まともな倫理感が多少でもあれば、気が咎めて当然だろう)」 「(だからという訳じゃないが、行為だけじゃなくて彼に対しても私はのめり込んでいった……最初はかわいい生徒、次は秘密を共有している男子……そして……次第に私は彼に対して本気になっていた)」 「(もちろん、それはごくごく普通の恋愛感情ではないし、後ろめたさがありきの物だ……ただ、それが切っ掛けだとしても私は彼に対して特別な想いをどんどん強くしていき……そして、彼が卒業する頃には何かの代替物や誰かの代わりではなく……彼じゃないと満足出来なくなってしまっていた)」 ;3秒程度間 「卒業おめでとう……ふふ、そうね。さっきも言ったわね。でも、さっきはクラスのみんなに対してで今のは君だけに対してだから……ん、ちゅ……おめでと、ふふ……ん、そうね。これで先生と生徒の関係はおしまい、かな?」 「……それで、どうしよっか? 最初は先生が……ううん……私が誘惑して始まった訳だから、君がもう良いっていうなら……スパっと諦めるけど……本当? 本当に本当? ふふ、そっか……ん、よしよし、そこまで言うならしょうがないなぁ……良いよ、このまま付きあっちゃおうか?」 「ま、学校を卒業したからってバレたら良い顔はされないだろうけど……今までよりは言い訳もしやすいしね……ふふ、それはね。今までは先生として君に接してきたけど、これからは君に対しては先生じゃなくても良いから……今までとちょっと違うかも」 「もしかして、先生じゃないと嫌だった? ……ふふ、そっか……ん、そうだね。別に先生やめる訳じゃないし、年上だから色々口うるさい事も言っちゃうだろうしね……ふふ、そりゃしょうがないわよ。今までと変わるって言っても、全部変わるって訳じゃないもの……だから……これからも先生になる事があるけど、良い? ……くすくす、ありがと……うん、私も大好きだよ……ちゅ」 ;フェードアウト ;3秒程度 間

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