エピローグ
;行為後
「ん、と……どう? 変なところない? ……ん、オッケー。そっちは……ちょっと襟、乱れてるわよ……ほら、動かないで……はい、これで大丈夫……荷物は忘れない様にここにまとめて……あ、あとは……ごめん、水持ってきてくれる? ……ん、ありがと」
「ん……んく……ん……ふぅ……どうしたの? 喉渇いた? それなら、飲み物あるけど……もう、知ってるくせに……アフターピル、避妊薬よ……大丈夫だと思うけど、念のためにね……そりゃ、ね……子供出来たら大変でしょう……あなたと私は親子なんだし、その……あなただってこの先、彼女が出来て結婚するときに自分の子供なんていたら、困るでしょう?」
「妹だけど、実は娘……或いは弟だけど、実は息子……どっちでも良いけど、そんな風にするのはつら……あ、んぅ……ちゅぱ……こら、もう出るからだめ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅ……ふぁ、はぁ……どうしたの……こんな、風に……あ、ぅ……そ、そういうのは……簡単に言っちゃ……んぁ、んぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……だから……ダメ……喜んじゃう、からぁ……」
「はぁ、ふぁ……ほらほら、もう! 身体離して……本当に、もう……我慢、出来なくなるから……だから、今は……そういう事、言わないで……お母さん……本当に……お母さんじゃいられなくなっちゃうから……うう、この子は……判った、判ったわよっ」
「……でも、今はダメ……当然でしょ、あなたは学生なんだし、そのおじいちゃんだって居るんだし……ふぇ? き、気づいて……う、うそ……じゃないの……? あ、ぇ……そ、それじゃ……うう……その……おじいちゃんは……なんて……ぁ……おとうさん……」
「……男だけでそういう相談はずるい! ちゃんと、そういうのは……私も……本当に……ばか……ん、判った……あなたが社会に出て……その時もそう言ってくれたら……その時は……こんな薬、もう飲まない……でも、その頃にはお母さん、もうおばさんも良いところなんだから……後悔したって……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……本当……強引なところは……あの人と同じなんだから」
「……というか、その……おじいちゃんとそういう話、するんだ……え゛……ちょ、ちょっと……まさか昔……わーわーわー、やめて、無かった事にしたい訳じゃ無いけど、黒歴史だからそれぇ! ひぁ、あ……そうだけど、今は無いけどぉ……だ、だからえっちな言葉言わせようとしたり、そういうの……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ふぁ、ぁ……親をからかって、この馬鹿息子はぁ……」
「……もう、ちゃんと待ってるんだから責任取りなさいよ……お母さん、これでも職場じゃ結構モテモテなんだから……うっさい、本当だって! あのねぇ、そもそもそんなおばさんに今すっごい事言ったのはどこの誰……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅ……本当……どうしてこういう所だけ似て……ばかぁ……忘れられないわよ……ちゅぱ、ちゅ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ」
「……うん、あなたはあなた……あの人……お父さんは違うって判ってるから大丈夫だし……判ってて……求めてるから……だから……ちゃんと……待ってるからね……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅ……もう、本当に出るから……延長なんて、ダメだって……あ、んぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……しょうがないんだからぁ……少しだけだから……ね……んぁ、はぁ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……」
「れろ、ちゅぱ……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……あいしてる……愛してる……いっぱい、愛してるよ……んぁ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……」
;フェードアウト
;3秒程度間