Chapter9:朱い約束
■Chapter9:朱い約束
[婚約記念日(3/1)の夜、約束通り血を飲ませてもらおうとする朱音・主人公の膝に対面する形で座ってる]
うん……じゃあ、いくわね……
ぁぐっ……(首筋を噛む)
(血を飲んだり舐めたりしながら/)
ぁぷ、ぐぷ……んぢゅる、ちゅぷ、ぁぷはぷ……んく……んきゅ……
やっぱりこれ……んぐ、ぢゅ……すごいわ……
喉が焼けるみたいに熱い……幸せすぎて……死んじゃいそう……
んぁっ……んぷ、ぢゅる……
あなた、苦しくない?……辛くない?
うふふ……今日は元気そうね。
去年のあの時は終わった後のあなた、なんだかぐったりしてたもの。
ちゃんと準備していてくれたのね……んちゅる、くぷ……嬉しい……
今、部屋中があなたの匂いになってる……んきゅ……
むせ返るような、けれど私にとっては心地のよい匂い……
私の全部があなたの中へと落ちていくような……私とあなたが混ざり合って境界がなくなっていくような……そんな感じだわ……
私があなたに包まれてるのと同時に……私の中にあなたが入ってく……
これはもう、同じになってしまってると言ってもおかしくないかも……
れりゅ、ぢゅる、くぷ……んぎゅ、んく……れりゅ……
匂いだけじゃない……あなたにこうやって抱きしめられて、頭を撫でられて……
まるで赤ん坊が母親に授乳されてるみたい……素敵……
あなたに……んく、ぷ……飲ませてもらってるって……感じるから……れりゅ……
(て全体で撫でていたのを、指で頭皮をなぞるような撫でに変える主人公)
んぁふ……今、撫でる手つきが変わった……
少し……んぅ……いやらしいわよ……
あんまりそういう事されると……また零れちゃう……んぢゅる、ちゅぷ……んきゅ……
二回目だから少しは慣れたと言っても……こんなの……絶対何回やっても平常心じゃできない……
んちゅ、れりゅ……んく……きゅ…………ぢゅる……
(ここぞとばかりに朱音の耳を甘噛する主人公)
ひゃぁっ……ま、まって……そんな……んっ……お耳、甘噛み……んゃ……
だめぇ……ぁ、ん……飲むタイミングが……んぁ……あなたの血、溢れる……ぅ……
(/血を飲んだり舐めたりしながら)
(飲み込めなかった血でむせる朱音)
んきゅ……けほ、けほ……
あなた……ごめんなさい……こぼれちゃった……
まだ血、止まってないのに……はぷっ
(血を飲んだり舐めたりしながら/)
んちゅる、ちゅる、ぢゅる……んく……
れりゅ、んぷ……でも、今のはあなたがいけないのよ?
待ってって言ってるのに、お構いなしにお耳噛んじゃうんだもの……
ちゅる、んく……んきゅ……あなたも、私と同じくらい興奮してるのね……れりゅりゅ……
でも、お耳はできたら……その……避けて欲しいなって思うわ……
んきゅ、んぷゅ……飲ませてもらってる時は……本当に一杯一杯だから……ちゅる、ぢゅる……っきゅぷ……
頭真っ白になっちゃう……んぷ、れりゅ……さっきのは……少し怖かった……のよ……?
(「ごめんね」と頭を撫でる主人公)
ん……わかってくれたならいいの……
あんまりされてしまうと……んちゅ、きゅ……我慢できなくなってしまいそう……だから……
あふ……ん……そうやって抱きしめてくれるのが一番いい……
ごめんね……私、わがままばかり言って……
ちゃんと……気持ちよく終わらせてあげるから……じっとしててね?
んちゅ、ぢゅる、んぷ…………んく、んきゅっ
(/血を飲んだり舐めたりしながら)
ぷは……ぁふ…………
……うん、もう血、止まってる。
あ、まだじっとしてて……首筋、ちゃんと綺麗にしてあげたいから……
(血の付いた首筋周りにぺろぺろと舌を這わえる朱音)
れる……れりゅ…………ん…………れぷ…………
んちゅ……れるれる……るちゅ……んぷ…………れりゅ…………
えへへ……綺麗になった。
……あなた、もう頭撫でるのやめていいのよ……?
(主「なんか楽しくなっちゃって」)
うん、撫で撫で、気持ちいい……
今日はこのまま……?(眠ってしまう感じなのかしら?)
うん、そうね。春休みなんだもの。少しくらいだらけた生活しても、許される……わよね?
じゃああなた、このまま撫でててね……
私も……あなたの頭、撫でてあげる。
撫で撫で……えへへv
…………やっぱり少しだるそうよ、あなた。
なんていうか、身体の動きが重いっていうか……
やっぱり無理を……
(主「……大丈夫だよ」)
……うふ、そうね。
あなたが大丈夫っていうんだもの。私はそれを信じるわ。
それに、あなたが辛そうにしてるのなら、その分私があなたに元気をあげたらいいだけだもの。
ぎゅって……するね。
ん…………
元気、でたかしら?
(頷く主人公)
えへ……よかったぁv
あなたに抱きしめられて……包まれて眠れるなんて……
私はなんて幸せものなのかしら。
幸せ……しあわせ…………v
婚約記念日に……こんな素敵な夜に……乾杯。
うふ……なんちゃって。
これじゃ、あなたの血で乾杯したみたいな言い方になってしまうわね。
確かに、私にとっては至高の甘露なわけなんだけど……
(朱音にキスする主人公)
んむ、ちゅ、ちゅる…………
ん……今のはおやすみのキス?
……じゃあこのまま……眠りましょうか。
あなた……あなたぁ…………
んぅ……ふ…………
……………………
……………………
(囁き声)
……素敵な夜をありがとう、あなた。
またこんなにお洋服を汚しちゃって……本当にごめんなさい。
今度は……来年こそは、もっと綺麗に飲んであげるから……
今度はあなたも、大人しく飲ませてくれると嬉しいわ。
ん……ちゅ。(頬にキスを)
えへ……じゃあ、おやすみなさい……大好きなあなた……
また明日からも……頑張りましょうね……
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[1年目END]