Track 1

肩もみ上手だね?

;モノローグ 「(風紀委員……マンガやアニメとかだと割とお堅くて、何だか口うるさい、そんな人が居るイメージの委員会……ま、実際はそんな口うるさい事はない。確かに風紀取り締まりが主な作業だからそういう事をしなくちゃいけないけど、そんな事ばかりしてれば他の人に嫌われるし、何より私達だって同じ学生だ。むしろこっそり遅刻チェックをする日を教えたり……そんな物だ)」 「(学校内での役割としてしているだけで、別にお給料を貰ったり……そもそも、先生達だってそれをある程度『判っていて』スケジュールを組む……つまりは定期的にそういうイベントがあるから、せめてそういう日くらいはしっかりしておきなさい、という事だ……もちろん、抜き打ちで何かをする事だってあるけど、本当に取り締まるつもりなら私達にだって教えて貰えないのが実情だ)」 「(とはいえ、いくら学生だからと言っても名目上は風紀を取り締まる人間だ。しかもその委員会の委員長ともなれば……だらしない格好や遅刻、忘れ物なんていうのは出来るだけしないべきだ……逆に言えばそういうのが少ない人間が委員長に選ばれる訳だけど……実際、今までの委員長はほとんど先生からの推薦だし、私も先生に頼まれてこうして委員長をやる事になった)」 「(まぁ、最近はちょっと風紀委員の委員長として不適格な言動をしてる……私だってただの普通の生徒で、他の人よりも猫を被るのがちょっと上手いだけだ……私が猫かぶりをしてるのを知ってる人間が委員会にくれば自然と猫を被らない時間も増える訳で……)」 ;3秒程度間 ;フェードイン 「……はぁ、暑い……えーと、後は……本当、この時期はもう……えーと、体育館の使用許可は……ん、見回りはもう終わったの? ……ほんっとーにちゃんとしてきた? だって、妙に早いし……ふーーん……じゃあ、視聴覚室の様子はどうだった? ……見て来たみたいね……ま、そうね。あなた、サボるけど、上手にサボるからね……んふふふ、そりゃ、それなりに長い付き合いだからねぇ」 「……学校ではお姉ちゃん、じゃなくて藤宮先輩! はぁ、もう……確かに2人きりだし、誰かに見られる心配も無いけど……ケジメ付けておかないとでしょうが……あー、はいはい。下校したら考えてあげる……んー? 何してるって……特殊教室とか体育館の使用許可申請……夏休み終わってしばらくしたら文化祭があるからねぇ……出し物系の練習でこういう申請がちょこちょこ来るのよ」 「ま、申請あっても基本はどこかの運動部が使ってるから……許可っていうよりも各部のスケジュールを確認して、空いてる時間を見つけて順番に割り当ててくだけなんだけどね……だーめ、これは上級生の仕事……万が一ミスがあった時に下級生だと上級生の相手大変でしょ? なら、最初から3年がやった方が良いのよ……3年はこういう各所への通知くらいしか仕事しないからね」 「受験もあるし、受験がないと自分のクラスの出し物に集中してるし……私は別。委員長だし、うちのクラスの出し物って資料展示だし……しょーがないでしょ、うちのクラス、やる気ないんだもの。だから2~3日で用意出来る郷土資料の展示なんていっっっちばん詰まんないのに決まったのよ……ま、みんなやる気無いみたいだから提案したのは私なんだけどね」 「良いのよ、別に。やる気無いのに無理に時間かかったりするのを提案してもね……それにやる気があるなら他クラスに行くって手段もあるし? ああ、3年だとよくあるわよ、クラス関係無くそっちに、ってね……先生達もそこは結構ゆるゆるだしね……ふぅ……んー、何よ……別に大変って訳じゃないけど……あ、ん……い、いきなり触るとか何……そ、そう? なら、言葉に甘える……けど」 「ん……はぁ……あ、んぅ……んぅ……ふぅ……肩もみ、上手じゃない……なんか意外……ん、はぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……んー、そりゃちょっとは凝ってるわよ……委員会じゃこんな感じで書類とにらめっこするのがほとんどだし……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ん……家に帰ったら勉強しなきゃだしねぇ……ま、それでも私はだいぶ楽な方だけどね」 「3年間、真面目にやってたし……勉強もそれなりの成績を続けてたからね……2学期で成績をすっごい落としたり、何か問題でも起こさなければ推薦枠確定で貰えるからねぇ……はぁ、んぅ……ん、はぁ……ふぅ、はぁ……ふふ、3年間真面目にやってたご褒美ってね……羨ましいならあなたも3年間、真面目にやってれば貰えるわよ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……」 「……あ、ん……ちょ、なんか……手つきがいやらしいんだけど……あ、ふぁ……ん、んぅ……気のせい……ねぇ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……ん、んぅ……気のせいっていう割りには……首筋撫でたり……肩もみに首筋を弄るなんて、無いはずなんだけど……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……開き直ってるし……あのね、真面目にって言ったそばからこんな……んぅ」 「はぁ、はぁ……ん、んぅ……はぁ、ふぁ……ふ、ふふ……くすくす……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……ふ、ふふ……くすくす……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ふふ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……んぅ」 「上機嫌じゃなくて、くすぐったいから笑っちゃうだけよ……ふふ……んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……本当、お調子者なんだから……昔からでしょうが、もう……あ、んぁ……んぅ、はぁ……ふふ……くすくす……ん、怒ったってどうせ続けるの判ってるし、言うだけ無駄なら言わないわよ……はぁ、ふぁ……ん、はぁ……ふぅ、はぁ……ふふ……どうせ誰も来ないだろうし、バレないだろうしね」 「毎年やってればそれくらい判るわよ……というか、バレる可能性があったら本気で止めてるって……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ふふ……くすくす……お昼ならともかく、時間も半端だし……大体午前中とお昼、下校時間ギリギリに集中するからね……ふぁ、ぁ……あ、んぁ……んぅ、はぁ……ふふ……何なら、悪戯しやすい時間と場所教えてあげましょうか? あら、意外そうな顔されちゃった」 「はぁ、ふぁ……ん、はぁ……くすくす……ふぅ、はぁ……風紀委員長なんて言ったって、私だってただの生徒だし……そもそも本当にお堅いならどんな状況でも悪戯したらメッ、ってするわよ……あ、んぁ……んぅ、はぁ……ふぅ、はぁ……ふふ……ただ、他の子よりも上辺を整える事が得意ってだけよ……あ、んぁ……はぁ、ふぁ……ふふ……だから、そういう抜け道も結構知ってるのよ、ふふ」 「はぁ、ふぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……ふぅ、はぁ……ふふ……んぅ、はぁ……はぁ、ふぁ……くすくす……はぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……んぅ、はぁ……あ、んぅ……んぁ、はぁ……くすくす……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ふぅ、はぁ……あ、んぁ……」 「ん……首だけじゃ満足出来ないんだ……本当、スケベよねぇ……そうね、年頃の男子でスケベじゃないなんて、むしろ病気と性癖を疑うわよね……あ、んぁ……んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……答えを待たずにするのは、男子っぽいけど紳士的じゃないと思うんだけど? んぁ、はぁ……あ、んぅ……はぁ、ふぁ……制服、汚したりはしないでね……さすがに替えの制服なんて持ってきてないから」 「んぁ、はぁ……はぁ、はぁ……あ、んぅ……ちゅぅ……本当、大胆ね……一年生でこんな事出来るの、あなたくらいじゃないの……んぁ、はぁ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふふ、そうね。みんながみんなあなたみたいに大胆だったら風紀委員の仕事、すっごい増えそうで嫌かしら……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……んぁ、ぁ……声、漏れそうだから……もっとキスして口、ふさいで」 「んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……ん、こらぁ……汚したらダメって言ったでしょうが……押しつけないの……あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……んぁ、ぁ……ふふ、悪戯始めたのはあなたなんだし、私から求めた訳じゃないわよ? はぁ、ふぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……どうしても我慢出来ないならお預けにするけど……我慢、出来ない?」 「あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、えろぉ……はぁ、はぁ……あんぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぅ……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……ふぁ、は……んぅぅぅ」 「あら、根比べ? ふふ、別に良いけど……私、そういうの強いわよ? んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぅ……そりゃねぇ……3年間、猫被って今だってそれに気づいてるのなんて……あなたくらいだろうし、ふふ……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……ふぁ、ぁぁ……れろ、ちゅるぅ……ふふ、伊達にも仮にも風紀委員長頼まれてるんだし、そういうコツは長けてるんじゃない?」 「んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……そりゃ、先生達だって間抜けじゃないでしょうし? 私が猫被ってる事くらい見抜いてる先生も居るんじゃない? ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、ぁぁ……んちゅ、ちゅるぅ……直接言われた事もないし、それとなく注意された事も無いけどね……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、ぁ……ちゅるぅ」 「ああ、でも……最近はちょっと変わったかな……あなたが私の幼馴染だって知られてからはね……んちゅ、ちゅぱ……ふぁ、ぁぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふふ、別にバレた訳じゃないと思うけどね……でも、あなたの事、ちゃんと面倒見るようにとか言われてるのよ? んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……それ、聞くんだ? 別に言われなくたって面倒くらい見るわよ、ふふ」 「あ、んぁぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……んぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……はぁ、はぁ……あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……んぁ、ぁ……ちゅ」 「ふふ……そりゃね……ここに入れる為に家庭教師の真似事までしてた訳だし? ま、想像以上に余裕だったのは……ご褒美の設定が上手だったから、かしら、ふふ……あ、んぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……あら、そう? ちゃんと入学出来たら私の始めてをあげる、って言った時のあなたの顔、今でも思い出せるんだけど、ふふ……あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……んぁ、んぅ」 「くすくす……そりゃねぇ……たった1年だけどあなたが居るか居ないかって私には重要だし……どうせあなた以外にあげるつもりも無かったしね……んぁ、ぁぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……ふふ……その気になった? でも、だーめ……だって、ここ学校だもの……くすくす……意地悪だなんて、心外ねぇ……んちゅ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ」 「あ、もう……制服汚すのはダメって言ってるのに……説得、って感じ? なら、頑張ってその気にさせてみなさいよ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……あ、んぁぁ……その気になれば、ちょっとくらいの無茶なお願いは聞いちゃうわよ、ふふ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……やる気出た? じゃ、頑張って……期待してるから、くすくす……」 「んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……あ、んぁぁ……んぁ、はぁ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……あ、んぁ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、ぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ん、はぁ……ふふ……はい、時間ぎーれ……ま、だらだらキスして、悪戯されてるのも悪くないけど……まだ作業も残ってるしね……ふふ、残念そうな顔してもだーめ……言ったでしょ、ケジメは付けないと、ってね。これだけ時間かけて落とせなかったあなたが悪いのよ、ふふ……ま、別に気持ち良くなかったとかそういう事じゃないから、そこだけは安心してよ……ふふ、判りやすいんだから」 「ん、そうね……とりあえず書類の整理はもうちょっとで終わるし、そしたら時間出来るだろうから適当に見回りして、後は下校時間まで書類の受付と通達の準備して……くすくす……そりゃ、委員会の作業があるから来てるんだし? やることはそれなりにあるわよ……もちろん、手伝ってくれたら暇な時間も増えるから……あら、催促したみたいで悪いわね、ふふ……じゃ、頑張りましょうか?」 ;2~3秒程度間