第6話_よろこんで欲しくて後編
トラック6「よろこんで欲しくて:後編」
それじゃあ、早速始めちゃいますね。
と、その前に~
はい、アイマスクです。
今からすることは、ちょっと私には恥ずかしいので、先輩に見られないように目隠ししちゃいます。
それに視界を遮ると、ほかの感覚が敏感になるって聞きますし。
どうですか?なにも見えない真っ暗な世界に、こうやって触れてる感覚だけが私と先輩を繋げてるんですよ?
なんだか、素敵じゃないですか?
えへ、わかって頂けて嬉しいです。
それでは、始めちゃいますよ?
んふー、そんなに怯えないで下さい。
きっと、へんたいな先輩が、とっても喜ぶことですのでっ
ではー、あーんむ。
んぷ、れろ、れるちゅ、ん、れりゅ、じゅる、ちゅ、ちゅる、ちゅっぷ、ちゅぅ。
みゅふふー、先輩、どうです?
気に入って頂けましたでしょうか?
そうですか、それは何よりです。
ぁむ、んちゅ、んちゅる、ちゅ、ぢゅ、れるちゅ。
れる、んれろ、ぇろ、ぺぇろ、れろ、ぷちゅ。
はい、先輩のお耳、とっても美味しいですよぉ。
はっぷ、んぷぇ、ぷぇる、んぷ、んっちゅ、ちゅる、ちゅるる、んぢゅ、ん、ん、んぷ
んちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぷ、んる、れぷ、にゅぷ、んちゅ
れろ、えろれぉ、れぷゅ、んぷゅ、んちゅ、んぢゅ、ちゅる、れろ。
こうやって、はむはむーってするたびに、先輩の体がびくびくーってするの、好きです。
気持ちいいですか?
える、れる、ぺろ、ぺろれろ、んぷ、にゅぷ、んちゅ、にゅりゅりゅ
先輩が、こう言う音が好きだーって聞いてから、色々調べたんですよ?
そしたら、どうやらそういう趣味の人向けに、お耳を舐めてあげるーみたいな文化を持った作品があるって出てきて。
で、いろいろ勉強しました。
ちょっとあれですね、えっちな雰囲気の作品も多かったですけど、どの作品でも、とっても気持ちいいことだって描かれてました。
先輩も、そういうの聴いたりするんですか?
うふふ、れるちゅ、やっぱり~
でも、先輩は特別です。
こうやって、んちゅぷ、直接お耳を舐められたことのある人なんて、そうそういないんじゃないでしょうか。
ぁむ、んぷ、るぇ、んちゅ、ちゅる、ん、んぢゅ、ちゅる、ぷぇ。
え?こういうこと平気なのかって?
……言っておきますけど、私がこういうことを平気でやっちゃうような、えっちな女の子だって思われるのは嫌です。
私、先輩のことが好きで好きでたまらなくって、だから恥ずかしいのだって、心臓が破裂しそうなくらいのドキドキだって我慢してるんですよ?
先輩じゃなかったらこんなこと、できません。
……先輩だから、なんです。
………
もう、こんなこと言わせないで下さいよぉ。
はむ、あむ、れぅ、れるちゅ、むちゅ、んちゅる、ちゅん、ちゅむ、ちゅ、ちゅるる。
ぇぷ、ぷぇろ、れろえろれろ、ちゅ、ん、むちゅ。
反対もして欲しいですか?
はい、じゃあさっきみたいのクルってしてください。
えへ、久しぶりに先輩のお顔、見れました。
ゆでだこさんみたいに真っ赤ですよ?
私で気持ち良くなってくれるんですか?
嬉しいです。
ありがとうございます、先輩。
では。
ぁ~む。
ちゅ、ちゅる、ちゅ、れちゅ、れる、ちゅむ、むちゅ。
れりゅ、れぅ、ぇう、ん、ぺぇる、れる、んぅ、ぇる、えろ、れちゅ。
ねぇ、先輩?
先輩はこういう風にされてると、えっちな気持ちになりませんか?
私は、ちょっとだけ。
言いましたよね、いろんな作品を聴いて勉強したって。
そこではかわいい女の子やお姉さんが、ちゅる、んぷ、私の耳を舐めてくれてました。
でも、今は私が先輩のお耳を舐めてて、なんだかとっても、ん、んちゅ、不思議な気持ちです。
あの、先輩……
先輩がよかったらでいいんですが、今度私の耳も舐めてくれませんか?
私、今先輩がどれだけ気持ちいいのか、とっても気になるんです。
またドキドキで苦しくなるかもしれませんが、それでもして欲しいです。
いいんですか?
ありがとうございます。
それに、そういう作品を聴いてたら、私も好きになってきたみたいで……
はい、だから理解はあるつもりです。
とっても心地よくて、暖かくて。
そんな存在に、私はなれてますか?
「そんなのよりも、ずっとずっと素敵だよ」って……
せせせ、先輩!なに言ってるんですかぁもう!
あぁ、またドキドキが…
でも、よかったです……
先輩のこと、好きになってよかった……
先輩、大好きです。
先輩……先輩……せんぱいぃ……
ぁむ、んちゅ、にちゅ、んん、んぢゅ、んぷ、れろ、ぺろ
れろ、れちゅ、んむ、んっ、んちゅ、れる、れろれろれろー
んぷ、ん、ん、んぷ、ぇろ、れちゅ、ちゅむ、んちゅ、ちゅぅ、ちゅぱぁ
ちゅ、んちゅ、れちゅ、れるちゅ、ちゅむ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅぅ。
ぷぁ。
はぁ、はぁ。
……ふぅ。
気持ちよかったですか、先輩?
「ずっとこうしてて欲しかった」ですか。
その気持ち、とーってもよくわかりますけど、もうそろそろ行かないと文化祭終わっちゃいますよ?
でしょー?
えへ、なんだかこういう関係になれて初めてデートっぽいことできますね。
「今のだって十分恋人同士だったろ」って、
えへへ、確かにそうですね。しかもちょっとどろっとした方のカップルでした。
だからぁ、この後は健全なカップルとしての楽しみ方をしましょ?先輩。
最近ずーっと今日のための準備だー練習だーで忙しかったですし。
それに私、まだ学校のみんなの前で先輩と手を繋いで歩いたことないです。
ええ、じゃあ行きましょう!
先輩とー恋人つなぎでデートだぁ!
うふふ、楽しいです!
幸せです!
おまけトラック「プレゼント.wav」
あ、あー
ちゃんと録音できてるかな?
はい、先輩、こんばんはー
突然こんなもの送ってきて、びっくりしましたか?
えへへ。
この前、先輩の目の前でアイスを舐めてたとき、
アイスが途中で落っこちちゃって、先輩とっても名残惜しそうな顔、してましたよね?
ですので今日はその続き、と言うことで、
アイスはないんですが、先輩のお望みに応えてあげようと思いまして。
ここできっと先輩は、「アイスがないならなにを舐めるのか」って言うでしょう。
正解はこれです。私の指、です!
これをー、この前先輩の怪我してた指だと思って舐めちゃいます。
先輩、喜んでくれますか?
だったら私、とっても嬉しいです!
……言っておきますけど、これ、ものすごーーく恥ずかしいんですからね?
はい、では始めますよ?
はむ。
先輩、どうですか?聴こえてますか?
あ、ちゃんとイヤホンで聴いて下さいね?
他の人に聞かれちゃったら嫌ですよ?
えへ、だんだん楽しくなってきました…
実はこれ、録音しながら私の耳にも入ってきてるんですよ…
なんだか、とってもえっちです…
せんぱぁい、先輩の指、あったかいです…
親指だけじゃなくて、他の指も舐めちゃいます…
)
先輩、気持ちいいですか?
先輩、せんぱいっ
ふあぁ、しぇんぱい、先輩っ
好きです、先輩。
先輩の喜ぶことだったらなんだってしてあげます。
んじゅる、ちゅっぷ。
だから、先輩も私のこと、んちゅ、もっと好きになって下さい。
先輩、せんぱいっ
ふぅ、はぁ、はぁ…
…はい、今日はここまでです。
先輩どうでした?お気に召しました?
えと…
気に入って頂けたなら嬉しいです。
先輩がお望みなら、またしてあげてもいい、ですよ?
えへ、えへへへ…
それでは、おやすみなさい、先輩。
いい夢を、できたら私の夢を…なーんて!
…うわあ、袖口までベタベタだぁ…
このパジャマ、後で洗濯しておかなきゃ…
ぷちゅぅ、んちゅ、ちゅぅ。
先輩…せんぱい…
はぁ、はぁ。
…え?あれ?録音切れてない!?
うそ!?えー!?
あは、あははは…