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■04
[三人での帰り道、途中で望愛だけが家のある別方向へ]
【望愛】それでは、また次の活動日に。
【七希】はい、それでは~!
【七希】へぇ、先輩さんもこっちなんですね。私もです。
(望愛がいなくなったので少し雰囲気が変わる七希・多少強い言い方はするけど嫌ってるわけじゃない)
【七希】……で、正直なところ部長さんとはどうなんですか?
(主「どうって言われても」)
【七希】とぼけないでください。
【七希】活動の一環とはいえ、お互いに耳を舐め合ったりする二人になんにもないわけないじゃないですか。
【七希】他にはどんな「研究」を、部長さんとしたんですか?
(主「それは部外秘ってことで」)
【七希】むぅ……私が正式な部員じゃないからって……
【七希】いいです。明後日部長さんとあった時に教えてもらいます。
(主「そういう君は部長のことどう思ってるの?」)
【七希】私ですか?私は……そうですね。
【七希】最初はあの表情への一目惚れでしたけど、今日実際に話してみて、やっぱり好きだなって。
【七希】単純に容姿が好みだっていうのもありますけど、あの精悍なのにどこか野望を秘めた熱い瞳に、とても惹かれました。
【七希】部長さんのためなら何でもしたいなって思いますし、私も、実験と称して部長とあんなことやこんなことを……ふふふ……
(主「まあ、お互い頑張ろうか」)
【七希】む……ちょっと私に耳を舐められたからって、仲良くなれたと思ったら大間違いです。
【七希】私、先輩さんのこと認めたわけじゃないですから。
【七希】あれは部長さんに頼まれたからであって、けして私の意思ではないですし。
【七希】ふふ……私、負けませんから。
(道の分岐に差し掛かるふたり)
【七希】それでは、家、こっちなので。
【七希】また後日……先輩は次回は来ちゃダメって言われてましたよね。
【七希】残念ですね~、私に耳を舐められて感じる部長さんを見れないなんて……へへへ。
【七希】それじゃ、次の次の活動で。先輩。(少しいたずらっぽく)
END