Chapter7_秘密の甘露
■チャプター7:秘密の甘露
[チャプター6の続き・そのまま看病を続け、22時ごろ]
(以下2行の「…」は自然な呼吸音で)
………………【※左側近距離】
………………
……辛そう……
また……息が荒くなってきた……
寝汗……すごい……
……はぁ……はぁ……
ごくん(生唾を飲む)
ごめんね……私……あなたがこんなに辛そうなのに……
汗……美味しそうだなって思っちゃってる……
最低だよね……はぁ……はぁ……
ごめんね……ごめん……
ちょっとだけ……舐めさせて……
(顔や首筋に浮き出た汗を舐め取る)【※正面・顔を舐められる距離】
れる……れぷ……
……やっぱり……おいしい……
はぁ……はぁ……
ごめんね……私、こんなに悪い子でごめんね……
んちゅ、ちゅる……んぷ、ちゅる、れりゅ……
んぷ、れりゅ、んぷ、んぷ、ん……
ちゅぷ、れる、れちゅ、ぇろ、ちゅむ……
んぷ、はぷ、んみゅ、ちゅっちゅ、れちゅ……【※徐々に左の首まで移動】
このまま……ちゅる、んぷ……首筋から貰ったら……ちゅ……おいしいのかしら……
古来から……ちゅぷ……血は首筋から飲む物だって……言うものね……んぷ、んく……
でも、そんなにいっぱい飲んで……れちゅ、ちゅるる……私大丈夫かな……
幸せいっぱいで……んぷ、ちゅる、くぷ……死んじゃったりしない……かな……ちゅる……
んちゅ、ぢゅる、んちゅ……ちゅ、ちゅる、ちゅるちゅ……
んぷ、んく……ぷは…………
(舐め終了)【※左側近距離】
……ごめんね……あなたが辛そうにしてる横で、一人だけいい思いして……
ちゃんと拭いておかなきゃ……
ん……ん……ん……(タオルで主人公の顔についた汗と自分の涎を拭く)
……少し表情が良くなった……かな?
……ごめんね……あなたが寝てるのをいいことに……こんな……
大丈夫……ちゃんと見ててあげるわ……
これ以上辛くならないように、ずっと横にいてあげる……
だから……もし気づいていても許して……ね?